京都御苑の北側、同志社大学のすぐ近くにある相国寺。相国寺の相の字は「しょう」と読みます。あまり知られていませんが、金閣寺、銀閣寺は相国寺の塔頭寺院だそうです。そんな相国寺の魅力を紹介したいと思います。
相国寺は1392年に足利義満が完成させましたが、失火で炎上し、5年後に七層の宝塔を建立しましたが落雷で焼失するなど衰退と再建を繰り返しています。重要文化財の法堂は豊臣秀頼が寄進したものです。天井には鳴き龍で有名な狩野光信による蟠龍図が描かれています。相国とは国を助け治めるという意味で、中国から来た名称ですが、日本では、左大臣の位を相国と呼んでいました。相国寺を建てた足利義満が左大臣であったことから相国寺と名付けられたとも言われています。
相国寺の境内にある相国寺承天閣美術館は、相国寺建立600年の記念事業として昭和59年に建設されました。観内には鹿苑寺書院にあった伊藤若冲による襖絵や、長谷川等伯による竹林猿猴図、円山応挙の諸作品など中近世の墨蹟・絵画・茶道具を中心に、国宝5点、重要文化材144点を含む多くの文化財が収蔵され定期的に展示されています。
相国寺とは?
相国寺は1392年に足利義満が完成させましたが、失火で炎上し、5年後に七層の宝塔を建立しましたが落雷で焼失するなど衰退と再建を繰り返しています。重要文化財の法堂は豊臣秀頼が寄進したものです。天井には鳴き龍で有名な狩野光信による蟠龍図が描かれています。相国とは国を助け治めるという意味で、中国から来た名称ですが、日本では、左大臣の位を相国と呼んでいました。相国寺を建てた足利義満が左大臣であったことから相国寺と名付けられたとも言われています。
相国寺の魅力
相国寺は臨済宗相国寺派大本山の寺院で足利将軍家や伏見宮家および桂宮家ゆかりの禅寺です。京都五山禅院の第2位に名前があり、本堂は無畏堂(むいどう)とも言われ、法堂建築としては日本最古の建物で京都五山禅院の中で最大です。本堂には須弥壇、阻師堂壇、土地堂壇があり、本尊釈迦如来像などが安置されています。相国寺の見どころおすすめポイント
鳴き龍
天井に狩野光信が描いた龍の絵があり、特定の場所で手を叩くと音が天井と床の間で反響して龍が鳴いているように聞こえることから鳴き龍と呼ばれています。音は、1秒間に天井と床の間を約16回も往復するそうです。龍の絵は逆遠近法を使って描かれていて、狩野光信最後の作品と言われています。承天閣美術館
裏方丈九重桜
相国寺の裏方丈庭園には、常照皇寺の境内に咲いていた苗木を寄贈された九重桜があります。毎年4月中旬頃に咲く遅先の桜で幹周りは4,4m、枝ぶりは最大20mにも及ぶくらいの大きな木で国の天然記念物に指定されています。相国寺に訪れた人の声
相国寺法堂:足利義満創建の寺院で、室町期における五山文学の中心地。鹿苑寺と慈照寺は当寺の山外塔頭だ。法堂内部には釈迦如来像や迦葉尊者・阿難尊者像が祀られており、天井部には鳴き龍が描かれる。 pic.twitter.com/ztEixN3zEQ
— 仏像紹介BOT (@butsuzobot) 2015, 6月 23
@tsumitan0510 相国寺 観光客の方はみんな「そうこくじ」って読まれるんですけどね、実は「しょうこくじ」なんですよ 寺の中をぐるっと回っていただきますとね、龍が始めはお腹を向けているのに最後はひっくり返ります なのにずっとこちらを睨み続けるのですよ ふへへへへへへへへへ
— (=`・ω・´)∩Mayuko♡ (@1729_quiz) 2015, 5月 1
今日は、相国寺でのんびり。観光客が少なくて穴場やわ。 pic.twitter.com/ktvFfiUpuY
— シュガー (@cy0116) 2015, 4月 26
相国寺の詳細
■ 基本情報
- ・名称: 相国寺
- ・住所:上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
- ・アクセス:地下鉄今出川駅下車 徒歩約5分市
- バス同志社前下車 徒歩約5分
- ・営業時間:10:00~16:00
- ・定休日:特別拝観中は本山行事以外無休
- ・電話番号:075-231-0301
- ・料金:大人 800円 中学生、65歳~ 700円
- 春(3月24日~6月4日)秋(9月25日~12月15日)のみ
- ・所要時間:約60分
- ・公式サイトURL:http://www.shokoku-ji.jp/