九州の温泉地18選。どこ行く？湯巡りしたくなる知っておきたい情報まとめ

九州旅行といえば絶対に外したくないのが温泉ですよね♪どの県にも魅力的な温泉地があり、どこに行こうか迷ってしまうほど。そこで今回は、九州の代表的な温泉地の魅力をお伝えしたいと思います。長い休みが取れたら、温泉巡りをしてみませんか？

1.熊本県「黒川温泉」で自然を感じる旅

おすすめ旅館・山みず木 

「山あいの宿」という名前の通り、山の自然に囲まれた雰囲気が素敵な「山みず木」。こちらは、とにかく温泉が素晴らしいと評判！

渓谷を眺めながら入ることができる内湯はもちろんですが、露天風呂は山と木に囲まれて一瞬自分がどこにいるのか分からなくなるくらいの心地よさ。川の流れる音を聞きながら、思いっきりリラックスできちゃうんです。

料理やおもてなしも素晴らしく、リピーターが多いというのも山みず木の素晴らしさを物語っていますね。

自然を満喫・日帰り温泉 耕きちの湯

大自然に囲まれた古民家が、とっても風情のある雰囲気の耕きちの湯。雰囲気重視の温泉好きには特におすすめしたい立ち寄り湯です。

中は、男女別の内湯の他に、開放的な雰囲気の家族風呂が2棟。1つは檜造り、もう1つは切石造りになっていて、雰囲気が全く違います。好みで選ぶと良いですね。泉質はとっても優しいので、ゆっくり温まりましょう。

黒川周辺の旨いもの！

黒川温泉に行ったら、南小国から阿蘇へと続く道に並ぶ「蕎麦街道」でお蕎麦はいかがですか？中でもおすすめしたいのが、「吾亦紅」です。蕎麦作りに適した環境で育った蕎麦を石臼でゆっくりと挽き、丁寧に打ったお蕎麦は、のど越しが良く絶品！

店内には囲炉裏があり、雰囲気もバッチリです。そば街道に来たら、絶対に吾亦紅でお蕎麦を召しあがるという方はとっても多い大人気店なのです。

2.大分県「別府・湯布院温泉」で日本一を感じよう

源泉数、湧出量は日本一！ 　

温泉大国、大分県♡全国的に有名な温泉地が多く、中でも別府温泉は源泉数、湧出量は共に日本一を誇ります。源泉の数は約3000本！日本の約10分の1が集まっていて、世界的に見てもトップクラスに入るそうですよ。

別府温泉の他にも「湯布院温泉」など、全国的にも有名な温泉が数多く、温泉好きの方たちからは常に注目されている大人気のスポットです。

これぞ定番！別府地獄めぐり

別府といえば地獄めぐり！地底から湧きあがる熱湯や湯気は、まるで本物の地獄を見ているような気分になりますよ。地獄の種類も様々で、真っ赤な温泉の「血の池地獄」や、コバルトブルーの美しい温泉の「海地獄」など、種類は様々。

中にはワニやカバがいる地獄などもあり、それぞれ特徴が違うのが魅力です。

由布岳の恵みを受ける湯布院温泉 　

全国に数ある温泉地の中でも、トップクラスの人気を誇る湯布院温泉。由布岳の山麓に包まれ、湧出量は日本全国で第3位、源泉の数では全国2位！

洗練された街並みが特徴で、おしゃれなカフェやレストランがズラリ。また、ハイクラスの旅館から気軽に利用できる立ち寄り温泉まで、種類も豊富に揃っています。いつ足を運んでも、多くの観光客で賑わっています。

3.鹿児島「指宿温泉」で歴史を感じよう

お湯だけじゃない！砂むし温泉

「温泉＝お湯」っていう図式が出来上がっている方も多いのではないでしょうか？だけど指宿温泉は、お湯ではなくて「砂」なんです！

海岸に掘られた温泉の中に体を埋めると、徐々に体がポカポカ♪汗と共に老廃物が流れ落ち、身も心もリフレッシュ！一般的な温泉よりも、その効果は3～4倍も高いと結論付けられているそうなので、試してみる価値は大いにありますよ。

篤姫ゆかりの地を訪ねよう 　

指宿温泉がある指宿市は、篤姫ゆかりの地。現在建物は残っていないものの、篤姫が幼少期から18歳まで過ごした今和泉島津家別邸（領主仮屋）の石垣の一部や、松林（隼人松原）、井戸や篤姫も使ったと言われる手水鉢が残されていますよ。

今和泉島津家屋敷跡石垣の目の前には錦江湾が広がり、更に奥には桜島を目にすることができます。なお、この跡地は、鹿児島市内の大龍小学校に隣接しているため、井戸や手水鉢は校庭に残されています。

山の幸・海の幸を頂こう！いぶすき秀水園

いぶすき秀水園は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で31年連続1位を獲得した名旅館！自然に恵まれた環境で、海の幸・山の幸を使った絶品料理を頂けますよ。

仲居さんたちのおもてなしや、サービスにも定評があり、とっても贅沢なひとときが過ごせること間違いなし。砂風呂からも近く、指宿を堪能するなら絶対に外せない旅館です。

4.長崎県「雲仙温泉」でレトロな文化体験 　

見学も体験もできるビードロ美術館 　

長崎は、日本のガラス発祥の地だという事はご存じですか？雲仙ビードロ美術館は、江戸の吹きガラスや、アンティークガラスを展示。とっても美しくて繊細な作品は、どれも見ていてうっとりしてしまいます。
季節ごとに開催する企画展も必見ですよ！

また、ガラス体験工房では実際に作品を作ることも可能♪5種類から選べ、大人も子供もついつい夢中になってしまいますよ。

迫力ある雲仙地獄

雲仙地獄は、別府の地獄とは違った雰囲気が楽しめるスポットです。辺りには硫黄の匂いが立ち込め、岩の間にある噴気孔からは、真っ白い蒸気がもくもくと噴き上がって迫力満点！地獄の種類は30以上もあるので見応えはたっぷりです。

また、昼間とは違った地獄の雰囲気を楽しめる「雲仙地獄のナイトツアー」も開催されているので、是非参加してみてくださいね！

紅葉時期がオススメ！雲仙福田屋

とってもおしゃれな雲仙福田屋。「民芸モダン」をコンセプトにした旅館なので、一歩足を踏み入れると自然と落ち着く雰囲気です。

島原半島の海の幸や、地元産の食材を使ったお料理は、どれも美味しくって大満足！もちろん温泉も最高の環境が整った内湯や露天風呂、家族風呂などを完備。特に紅葉の時期は、素晴らしい景色を眺めながらゆっくり温泉に浸かることができるのでおすすめです。

5.佐賀県「嬉野温泉」で美肌になろう！ 　

嬉野温泉の歴史 　

嬉野温泉の歴史は古く、神功皇后の西征の西暦330年代にまで遡ると言われています。西征の帰りに神功皇后は、怪我をした鶴が湯浴みをして元気に去っていく姿を見て「あな、うれしや」と感嘆されたのだとか。嬉野という地名の由来は諸説あるものの、この逸話から当初は「うれしや」と呼ばれていたとされているようです。

とろとろの温泉湯豆腐で中からも美人に！ 　

嬉野に行ったら是非とも食べて頂きたいのが、温泉湯豆腐♡温泉水でお豆腐を茹でることによって、トロトロ、そして茹で汁は乳白色に変わるのです！とっても不思議ですよね。

このトロトロの湯豆腐は、どこの温泉水でも作れるのではなく、嬉野の温泉水だからできるそう。温泉水に含まれる絶妙な成分バランスが、お豆腐のたんぱく質を分解、そしてトロトロにさせるみたいですよ。温泉街には、この温泉湯豆腐が頂けるお店がたくさんあるので、足を運んでみてくださいね♪

JR「ななつ星」と椎葉山荘で極上を体感！

JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」で巡る九州の旅ツアーの宿泊先や、ミシュランガイド「福岡・佐賀 特別版」で「最上級の宿」に選ばれるなど、九州に数ある温泉宿の中でも高い評価を得ているのが特徴です。

洗練された落ち着きのある客室は、種類も豊富で、自分にピッタリのお部屋が選べるのが魅力です。また、お風呂の雰囲気も良く、極上のひと時を過ごせること間違いありません。

6.福岡県「筑後川温泉」で珍しい体験をしよう  　

筑後の夏は鵜飼いを見よう

筑後川温泉では、全国でも最近では珍しくなった鵜飼いを見ることができます。おまけに、鵜舟の周りを屋形船が囲むような形で川を下るので、他の地域よりも近くで見られるんですよ♪

真夏の夜の筑後川を、かがり火(中にはバッテリーを使用する屋形船も有り)の灯った屋形船に乗って見る鵜飼いは、とっても風情があります。貸切船の場合は、中でゆっくり食事をすることも可能。旅館によっては、鵜飼い付きの宿泊プランなどもあるので、お問い合わせを！

日帰りもOK清乃屋の温泉 　

筑後川温泉は、美肌の湯としても有名です。「せっかく筑後方面に行くのに、宿泊する時間がない」という方は、人気のお宿「清乃屋」で日帰り入浴はいかがですか？

男女別の大浴場の他に家族湯もあるので、プライバシーはしっかり守って温泉に浸かることができますよ。入浴すると、お肌はスベスベツルツル！お湯の質が優しいので、デリケートなお肌の方でも安心して入ることができます。

夏から秋はフルーツ狩りが人気！

温泉街からほど近い浮羽町は、様々なフルーツが採れる有名な産地としても知られています。筑後川温泉に行くなら、採れたて新鮮なフルーツを味わってみませんか？

市内には、フルーツ狩りが楽しめる観光農園が点在し、いちご、桃、柿、巨砲、ブルーベリーに梨など、季節の味が楽しめます。農園によっては、ジャム作りや農業の体験ができるところもあるので、興味がある方は是非！

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素材提供：トリップアドバイザー