まるで鏡のよう！水面に映る紅葉が美しいスポット７選

秋といえば紅葉！渓谷に映えるグラデーションの美しい紅葉やお寺に彩りを添える風情たっぷりの紅葉、さらには落ちたモミジがつくる真っ赤な絨毯など、ひとくちに「紅葉」と言ってもさまざま。今回は水面にうつる紅葉が美しいスポットを厳選して7つご紹介！とても幻想的な世界が広がっていますよ♪

１．蔦沼（青森県）

十和田八幡平国立公園にある「蔦七沼」のうちのひとつ「蔦沼」は、広告に取り上げられたことで一気に有名になった絶景紅葉スポット。赤く染まった木々が水面にうつる様は圧巻！特におすすめなのは、早朝です。朝焼けによって真っ赤に染まった蔦沼の光景は、まるで”赤の世界”に迷い込んでしまったよう。

蔦沼を含む6つの沼（赤沼以外）は「沼めぐりの小道」と呼ばれる遊歩道で結ばれており、約1時間半で周ることができますよ。たっぷり時間をとって、いろんな角度から紅葉を楽しむのもおすすめです♪

２．永観堂禅林寺（京都府）

”モミジの永観堂”として親しまれてきた「永観堂禅林寺」は、京都の紅葉スポットの中でも別格の美しさを誇る名所中の名所。その美しさは、古今集で和歌を詠まれたほど！特に『秋の寺宝展』の期間中にライトアップされる紅葉がおすすめ♪

昼とはちがった光景をみせてくれる放生池にうつる紅葉は、どことなしに幽玄な雰囲気を醸し出しています。秋の寺宝展は2015年11月6日～12月3日に開催されるので、ぜひ訪れてみてくださいね！

３．御射鹿池（長野県）

八ヶ岳中信高原国定公園の中にある「御射鹿池」は四季を通して美しい光景が広がっていますが、秋に訪れれば、赤やオレンジといったグラデーションの美しい紅葉が反射してとても素敵！最近は訪れる方も多くなったということで、おすすめの時間帯は人の少ない早朝です。

ちなみに、御射鹿池は日本の『ため池100選』に選ばれている人工的につくられた池。自然美と人工美のコラボレーションが生み出す景色は、ぜひとも一度は見ておきたい光景です♪

４．長老湖（宮城県）

宮城県七ヶ宿町にある「長老湖」では、青く澄んだ湖面に色づいた葉や雄大な不忘山が映りこんでとてもキレイ！また長老湖は、遊歩道を散策しながら紅葉を楽しめるだけでなく、ボートにのって湖面上から紅葉を楽しめちゃうスポットなのも魅力のひとつ♪

ちなみに周囲には「滑津大滝」「七ヶ宿湖」「やまびこ吊り橋」など見逃せない紅葉の名所がたくさんあるので、そちらもぜひ訪れてみてくださいね！

５．日本庭園 由志園（島根県）

「由志園」は、島根県の中海にぽつりと浮かぶ大野島にある、ちょっと隠れた紅葉スポット。一年中ボタンの咲き誇る「牡丹の館」が有名な由志園ですが紅葉の季節も見逃せない！冬が進むにつれて七色に変化する紅葉を風情たっぷりの庭園で味わうことができます。

また、2015年11月14日～12月5日の期間中『秋の紅葉ライトアップ 夜間観賞会』でライトアップされる紅葉はとても幻想的。水面にうつる紅葉がなんともいえません♪

６．五色沼（福島県）

毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・弁天沼・瑠璃沼・青沼など実は20～30の沼で構成されている「五色沼」は、美しいエメラルドブルーが見れる場所として有名ですが、紅葉の季節はもっと素敵！！水の青色ともみじの赤色のコントラストがとても鮮明で、まるで絵画の中に飛び込んだような風景が広がります♪

ゆっくり歩いて約1時間ほどで周れる五色沼自然探勝路のトレッキングコースや、ボートの上から紅葉をたのしめる絶景ポイントです。

７．御船山楽園（佐賀県）

国登録記念物に登録されている「御船山楽園」は、武雄の第28代領主・鍋島茂義公が約3年もの歳月をかけてつくらせた15万坪もある広大な庭園。そんな御船山楽園では、御船山を借景につくったひょうたん型の大池にうつる紅葉がすばらしい！水面がほんとうに鏡のように紅葉をうつしだしています♪

2015年10月31日～12月6日には『紅葉まつり』が、2015年11月7日～11月23日には『たまゆらの夕べ』という紅葉のライトアップが行われるので、昼とは違った御船山と紅葉のコラボレーションを楽しむことができますよ！
いかがでしたか？赤やオレンジに色づいた紅葉が水面にうつる光景は、まさに絶景のひとこと。今年の秋は、足を延ばして美しい水面に映える紅葉スポットめぐりを楽しんじゃいましょう♪