もし紅葉を見逃したら、関東で最も遅い紅葉が楽しめる修善寺へ！

紅葉の時期に、ドンピシャでお目当ての場所に行けるかというと、これはなかなか難しい。関東で最も遅い紅葉のメッカ修善寺なら、11月中旬から、12月の上旬まで、十分楽しめます！

1.曹洞宗福知山　修禅寺

修善寺温泉街の中心にある、No.1紅葉スポットで、境内の紅葉は見事です。西暦807年に空海（弘法大師）が創建した古刹で、鎌倉幕府の2代将軍、源頼家が幽閉されていたことでも有名です。

修禅寺庭園（東海第一園）

これまで非公開だった、修禅寺の中庭にある、東海第一園は、秋の紅葉シーズンに合わせて、公開されるようになりました。趣きのある方丈書院の前に、大小の岩を積んで、滝や池を造り、背後の山を借景とした、回遊式の庭園で、明治40年には、大正天皇もおいでになり、「東海第一の庭園である」とおっしゃられたことから、東海第一園と呼ばれるようになりました。庭園は、修禅寺のホームページで、公開時期を確認してお出かけください。

2.桂川沿いの竹林の小径（こみち）

温泉街の中央を流れる桂川の両側も、紅葉がとても美しいエリア。川岸に建つ古い木造旅館や、桂川に架かる朱色の橋など、紅葉を引き立たせる撮影ポイントも目白押しです。
桂川沿いの遊歩道の左右には、見事な竹林が続いていて、雰囲気も抜群。竹製の円形ベンチに仰向けになって座れば、空の青と、緑の竹とのコントラストが素晴らしいです。

3.指月殿

幽閉されたのち暗殺された、2代将軍源頼家の冥福を祈り、母北条政子が寄進した、伊豆最古の木造建築物で、本尊の釈迦如来像は、右手に蓮の花を持つ非常に珍しい造型です。修禅寺、竹林の小径、とともに、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで、2つ星の評価を得た、必見の建物です。

4.虹の郷・もみじ林

「虹の郷」
修善寺温泉から1.5キロほど離れた場所にある公園型テーマパークで、いろんな国の名前が付けられた庭園があり、紅葉の時期は、日本庭園の紅葉のライトアップが美しいですね。
「修善寺自然公園もみじ林」
虹の郷に隣接した自然公園で、1ヘクタールに約1000本のもみじが群生しています。
「とっこの湯（足湯）」
修善寺温泉は見どころがたくさんあるので、観光協会のホームページをチェックしてみてください。
特に紅葉の季節は、イベント盛りだくさんですよ！