【秋祭りガイド2014】この10月に開催される、国内の超人気5大祭りまとめ

日本の秋には祭りがあります。神社の例大祭や収穫祭や感謝祭・・・。日本人は秋には五穀豊穣を古くから祭りで祝ってきました。日本の秋の風物詩である祭りの中から大人気の5つの秋祭りをまとめました。

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1. 秋の高山祭　【岐阜県高山市】

16世紀後半頃から続く岐阜県高山市の伝統行事。春と秋に行なわれ、秋祭りは「八幡祭」とよばれています。伝統衣装に身を包んだ大行列「御神幸」、からくり奉納、屋台曳き揃え、屋台曳き回し、夜に行なわれる宵祭などの行事が有名です。

からくり奉納

豪華な屋台も見どころではありますが、高山ならではといえば、「からくり奉納」。囃子にあわせてからくり人形が踊ったり演技したり・・人形とは思えない巧みな動きに大勢の人たちが息をのんで見守ります。

2. 長崎くんち　【長崎県長崎市】

長崎市の諏訪神社の例祭。国の重要無形民俗文化財となっています。龍踊（じゃおどり）、鯨の潮吹き。太鼓山（コッコデショ）、阿蘭陀万才、御朱印船など、南蛮文化の影響を受けた長崎ならではのダイナミックなお祭りです。

神輿ではなく御朱印船です。

長崎ならではのスタイルです。重量は5トンほどあるという御朱印船を曳き回す様子はダイナミックそのもの。商店街や町行く人々からも思わず歓声があがります。「モッテコイ！」とはアンコールを意味する掛け声です。

3. 時代祭　【京都府京都市】

京都の平安神宮のお祭り。葵祭や祇園祭に並ぶ京都三大祭となっています。
8つの時代のそれぞれの衣装を着た人たちが行列になり街を練り歩き、行列の先頭には京都府知事や京都市長が名誉奉行を勤めるのがならわしです。

明治維新から始まり延暦時代まで

行列は明治維新から時代を順番に遡っていき、その当時の衣装を身に着けた人物が登場します。織田信長や坂本竜馬、楠正成など大勢の歴史上の人物も登場しますが、京都で一番人気はやはり平安時代婦人列の紫式部や清少納言。人気の人物が近づくと観客からも拍手や歓声が飛び交います。

4. 横浜オクトーバーフェスト　【神奈川県横浜市】

横浜の赤レンガ倉庫で行なわれるドイツビールのお祭り。ドイツで毎年行なわれるビールのお祭り「オクトーバーフェスト」を日本でも開催しようといった試みです。近年は日本各地でオクトーバーフェストが開催されていますが、その中でも横浜は草分け的で最大級のもの。

ビールは約90種類！

ドイツ製の大型テントを設置し、席数は1950席用意されます。
本場ミュンヘンのオクトーバーフェスト公式ドイツビールや過去最多の約90種のビールが楽しめます。日本初上陸のビールもありますよ！

5.　岸和田十月祭礼だんじり祭 【大阪府岸和田市】

１番有名な秋祭りといえば、メディアで熱気ある祭りとして紹介される「岸和田だんじり祭」でしょう。
1703年に岸和田藩主岡部長泰公が五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭が始まりと伝えられる300年超の歴史ある祭りです。

この ”だんじり（地車）”、実は、、重さ４トン！その重さを感じさせずに豪快に勢いよく引き回して町を何周も駆ける、とても男らしい祭りですね。
そして、だんじり祭の１番の見どころは、なんといっても「やりまわし」。「やりまわし」とは、走ってスピードにのったまま直角に曲がること。普通に考えたら曲がり切れないですよね。当然、観客もドキドキハラハラ。でも、いつの間にか高度なテクニックと迫力に魅了されますよ。

番外編. 秋のワイン祭り　【北海道池田町】 チケット完売しました・・・

ぶどうの収穫とワインの仕込を祝うお祭りが北海道十勝にある池田町で行なわれています。池田町では町営でブドウの栽培をし、ワインの醸造をおこなっていることから、この「秋のワイン祭り」は町をあげての一大イベントとなっています。樽から直接注ぐワインは飲み放題！

牛の丸焼きは見ごたえ・食べごたえ満点！

十勝といえば食べ物も美味しいところ！ワインがのみ放題だけでなく北海道産牛の網焼き、鮭のチャンチャン焼き、牛の丸焼きなどなど十勝の美味しい味を満喫できるのがこのお祭りの醍醐味です。

ただ、、このお祭りは限定５０００人。今年チケットを買えなかった人は来年挑戦してくださいね。