沖縄には素敵な島が一杯♪青い空と透明な海、サンゴ礁の上を泳いだり、熱帯魚たちと遭遇したり、ビーチにパラソルを立てて横になったりと、観光旅行で南国気分を味わいたいのなら外せないスポットでしょう。今回はそんな沖縄の中でも、今注目の水納島についてご紹介したいと思います。
住んでいる人よりも観光客の方が圧倒的に多いという素晴らしい観光地。確かに住むにはちょっと不便ですが、人里離れた観光スポットに一度は行ってみたいものですよね。そんな願いを叶えてくれるのがこの水納島です。
以前は無人島だったということなので、日本国内でも特に自然が綺麗に残されています。「いつも都会の喧騒にのまれていて疲れている…」なんてお疲れ気味の方には、静かな海辺でのんびりと過ごすスポットとしてオススメですよ!
水納島ではほとんどが暖かい時期なので、服装にもあまり困りません。もし万が一冬に観光に訪れることがあるなら厚手のジャケットを持って行ったほうが良いでしょう。でもそれ以外は長袖のシャツがあれば大丈夫です。
最近では温暖化現象が活発化してきていますから、夏でもどこへ旅行しようなんて悩んでしまう人も多いはずです。特に海沿いとなると暑い印象が強いので避けてしまいがちですが、ここは暑すぎず過ごしやすいというので嬉しいですよね!
真っ白な砂浜は透明度が高く、のんびりと眺めているだけでも心が癒されます。
無人島の一つの特権である海水浴スポット。無人島は回りが全て海であるため、海水浴スポットには事欠きません。どこでも泳げるし、マリンスポーツなんかもできてしまう。シュノーケリングなど楽しんでみてはいかがでしょうか?
のんびりと散策する旅行もできちゃう、アクティブにシュノーケリングなどをして遊ぶこともできちゃう。そんな様々な楽しみ方ができる水納島ですが、おすすめのスポットはもちろん気になりますよね。早速見ていきましょう!
大きな波がなく、危険な水生生物も多くない、安全なビーチで遊びたいならここがおすすめです。ここに行くならゴーグルを持って行きましょう。遠浅の海でスノーケリングすれば海の綺麗さも自分の目で確かめられます。
海に必要な道具を一式レンタルできてしまうというのは嬉しいポイントですよね!また波が穏やかというところも安全ですので、あまり泳ぎが得意でないという人でも安心して楽しむことができますよ!シュノーケリングが初めてという方もぜひ最初はここをオススメします。
水納島の北側、木や草が生い茂る道の先に水納島御嶽があります。めったに人が訪れることがなくひっそりしていますが、水納島出身者の方も訪れる島の聖なる場所です。
適度に日光が差し込み、木々がそこまで密集していないので、気持よく散歩、散策ができるこの林。木々も高樹齢の木が多く、背丈が低めなのが特徴。海水浴で楽しんだら今度は緑を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
過ごしやすい水納島ですが、もちろん夏になると日差しは強くなるのは仕方がないことです。しかしここならば木々があるため、森林浴もできてしまいます。海だけでなく、緑の自然豊かな場所もあるのがこの島の魅力かもしれませんね!
渡り鳥は陸から離れた岩の小島上に巣を作る習性があります。季節には渡り鳥の声が賑やかになり、バードウォッチングには最適です。ビーチの海の波音と渡り鳥の鳴き声は心にやすらぎをもたらしてくれます。行ってみたい!
干潮時に歩いて渡ることができるというのは、なんだか不思議でワクワクしてしまいますね!ちょっとした神秘的なものを感じてしまいます。ダイビングだけでなく、バードウォッチングができるというところも鳥と人間が共存しているような感じがして素敵ですね。
船着場の近くのパーラーは便利ですよね。島には船でのアクセスが基本ですから、船着場近くにあるレストランは貴重です。基本的には沖縄名物と大きく変わりませんが、水納島にしかないものもありますので、チェックしてから行きましょう!
水納島は観光スポットも素敵な場所が多くありますが、食べ物だって美味しいのです!沖縄の名物も楽しむことができますし、水納島ならではの食事も楽しめるということなので、訪れた際にはどちらも食べてみてくださいね!
沖縄グルメの代名詞とも言えるほど有名な沖縄そば。ラーメンのチャーシューに値するてびちもしくは炒めた豚肉がトッピングされており、スープはあっさりしていて飲みやすいのが特徴です。ネギと紅しょうがをたっぷりかけて召し上がれ!
濃い味はちょっと苦手という人でも、あっさりしたスープのずばならば食べやすいことでしょう。お店によっても様々な工夫が施されていることによって、お店ごとに違う味わいができます。「ずば巡り」をしてみても楽しいかもしれません。
カツオめしはあまり本島でも一般的ではありませんが、水納島で食べられる人気のグルメの一つとなっています。鰹の風味が豊かな丼で、イカの旨味もたっぷりです。吸い物とつけものセットで召し上がりましょう!
水納島だからこそ人気の食事、1品目がこちらです。たしかに本島に住んでいるとあまり見かけないですよね。でもとても美味しそうです!また炊き込んであるというところがご飯全体にも味がしみ込んでいますので、最後まで美味しく食べることができそうですね!
水納島のお土産を手に入れるのは至難の業ですが、この雑貨屋さんならふさわしいお土産が見つかるかもしれません。人口40人の島ですから観光産業の規模も大きくありません。島の心温まるお土産を買って帰りましょう♪
こちらはお食事は置いてはいませんが、お土産を買うことができるお店です。お店の外観のナチュラルな雰囲気が、この水納島にぴったりと合っていて素敵です。ハンドメイドというところがまた温かく、お土産にも最適ですね!
渡久地港から水納島へは、水納港行きの高速フェリーで向かいます。大体15分ほどで到着します。出航時刻は時季によって違いますので、「水納海運」のホームページで前もってご確認下さい。
この島のビーチは安心して熱帯魚と泳げるスポット。いつ行っても波は落ち着いているし、水もきれいなので、子供を連れて行くのにも良いという評判です。30センチくらいの大きさの魚がうようよしていて、まわりに寄ってくるとの事なので期待できますよ♪
また、この熱帯魚は幼魚の間は群れで泳いでいるそうですが、成長すると単独で水中生活をするようになるそうですので、海中で出会ったらよく観察すれば面白いと思います。ちなみに中には褐色に近いものもいるそうですよ。
成魚では25センチほどにもなるこのお魚の群れが目の前に出て来て、感動する人が結構多いようです。もちろん、他のお魚たちと共にとても華やかですから、水中カメラで撮る人もいるほどのもので、ダイビングカメラマンがオススメする熱帯魚です♪
ちなみに赤ちゃんツノダシが海流に乗って本州沿岸で確認されることもあるそうです。
ちなみに他の魚といっしょに群れているようなので、注意深い観察が必要ですね。ビーチではこのルリスズメダイの他にもハマフエフキダイやアジなど、いろんな種類のお魚が観察できるので、子供達も大喜び間違いなしなのです。
食べる事もできるようですが、美しいため一般家庭では観賞用のお魚としても飼育されているようです。水納島でキンギョハナダイの群れを間近で見るとリアルに癒される人もいるほとで、穏やかな水面に透明度の高い清らかな水納島の海の中は最高ですね。
水納島のサンゴはとっても綺麗なので、そこで可愛らしいハタタテハゼの赤ちゃんに出会えるとさらにラッキー。海外からの観察者もいるほどの人気があるとかで、綺麗に写真に収めようとしても引っ込んでしまうツンデレハゼのようです。
クマノミはトンボダイとかチンチクリという別名でも知られていますが、尾ひれは三角形で、オスは橙色ですが、メスは白ですので、観察する場合は注意してみると良いでしょう。ちなみにクマノミの赤ちゃんは橙黄色の体に、白い横縞を持っているそうですよ♪
赤ちゃんチョウチョウウオは全体的にオレンジ色。成長するにつれて黄色くなってくるようで、大群になることもあるとか。ちなみに珍しい事もあって、一般家庭用の観賞魚としてはあまり流通していないそうです。
水納島にいるカラフルな熱帯魚たちと出会うと時間が経つのを忘れてしまうようですね♪
このハマフエフキダイ(浜笛吹鯛)は口が特徴。笛を吹くような形からこのように名付けられたようです。水納島のこのお魚が大好きっ!という人も多くいるようで、海の中でも大きいので目立つからでしょうか。ハマフエフキダイは沿岸の浅い海で生活する魚なので、ビーチでもよく出会えるのでしょうね♪
沖縄本島から気軽に行ける水納島。人気の観光スポット「美ら海水族館」からも比較的近く、2つがセットになった日帰りツアーなどもありますので、是非一度足を運んでみて下さい。
水納島での観光旅行とは珍しい魚たちと出会えるビーチ、思わずうっとりするような熱帯魚の群れをじっくり観察できるかも。それはこの島にはまだまだ自然が残されているのと、安全でクリアな海が広がっているからでしょうね。またこの素晴らしい島は、やって来る人の心を時には癒したり、またここに来ようという気持ちにもさせてくれる場所のようです♪
1.水納島とは
http://ayumiaruki.exblog.jp/18121870/
水納島は本部半島の沖合、西1.5km、西1.5kmのサンゴ礁に浮かぶ三日月型の小さな島です。人口は40人あまり。以前は無人島で、島全体が「メンナノ御嶽」として聖域とされていました。現在は年間60,000人を越える観光客が訪れ、ダイビングやシュノーケリングのスポットとして有名です。住んでいる人よりも観光客の方が圧倒的に多いという素晴らしい観光地。確かに住むにはちょっと不便ですが、人里離れた観光スポットに一度は行ってみたいものですよね。そんな願いを叶えてくれるのがこの水納島です。
以前は無人島だったということなので、日本国内でも特に自然が綺麗に残されています。「いつも都会の喧騒にのまれていて疲れている…」なんてお疲れ気味の方には、静かな海辺でのんびりと過ごすスポットとしてオススメですよ!
2.水納島の天候
http://shimanosanpo.com/churajima01/miyako00/kikou.htm
温暖な気候の水納島では冬の寒い時期を除けば、ずっと半袖で過ごすことができます。周りを海に囲まれているため真夏でも気温が上がり過ぎることはなく、一日の気温の変化も小さいので、過ごしやすい気候です。平坦な土地には日差しを遮るものがほとんど無いので、強い日差しには注意が必要です。水納島ではほとんどが暖かい時期なので、服装にもあまり困りません。もし万が一冬に観光に訪れることがあるなら厚手のジャケットを持って行ったほうが良いでしょう。でもそれ以外は長袖のシャツがあれば大丈夫です。
最近では温暖化現象が活発化してきていますから、夏でもどこへ旅行しようなんて悩んでしまう人も多いはずです。特に海沿いとなると暑い印象が強いので避けてしまいがちですが、ここは暑すぎず過ごしやすいというので嬉しいですよね!
3.水納島の観光スポット
水納島は周囲約4.6kmで、周りを美しいサンゴ礁とビーチに囲まれている島です。真っ白な砂浜は透明度が高く、のんびりと眺めているだけでも心が癒されます。
無人島の一つの特権である海水浴スポット。無人島は回りが全て海であるため、海水浴スポットには事欠きません。どこでも泳げるし、マリンスポーツなんかもできてしまう。シュノーケリングなど楽しんでみてはいかがでしょうか?
のんびりと散策する旅行もできちゃう、アクティブにシュノーケリングなどをして遊ぶこともできちゃう。そんな様々な楽しみ方ができる水納島ですが、おすすめのスポットはもちろん気になりますよね。早速見ていきましょう!
(1) 水納ビーチ
水納ビーチは、小さな子ども連れの家族も安心して遊ぶことができる穏やかなビーチです。ビーチパラソルやビーチチェアなどをレンタル出来るので、島に着いたらまずレンタルショップに行ってみましょう。水の透明度が高いので、海を覗くと熱帯魚を見ることもできます。日差しが強いので、日焼け対策を忘れずに。大きな波がなく、危険な水生生物も多くない、安全なビーチで遊びたいならここがおすすめです。ここに行くならゴーグルを持って行きましょう。遠浅の海でスノーケリングすれば海の綺麗さも自分の目で確かめられます。
海に必要な道具を一式レンタルできてしまうというのは嬉しいポイントですよね!また波が穏やかというところも安全ですので、あまり泳ぎが得意でないという人でも安心して楽しむことができますよ!シュノーケリングが初めてという方もぜひ最初はここをオススメします。
(2) 水納御嶽
適度に日光が差し込み、木々がそこまで密集していないので、気持よく散歩、散策ができるこの林。木々も高樹齢の木が多く、背丈が低めなのが特徴。海水浴で楽しんだら今度は緑を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
過ごしやすい水納島ですが、もちろん夏になると日差しは強くなるのは仕方がないことです。しかしここならば木々があるため、森林浴もできてしまいます。海だけでなく、緑の自然豊かな場所もあるのがこの島の魅力かもしれませんね!
(3) カモメ岩のビーチ
港の反対側にあるカモメ岩のビーチ。島の南にあり、干潮時には歩いて渡ることができます。渡りの時期になると野鳥のアジサシの群れがやってきて巣作りをする場所です。カモメ岩周辺は北部有数のダイビングスポットにもなっています。渡り鳥は陸から離れた岩の小島上に巣を作る習性があります。季節には渡り鳥の声が賑やかになり、バードウォッチングには最適です。ビーチの海の波音と渡り鳥の鳴き声は心にやすらぎをもたらしてくれます。行ってみたい!
干潮時に歩いて渡ることができるというのは、なんだか不思議でワクワクしてしまいますね!ちょっとした神秘的なものを感じてしまいます。ダイビングだけでなく、バードウォッチングができるというところも鳥と人間が共存しているような感じがして素敵ですね。
4.水納島の名物
オンシーズンになると船着場のすぐ近くにパーラーが並ぶので、そこで食事をすることができます。船着場の近くのパーラーは便利ですよね。島には船でのアクセスが基本ですから、船着場近くにあるレストランは貴重です。基本的には沖縄名物と大きく変わりませんが、水納島にしかないものもありますので、チェックしてから行きましょう!
水納島は観光スポットも素敵な場所が多くありますが、食べ物だって美味しいのです!沖縄の名物も楽しむことができますし、水納島ならではの食事も楽しめるということなので、訪れた際にはどちらも食べてみてくださいね!
(1) 沖縄そば
http://ja.wikipedia.org/wiki/
沖縄の方言で「ずば」と呼ばれる沖縄そばは、味も具材もバリエーション豊富な人気食で、沖縄の人は毎日食べる人もいるほどです。店ごとにこだわりや工夫があるので、水納島の沖縄そばを味わってみては。 沖縄グルメの代名詞とも言えるほど有名な沖縄そば。ラーメンのチャーシューに値するてびちもしくは炒めた豚肉がトッピングされており、スープはあっさりしていて飲みやすいのが特徴です。ネギと紅しょうがをたっぷりかけて召し上がれ!
濃い味はちょっと苦手という人でも、あっさりしたスープのずばならば食べやすいことでしょう。お店によっても様々な工夫が施されていることによって、お店ごとに違う味わいができます。「ずば巡り」をしてみても楽しいかもしれません。
(2) カツオめし
http://junoblog.seesaa.net/article/5601465.html
パーラーでは、オリジナルのカツオめしも食べることができます。カツオめしはかつおのなまり節とソデイカを使った沖縄風の炊き込みご飯です。 カツオめしはあまり本島でも一般的ではありませんが、水納島で食べられる人気のグルメの一つとなっています。鰹の風味が豊かな丼で、イカの旨味もたっぷりです。吸い物とつけものセットで召し上がりましょう!
水納島だからこそ人気の食事、1品目がこちらです。たしかに本島に住んでいるとあまり見かけないですよね。でもとても美味しそうです!また炊き込んであるというところがご飯全体にも味がしみ込んでいますので、最後まで美味しく食べることができそうですね!
(3) 海と島の雑貨屋さん クロワッサンアイランド
http://blog.goo.ne.jp/gucchi0825/m/201406
水納島で唯一の雑貨屋さんです。ショップでしか買えないハンドメイドのオリジナル商品が所狭しと並べられており、水納島を訪れた記念に買って帰られる人も多いとか。ダイビングショップも併設されており、店内はダイバーたちの交流の場所としても賑わっています。 水納島のお土産を手に入れるのは至難の業ですが、この雑貨屋さんならふさわしいお土産が見つかるかもしれません。人口40人の島ですから観光産業の規模も大きくありません。島の心温まるお土産を買って帰りましょう♪
こちらはお食事は置いてはいませんが、お土産を買うことができるお店です。お店の外観のナチュラルな雰囲気が、この水納島にぴったりと合っていて素敵です。ハンドメイドというところがまた温かく、お土産にも最適ですね!
■ 基本情報
- ・名称: 海と島の雑貨屋さん クロワッサンアイランド
- ・住所: 沖縄県本部町水納島
- ・アクセス: 水納港から徒歩5分(桟橋から続く道を行くと案内標識があるそうです)
- ・営業時間: 11:00~16:00(季節によって変更あり)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0980-47-2369
- ・公式サイトURL: http://www.croissant-island.com/
5.水納島へのアクセス
http://www.minnajima.com/index4.html
那覇市内から水納島へは、まず沖縄自動車道・許田ICを経由して、名護市から本部半島に入り、渡久地港まで移動します。ここまで通常1時間半ぐらいかかると思います。渡久地港から水納島へは、水納港行きの高速フェリーで向かいます。大体15分ほどで到着します。出航時刻は時季によって違いますので、「水納海運」のホームページで前もってご確認下さい。
6.基本情報
http://ja.wikipedia.org/wiki/
■ 基本情報
- ・名称: 水納島(みんなじま)
- ・アクセス: 渡久地港から水納港までフェリーで15分。
- 水納海運の公式HP
- ・電話番号: 0980-47-3641(もとぶ町観光協会)
- 0980-47-5179(水納海運)
- ・公式サイトURL: もとぶ町観光協会のHP
水納島のビーチやポイントで出会えるお魚たち
この島のビーチは安心して熱帯魚と泳げるスポット。いつ行っても波は落ち着いているし、水もきれいなので、子供を連れて行くのにも良いという評判です。30センチくらいの大きさの魚がうようよしていて、まわりに寄ってくるとの事なので期待できますよ♪
色が綺麗な「キイロハギ」
肌が真っ黄色な「キイロハギ」。岩礁域や珊瑚礁などに生息しているこのお魚を水族館で見た人もいるはずです。ひれを含め全体がきれいな黄色をしていますが、背びれにはトゲがあるので注意した方が良いでしょう。主に藻類などの食べるようですが、海の底の小動物も食べるとか。また、この熱帯魚は幼魚の間は群れで泳いでいるそうですが、成長すると単独で水中生活をするようになるそうですので、海中で出会ったらよく観察すれば面白いと思います。ちなみに中には褐色に近いものもいるそうですよ。
感動する「ツノダシ」の群れ
背中にピンと角が生えているかのような「ツノダシ」。背びれの形が鎌に似ているこのお魚は、平たい体に尾ひれに向かって黄色みがかっていて、黒く太い横シマが2本あります。黒い口唇の中には長い毛のような歯が生えているので、口を開けたらびっくりするかも。成魚では25センチほどにもなるこのお魚の群れが目の前に出て来て、感動する人が結構多いようです。もちろん、他のお魚たちと共にとても華やかですから、水中カメラで撮る人もいるほどのもので、ダイビングカメラマンがオススメする熱帯魚です♪
ちなみに赤ちゃんツノダシが海流に乗って本州沿岸で確認されることもあるそうです。
大喜び間違いなしの「ルリスズメダイ」
この島のビーチにはお魚が沢山いますが、全身がホントに鮮やかな瑠璃色をしている「ルリスズメダイ」は大きさが約6センチで可愛らしいもの。メスは尾びれが透明で、オスは尾びれまで瑠璃色です。実はメスのほうが小さく、オスは6匹ほどのメスをハーレムで囲っているとか。ちなみに他の魚といっしょに群れているようなので、注意深い観察が必要ですね。ビーチではこのルリスズメダイの他にもハマフエフキダイやアジなど、いろんな種類のお魚が観察できるので、子供達も大喜び間違いなしなのです。
「キンギョハナダイ」に癒される
金魚に似ているという「キンギョハナダイ」。見たら誰でも分かるこの熱帯魚は、実は生まれた時はメスでも成長するとオスになるというびっくり魚。沿岸の岩礁やサンゴ礁に棲み、メスは大きくて7センチ、オス15センチと長い楕円形の体と熱帯魚らしい鮮やかな赤い橙色をしています。食べる事もできるようですが、美しいため一般家庭では観賞用のお魚としても飼育されているようです。水納島でキンギョハナダイの群れを間近で見るとリアルに癒される人もいるほとで、穏やかな水面に透明度の高い清らかな水納島の海の中は最高ですね。
綺麗なサンゴと可愛い「ハタタテハゼ」
水深の浅いサンゴ礁域に生息しているという「ハタタテハゼ」。沖縄の海ではよく撮影されている可愛いらしいお魚です。体長は5センチほどで、ハタ(旗)を立てたような長い背びれがその特徴。体の後ろにいくにつれて黄色から赤へとグラデーションされていく体色が美しいです。水納島のサンゴはとっても綺麗なので、そこで可愛らしいハタタテハゼの赤ちゃんに出会えるとさらにラッキー。海外からの観察者もいるほどの人気があるとかで、綺麗に写真に収めようとしても引っ込んでしまうツンデレハゼのようです。
ニモをイメージさせる「クマノミ」
水納島はオレンジ模様など、数種類のクマノミと出会える絶好の場所。クマノミを海中で初めて見る人にとっては、ニモとイメージが重なって、この熱帯魚を見ただけでも大満足します。背が黒で腹が橙黄色のそのずんぐりとした体には2本の白いヨコ縞があって、オスは10センチ、メスは15センチほどまで成長するようです。クマノミはトンボダイとかチンチクリという別名でも知られていますが、尾ひれは三角形で、オスは橙色ですが、メスは白ですので、観察する場合は注意してみると良いでしょう。ちなみにクマノミの赤ちゃんは橙黄色の体に、白い横縞を持っているそうですよ♪
時間が経つのを忘れる「チョウチョウウオ」
チョウチョウウオ(蝶蝶魚)はの岩礁やサンゴ礁域に生息しているお魚。並チョウとも呼ばれていて、大きさは20センチほど。頭部に太い黒帯と白い帯が縦に入っていて、腹部には茶色の線が平行に入っています。この魚は主に藻などを食べているようです。赤ちゃんチョウチョウウオは全体的にオレンジ色。成長するにつれて黄色くなってくるようで、大群になることもあるとか。ちなみに珍しい事もあって、一般家庭用の観賞魚としてはあまり流通していないそうです。
水納島にいるカラフルな熱帯魚たちと出会うと時間が経つのを忘れてしまうようですね♪
ビーチに出現する「ハマフエフキダイ」
沖縄で美味なるものといえばタマン。もちろん「ハマフエフキダイ」の事で、大きいのになると80センチにもなるというお魚です。このタマンがビーチのすぐ近くまでやってくるので、餌付けして楽しむことも出来るようになっています。このハマフエフキダイ(浜笛吹鯛)は口が特徴。笛を吹くような形からこのように名付けられたようです。水納島のこのお魚が大好きっ!という人も多くいるようで、海の中でも大きいので目立つからでしょうか。ハマフエフキダイは沿岸の浅い海で生活する魚なので、ビーチでもよく出会えるのでしょうね♪
沖縄本島から気軽に行ける水納島。人気の観光スポット「美ら海水族館」からも比較的近く、2つがセットになった日帰りツアーなどもありますので、是非一度足を運んでみて下さい。
水納島での観光旅行とは珍しい魚たちと出会えるビーチ、思わずうっとりするような熱帯魚の群れをじっくり観察できるかも。それはこの島にはまだまだ自然が残されているのと、安全でクリアな海が広がっているからでしょうね。またこの素晴らしい島は、やって来る人の心を時には癒したり、またここに来ようという気持ちにもさせてくれる場所のようです♪