出町柳で人気の居酒屋５選。飲みに行くならここでしょ！

出町柳は、京阪と叡電の接続駅なんどすけど、京大のある百万遍にも、ちこ（近）おすんで、学生の街ちうことも言えますえ。穴場をお聞きやすなら、学生さんに聞いたらどうどすえ、と言われて、いろいろ聞いて探しました。

１．樽八

学生さんもOBも、誰でも知っている店。1980年代からやっています。毎朝、京都中央市場で仕入れる若狭直送の新鮮魚介と、妥協のない選択眼で決めた和牛が提供されています。250人入る大箱で、分煙もきっちりしているところが今の時代ですねえ。

日替わりメニューがあるので、それを見て選んでください。魚なら、季節のお造りの盛り合わせを。飲みものはアサヒのエキストラコールド（ドライ＆ブラック）も用意してありますし、日本酒、焼酎、梅酒など用意万端。忘れてならないのは、細い麺の「中華そば」。これは＜京都で一番＞という声もあります。

２. ぜん

朝挽きの地鶏を、炭火焼きして、それを、継ぎ足して、継ぎ足したタレで食べる焼き鳥を食べさせてくれる店。塩味もむろん、イケます。鶏料理はもちろんですが、お酒の種類も充実しています。「京水菜と山芋サラダ」なんて京都でないと出てきませんね。

お酒の種類も充実しています。焼き鳥に、もちろん日本酒は合うのですが、焼酎の品揃えがダテじゃありません。日本酒よりも芋焼酎の種類が多いのは、焼き鳥には「芋」だと大将が判断しているのかも知れません。燗酒も複数銘柄を用意してくれているのも熱燗党にはうれしいですね。

３．たまりBar

出町柳の駅から歩いて3分。創作のおつまみと、おいしいお酒、マスターの笑顔がウリの洋風居酒屋さん。今、女子界ではチーズ料理がブームに火がつきかけていますが、ここでは、チーズフォンデュも出ます。界隈では珍しく女子会、独り飲みにもいけるお店です。

創作料理は、うどん餃子とか、ピザとか、オムライスとか、キノコのパイ包みスープとか…。マスターが忙しく切り盛りしながら会話も絶やさないので、タイヘン（笑）。お酒も日本酒好きならきき酒セット、女性向きのカクテルなど工夫して出してくれます。ツイッターで空き情報も発信しているのでチェックしてみたら？

４．なまら屋 京都下鴨店

「京で北海道のんもよろしおすえ」と教わったこのお店。「出町（出町柳）から下鴨神社を抜けておくれやす」との事で駅から下鴨本通を歩いて15分弱。半地下にあるので、混み具合が分かります。「繁盛してるわ」と入ると、確かに北海道一色の炉端居酒屋さんでした。

お酒もサッポロビールに、日本酒は、北海道の酒蔵、男山、国稀といった知られたものから希少酒蔵まで。珍しいのは、とうきび、しそ、昆布などを使った北海道の焼酎や、梅酒も置いています。100％ジュースもありますよ。

食べ物はホタテのバター焼き、鮭ちゃんちゃん焼き、ホッケ…。日本の食は北海道に支えられている実感がします。それにジンギスカンも味わってほしいですね。

５．鶏たか

2015年春に開店したばかりのカウンターだけ10席の焼き鳥屋さん。出町柳からは、川を渡って河原町今出川の交差点から南に少し下がったところ。先斗（ぽんと）町の鶏料理店にいたマスターが鶏料理のおいしさを味わってほしい、と一人で始めた店です。焼き鳥屋には珍しく完全禁煙です。

京や、丹波の地鶏を出す、シンプルにそれだけ。面白いのは、「胸肉の粒マスタード」。鶏のむね肉は、あっさりしているからそのままだと頼りないのですが、マスタードがアクセントになって刺激的な一品になっています。ほかにも次々出していくそうなので期待です。お酒もいろいろ用意しています。

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どうどすえ（笑）？京都の出町柳駅の辺りは、駅のすぐ近くにお店が集中しているわけでもありません。この５つのお店ならまず、間違いなく飲みにいくならここでしょ、のお店です。