山形県米沢市の周囲の山中には、秘湯の温泉が8ケ所あり「米沢八湯」と呼ばれています。白布温泉は、「米沢八湯」の秘湯の1つですが、昔から湯治場として知られており、トレッキングやスキーといったレジャー客によく利用されています。そんな白布温泉とその周辺の秘境温泉の宿を紹介します。
白布温泉は、山形県米沢市の南にある古くからの湯治場で、400年を越える歴史があります。湯滝の宿 西屋は、老舗の3件(西屋、中屋、東屋)のうちの1件で、今も昔ながら雰囲気が残る茅葺屋根の木造建築が特徴の温泉宿です。
昔の建材を活かした館内には、昔なつかしい和の雰囲気が感じられます。時間がとまったような囲炉裏のあるロビーや、桜材のおちついた和室でリラックスすることができます。湯治場の雰囲気を残す昔ながらの源泉かけ流しのお風呂も、情緒たっぷりです。
温泉は、日帰り入浴も可能です。スキーやトレッキングの帰りにどうぞ。
食事は米沢における伝統の味わいを大切にしています。県産和牛に野菜の陶板焼や最上川源流の川魚塩焼、山菜がメインになった和食膳など、どれも美味しいそうですね。特に米沢牛のすき焼き鍋は、西屋尾尻鳴る味噌タレが使われていて人気があります。お米には山形のブランド米であるつや姫が使われています。米沢牛しゃぶしゃぶがついた「カップルde女性半額プラン」や「ステーキプラン」「和食膳プラン」など、何が食べたいかでプランも変わってきます。 プラン・料金はこちら
白布温泉は、米沢の市街地から車で南に40分ほど行った山の中にあります。以前は、茅葺屋根の旅館が3軒並んでいたのですが、中屋と東屋は火事で焼失し、中屋はこの別館不動閣でのみ営業しています。白布温泉の温泉街は坂道なのですが、中屋別館不動閣は温泉街の下の方にあります。
中屋別館不動閣の名物は長さ33メートルの「オリンピックの風呂」。多くの人にお風呂から見える渓流の景色を楽しんでもらおうと、前回の東京オリンピックの年に作られたので「オリンピックの風呂」としたものです。改装後の2代目「オリンピックの風呂」をぜひ楽しんでみてください。
渓流沿い傾斜地にあるため、館内は段差が多めですが、その分、渓流の景色が楽しめます。
他にも、渓谷を眺められる露天風呂があります。ここから最上川の源流が眺められ四季それぞれの楽しみ方があります。春であれば雪解けの川の流れる音、夏であれば緑と爽やかな風、秋であれば美しい紅葉、冬になると雪景色といった具合ですね。白布温泉の泉質は含石膏硫化水素泉であり、その効能は動脈硬化に糖尿病、高血圧といったものにも効果があります。もちろん筋肉痛や疲労回復効果も高いので、是非身体を癒していってください。日帰り入浴も可能です。
白布温泉 東屋の名物は「滝風呂」。湯治場の雰囲気を残す昔ながら滝湯は、気持ちのいい程よい刺激がたまりません。さらに、この湯滝を患部にあてることで整体治療効果もあります。他にも一つの岩石をくりぬいた「一枚石の石風呂」というのもあります。ぜひ、入ってみてください。
肌がスベスベになる泉質の温泉です。雪を見ながらの露天風呂もいいですよ。
家族風呂はバリアフリー設計になっているので、ファミリーで活用できます。宴会場のところにはウッドデッキもあり、風が気持ち良いですね。宿の収容人数は70名ほどで、客室は18室。その全てにトイレが付いています。お風呂が付いているのは2室です。宿泊コースは食事によって変化していきます。骨までいただける鯉の甘煮も食べられる和食膳コースや牛ステーキコース、定番料理である牛すきやきコースは米沢牛か黒毛和牛かを選べます。牛しゃぶしゃぶコースは女性に人気がありますね。
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高見屋別邸 山の季は、山形県内で11の旅館・ホテルを経営しているタカミヤホテルグループが白布温泉で運営している温泉旅館です。白布温泉の入り口にある全11室の小さな温泉旅館で、部屋に入ると山々の季節を感じられ、ゆっくりくつろぐことができます。
高見屋別邸 山の季の自慢は、木肌が優しい檜風呂と、醍醐味溢れる温泉浴を愉しめる石風呂の2つの大浴場です。館内には季節が感じられる草花が活けられており、玄関では宿の番傘がむかえてくれます。また、鉄筋3階建ての建物をぜいたくに使っているので部屋は広めで、館内の設備を充実しています。
秘湯でも近代的な広い部屋やサービスを望む方におすすめです。
夕食には旬の素材による創作会席料理が出てきます。また米沢牛の料理は契約農家さんから直に仕入れるこだわりようで、それらの贅沢な食材が貴重な器に盛られて出されます。少し浮世めいた情景は、これも旅の醍醐味と言えるでしょう。食前酒に先付、御椀、お造り、前菜、煮物、焼き物、蒸しものなどのコースが続き、米沢牛料理(すき焼きorしゃぶしゃぶ)。そして水菓子。料理を味わう会場は和モダンな雰囲気に溢れ、掘りごたつ式でゆっくりできます。
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ここでは、地元米沢の黒毛和牛を堪能できる米沢牛焼肉が頂けます。また、ステンドグラス制作体験(別途料金)も行っています。道路から見える宿の窓にもステンドグラスが使われています。興味のある方はぜひ、体験してみてください。
ステンドグラスの製作体験は1500円で可能です。材料費も込められています。お部屋は全部で8室あり、それぞれに洗浄器付きトイレや浴衣、テレビがついています。食事をするのは食堂で。お風呂は近くの旅館を紹介してくれます。1泊2食がついて6500円というお値段はなかなかお安いですね。夕食は米沢牛焼肉が堪能できます。食べるととっても肉質は柔らかくて美味しいですよ。1500円プラスすると、すき焼きにすることもできます。
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山形県米沢市を囲む山中には、秘湯温泉が8ケ所あり、「米沢八湯」と呼ばれています。新高湯温泉はその1つで、白布温泉から山道を1kmほど山中に入った先にある秘湯の温泉宿です。雪の無い時期は車で行くことができます。冬も営業しており、白布温泉まで送迎してくれます。
ここには、大自然そのままの露天風呂、桧の大浴場など、6種類のお風呂があります。特に、露天風呂からは、西吾妻山の中腹1126メートルの雄大な風景が見渡せます。他のお風呂も趣向を凝らしてあるので、お風呂だけで満足できます。
樹齢250年にもなる栗の木がくりぬかれて湯船になっている珍しいお風呂、「根っこ風呂」もあります。露天風呂に隣接していますが、このお風呂はまた趣が違いますね。木は大きいので手足を投げ出して星空も眺められます。大岩の間にあったタヌキの住まいを使って、露天風呂になっている「大岩たぬき風呂」も面白いエピソードです。タヌキが引っ越してしまって、よい感じに穴が開いていたところを使ったんですね。タヌキもまさかと思ったかもしれません。こちらは大きな岩に挟まれていて外から見えないため、女性専用風呂として活用しています。
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大平温泉は、「米沢八湯」の1つで、歩かなければたどり着かない最上川源流にある一軒宿です。この地に温泉が見つかったのは1100年前、開業は江戸時代と歴史のある温泉宿です。宿の近くには滝見屋の屋号の由来になった火焔の滝があり、宿の内風呂からはその滝を見ることができます。
宿は最上川源流の谷底にあり、山頂の駐車場から下りの遊歩道を20分くらいかけて歩きます。ここの温泉は古くから胃腸によく効くことで有名です。大平温泉からは、天元台への登山道が整備されており、トレッキングの起点としても利用されています。
奥地にある温泉だけあって、周囲から聞こえてくるのは自然の音そのものです。森林に囲まれるように位置しており、気分も良いですね。女性専用の露天風呂は壁で覆われています。少し開放感は犠牲にしますが、すぐ横に滝があったり、渓谷の景観が覗けたりと十分な景色があります。湯を触ってみるととてもやさしくやわらかいです。米沢牛をつかったグルメも提供されます。その他の食事も丁寧に作り込まれていて美味しいですね。火焔(ひとほえ)の滝は、紅葉の時期に、陽が照らすことで燃えるように見えたことからその名前がつきました。
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白布温泉とその周辺の秘湯温泉とは天元台を挟んで隣り合っており、天元台からはロープウェイや登山道で行き来できます。白布温泉を起点に、西吾妻の雄大な自然をたのしみつつ、秘湯の温泉を巡るトレッキングなんていかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー
1. 湯滝の宿 西屋
わたしのオススメ度:★★★★★
http://t-seiwa77777.at.webry.info/201508/article_3.html
白布温泉は、山形県米沢市の南にある古くからの湯治場で、400年を越える歴史があります。湯滝の宿 西屋は、老舗の3件(西屋、中屋、東屋)のうちの1件で、今も昔ながら雰囲気が残る茅葺屋根の木造建築が特徴の温泉宿です。
昔の建材を活かした館内には、昔なつかしい和の雰囲気が感じられます。時間がとまったような囲炉裏のあるロビーや、桜材のおちついた和室でリラックスすることができます。湯治場の雰囲気を残す昔ながらの源泉かけ流しのお風呂も、情緒たっぷりです。
温泉は、日帰り入浴も可能です。スキーやトレッキングの帰りにどうぞ。
食事は米沢における伝統の味わいを大切にしています。県産和牛に野菜の陶板焼や最上川源流の川魚塩焼、山菜がメインになった和食膳など、どれも美味しいそうですね。特に米沢牛のすき焼き鍋は、西屋尾尻鳴る味噌タレが使われていて人気があります。お米には山形のブランド米であるつや姫が使われています。米沢牛しゃぶしゃぶがついた「カップルde女性半額プラン」や「ステーキプラン」「和食膳プラン」など、何が食べたいかでプランも変わってきます。
■ 基本情報
- ・名称: 湯滝の宿 西屋
- ・住所: 山形県米沢市関町1527
- ・アクセス: JR米沢駅から白布温泉・天元台行きバスで約50分→白布温泉で下車すぐ
- JR米沢駅から車で約40分
- ・電話番号: 0238-55-2480
- ・公式サイトURL:
2.中屋別館不動閣
わたしのオススメ度:★★★★☆
http://www.fudokaku.jp/index.html
白布温泉は、米沢の市街地から車で南に40分ほど行った山の中にあります。以前は、茅葺屋根の旅館が3軒並んでいたのですが、中屋と東屋は火事で焼失し、中屋はこの別館不動閣でのみ営業しています。白布温泉の温泉街は坂道なのですが、中屋別館不動閣は温泉街の下の方にあります。
中屋別館不動閣の名物は長さ33メートルの「オリンピックの風呂」。多くの人にお風呂から見える渓流の景色を楽しんでもらおうと、前回の東京オリンピックの年に作られたので「オリンピックの風呂」としたものです。改装後の2代目「オリンピックの風呂」をぜひ楽しんでみてください。
渓流沿い傾斜地にあるため、館内は段差が多めですが、その分、渓流の景色が楽しめます。
他にも、渓谷を眺められる露天風呂があります。ここから最上川の源流が眺められ四季それぞれの楽しみ方があります。春であれば雪解けの川の流れる音、夏であれば緑と爽やかな風、秋であれば美しい紅葉、冬になると雪景色といった具合ですね。白布温泉の泉質は含石膏硫化水素泉であり、その効能は動脈硬化に糖尿病、高血圧といったものにも効果があります。もちろん筋肉痛や疲労回復効果も高いので、是非身体を癒していってください。日帰り入浴も可能です。
■ 基本情報
- ・名称: 中屋別館不動閣
- ・住所: 山形県米沢市 大字関1514
- ・アクセス: JR米沢駅から白布温泉・天元台行きバスで約50分→白布温泉で下車し徒歩2分、
- JR米沢駅から車で約40分
- ・電話番号: 0238-55-2121
- ・公式サイトURL: http://www.fudokaku.jp/
3. 白布温泉 東屋
わたしのオススメ度:★★★★★
白布温泉は、江戸時代には福島の高湯温泉、山形の蔵王温泉とともに奥羽三高湯に数えられていた、歴史のある温泉です。かつては、茅葺屋根の温泉宿が3軒並んでいたのですが火事にあい、白布温泉 東屋は、2001年に元の場所に、山宿の風情を再現した現代的な建物に代わり今に至っています。白布温泉 東屋の名物は「滝風呂」。湯治場の雰囲気を残す昔ながら滝湯は、気持ちのいい程よい刺激がたまりません。さらに、この湯滝を患部にあてることで整体治療効果もあります。他にも一つの岩石をくりぬいた「一枚石の石風呂」というのもあります。ぜひ、入ってみてください。
肌がスベスベになる泉質の温泉です。雪を見ながらの露天風呂もいいですよ。
家族風呂はバリアフリー設計になっているので、ファミリーで活用できます。宴会場のところにはウッドデッキもあり、風が気持ち良いですね。宿の収容人数は70名ほどで、客室は18室。その全てにトイレが付いています。お風呂が付いているのは2室です。宿泊コースは食事によって変化していきます。骨までいただける鯉の甘煮も食べられる和食膳コースや牛ステーキコース、定番料理である牛すきやきコースは米沢牛か黒毛和牛かを選べます。牛しゃぶしゃぶコースは女性に人気がありますね。
■ 基本情報
- ・名称:白布温泉 東屋
- ・住所:山形県米沢市大字関1537
- ・アクセス:JR米沢駅から白布温泉・天元台行きバスで約50分→白布温泉で下車し徒歩2分
- JR米沢駅から車で約40分
- ・電話番号:0238-55-2011
- ・公式サイトURL:http://www.shirabu-higashiya.com/
4. 高見屋別邸 山の季
わたしのオススメ度:★★★★★
高見屋別邸 山の季は、山形県内で11の旅館・ホテルを経営しているタカミヤホテルグループが白布温泉で運営している温泉旅館です。白布温泉の入り口にある全11室の小さな温泉旅館で、部屋に入ると山々の季節を感じられ、ゆっくりくつろぐことができます。
高見屋別邸 山の季の自慢は、木肌が優しい檜風呂と、醍醐味溢れる温泉浴を愉しめる石風呂の2つの大浴場です。館内には季節が感じられる草花が活けられており、玄関では宿の番傘がむかえてくれます。また、鉄筋3階建ての建物をぜいたくに使っているので部屋は広めで、館内の設備を充実しています。
秘湯でも近代的な広い部屋やサービスを望む方におすすめです。
夕食には旬の素材による創作会席料理が出てきます。また米沢牛の料理は契約農家さんから直に仕入れるこだわりようで、それらの贅沢な食材が貴重な器に盛られて出されます。少し浮世めいた情景は、これも旅の醍醐味と言えるでしょう。食前酒に先付、御椀、お造り、前菜、煮物、焼き物、蒸しものなどのコースが続き、米沢牛料理(すき焼きorしゃぶしゃぶ)。そして水菓子。料理を味わう会場は和モダンな雰囲気に溢れ、掘りごたつ式でゆっくりできます。
■ 基本情報
- ・名称:高見屋別邸 山の季
- ・住所:山形県米沢市関字清水裏3931-4
- ・アクセス:JR米沢駅から白布温泉・天元台行きバスで約50分→白布温泉で下車すぐ、
- JR米沢駅から車で約40分
- ・電話番号:0238-55-2141
- ・公式サイトURL:http://www.yamanoki.co.jp/
5. 民宿 白布屋
わたしのオススメ度:★★★☆☆
民宿 白布屋は、白布温泉の温泉街の中頃にあります。外見は普通の民家ですので、「民宿」の看板が目印です。部屋は8室で、食事は夕食、朝食ともに食堂でのお食事になります。ここでは、地元米沢の黒毛和牛を堪能できる米沢牛焼肉が頂けます。また、ステンドグラス制作体験(別途料金)も行っています。道路から見える宿の窓にもステンドグラスが使われています。興味のある方はぜひ、体験してみてください。
ステンドグラスの製作体験は1500円で可能です。材料費も込められています。お部屋は全部で8室あり、それぞれに洗浄器付きトイレや浴衣、テレビがついています。食事をするのは食堂で。お風呂は近くの旅館を紹介してくれます。1泊2食がついて6500円というお値段はなかなかお安いですね。夕食は米沢牛焼肉が堪能できます。食べるととっても肉質は柔らかくて美味しいですよ。1500円プラスすると、すき焼きにすることもできます。
■ 基本情報
- ・名称:民宿 白布屋
- ・住所:山形県米沢市大字関町1514−2
- ・アクセス:JR米沢駅から白布温泉・天元台行きバスで約50分→白布温泉で下車すぐ
- ・電話番号:0238-55-2006
- ・公式サイトURL:http://www.shirabuya.com/
6. 新高湯温泉 吾妻屋旅館
わたしのオススメ度:★★★★☆
山形県米沢市を囲む山中には、秘湯温泉が8ケ所あり、「米沢八湯」と呼ばれています。新高湯温泉はその1つで、白布温泉から山道を1kmほど山中に入った先にある秘湯の温泉宿です。雪の無い時期は車で行くことができます。冬も営業しており、白布温泉まで送迎してくれます。
ここには、大自然そのままの露天風呂、桧の大浴場など、6種類のお風呂があります。特に、露天風呂からは、西吾妻山の中腹1126メートルの雄大な風景が見渡せます。他のお風呂も趣向を凝らしてあるので、お風呂だけで満足できます。
樹齢250年にもなる栗の木がくりぬかれて湯船になっている珍しいお風呂、「根っこ風呂」もあります。露天風呂に隣接していますが、このお風呂はまた趣が違いますね。木は大きいので手足を投げ出して星空も眺められます。大岩の間にあったタヌキの住まいを使って、露天風呂になっている「大岩たぬき風呂」も面白いエピソードです。タヌキが引っ越してしまって、よい感じに穴が開いていたところを使ったんですね。タヌキもまさかと思ったかもしれません。こちらは大きな岩に挟まれていて外から見えないため、女性専用風呂として活用しています。
■ 基本情報
- ・名称: 新高湯温泉 吾妻屋旅館
- ・住所: 山形県米沢市大字関湯ノ入沢3934
- ・アクセス: 東北道・福島飯坂ICよりR13号 → 米沢市より県2号を経て55km 約75分
- (積雪で道路が通行できない時期があります。詳しくは問い合わせください)
- JR米沢駅から路線バス「白布湯元」行きを終点「湯元駅前」下車から宿まで1kmの山道
- (宿からバス停までは送迎します)
- ・電話番号: 0238-55-2031
- ・公式サイトURL: http://www.on1000.jp/
7. 大平温泉 滝見屋
わたしのオススメ度:★★★★☆
http://teamfk2.exblog.jp/23232835/
大平温泉は、「米沢八湯」の1つで、歩かなければたどり着かない最上川源流にある一軒宿です。この地に温泉が見つかったのは1100年前、開業は江戸時代と歴史のある温泉宿です。宿の近くには滝見屋の屋号の由来になった火焔の滝があり、宿の内風呂からはその滝を見ることができます。
宿は最上川源流の谷底にあり、山頂の駐車場から下りの遊歩道を20分くらいかけて歩きます。ここの温泉は古くから胃腸によく効くことで有名です。大平温泉からは、天元台への登山道が整備されており、トレッキングの起点としても利用されています。
奥地にある温泉だけあって、周囲から聞こえてくるのは自然の音そのものです。森林に囲まれるように位置しており、気分も良いですね。女性専用の露天風呂は壁で覆われています。少し開放感は犠牲にしますが、すぐ横に滝があったり、渓谷の景観が覗けたりと十分な景色があります。湯を触ってみるととてもやさしくやわらかいです。米沢牛をつかったグルメも提供されます。その他の食事も丁寧に作り込まれていて美味しいですね。火焔(ひとほえ)の滝は、紅葉の時期に、陽が照らすことで燃えるように見えたことからその名前がつきました。
■ 基本情報
- ・名称: 大平温泉 滝見屋
- ・住所: 山形県米沢市李山12127
- ・アクセス: JR米沢駅より車で終点駐車場まで約45分
- 終点駐車場から宿まで15~20分程のトレッキング
- ・定休日: 冬期間休業あり
- ・電話番号: 0238-38-3360
- ・公式サイトURL: http://takimiya.blogdehp.ne.jp/
白布温泉とその周辺の秘湯温泉とは天元台を挟んで隣り合っており、天元台からはロープウェイや登山道で行き来できます。白布温泉を起点に、西吾妻の雄大な自然をたのしみつつ、秘湯の温泉を巡るトレッキングなんていかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー