川にうつる桜並木が美しい！京都にある「前川堤並木」の魅力

毎年お花見の季節になると、京都市内は観光客や修学旅行生で、どこへ行ってもたくさんの人でイッパイですが、京都市内を少しはなれたところにも、桜の絶景スポットがあるのをご存知ですか？とにかく素晴らしい見事な景色で、一面が桜色に染まった別世界のような、お花見スポットを紹介します。京都のどのお花見スポットにも勝ると思える場所です。

前川堤並木とは?

京都府久世郡久御山町の東一口（ひがしいもあらい）の前川堤にある桜並木です。前川堤の両岸には約300本を数える桜が植えられていて、その見事な風景は「京都府自然200選」にも選ばれています。昭和40年代に植樹された桜木が、今では大きく成長し、満開時には前川堤の両岸を桜色一色で埋め尽くす桜並木になります。優れた自然環境を保全しようと、地元の前川桜並木愛護会によって手入れされ、毎年、春の訪れとともに、憩いの場として多くの人々でにぎわっています。

前川堤並木の魅力

約300本を超えるソメイヨシノが、両岸の堤を埋め尽くすように咲き誇り、その水面に映る桜並木の風情がとても見事です。桜並木は、3月下旬～4月上旬の開花の期間中、桜を眺めながらのんびりと散策が楽しめるほか、夜になると、 20数基の「ぼんぼり」に映え、夜桜鑑賞ができます。ライトアップされる時間帯は夕方～22:00です。

周辺のオススメ観光スポット

雙栗神社（さぐりじんじゃ）

久御山町にある神社で、双栗神社とも言われます。雙栗神社本殿は重要文化財とされています。境内は広く、鎮守の森が広がり、京都の自然200選にも選ばれる天然記念物のクスノキの巨木が茂っており古代から霊木として尊ばれてきました。本殿裏に数百本の山つばきが自生し、寒椿の隠れた名所とされる古社。なかでも黒つばきは愛好者の間で「幻の樹の精」と呼ばれ、濃紫色の神秘的な花を咲かせます。

珠城神社

久御山町市田にはある神社です。この珠城神社は、垂仁天皇と和気清麻呂の2柱を祀っています。珠城神社の名前の起こりは、垂仁天皇の纏向（まきむく）の皇居を珠城宮と称したことにちなんで、珠城神社と名付けられたといいます。もう1柱の和気清麻呂は、平安京の遷都に尽力した人物で、彼の死後、珠城神社に並べて神殿をつくり、御法善神としその後行賀によって護王寺という神宮寺が建立されました。その後、珠城神社は天正元年（1573）の槙島合戦で焼失したと伝えています。
そして祭神は、佐山に鎮座する雙栗神社に合祀されていましたが、昭和42年に市田の氏子の熱い願いがかない、この市田の里に復座しました。

まちの駅　クロスピアくみやま

車では、国道１号から少し入った場所にあります。休憩場所でもあり、地元特産品販売所、焼き立てのパン屋さん、会議場所、そして電気自動車充電場所、など色々活用できる場所です。おすすめは、なんといっても焼きたてのパン。ドリンクも買って、ソファーに腰かけてＴＶを見るなり、景色を見るなり、バスの待ち時間を過ごすなり、思い思いの時間が過ごせます。