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津軽平野の中央西よりに位置して、津軽平野を一望し美しい津軽富士 岩木山を遠望することが出来る、天守や櫓、門など江戸時代そのままに郭が残されており、桜の季節には城郭全体が江戸時代から咲き続けている正徳5年(1715年)のカスミザクラや日本最古のソメイヨシノなどで埋め尽くされる弘前城の魅力をご紹介します。
1.弘前城 とは?
http://huukeiya.exblog.jp/5401893/
弘前城は、江戸時代には津軽10万石の津軽氏居城で、天守は寛永4年(1627年)に焼失して永らく天守新造の許可が得られず、文化7年(1810年)に許可が下りて三層の天守が新たに建造されたものです。弘前城の城跡には東北地方では唯一江戸時代の天守が残っているだけでなく、江戸時代そのままに残されている数々の櫓や門があり、それぞれが国の重要文化財に指定されており、城跡も国の史跡となっています。
2.弘前城 の魅力は?
http://ueda.ctv-blog.jp/u/kannnonn18/archives/0000021627.html
弘前城は、江戸時代の城郭の姿を残しながら、天守や櫓、門、濠などがそのままに残されている貴重な歴史文化財としての魅力だけでなく、正徳5年(1715年)のカスミザクラや日本最古のソメイヨシノ、日本最大幹周のソメイヨシノなどの桜が春には城郭全体で咲き競うという、すばらしい桜とお城と岩木山との眺めが楽しめる魅力ある場所です。3.弘前城の歴史
http://blog.livedoor.jp/yoshidenki/archives/cat_10021519.html
1590(天正18)年、大浦為信(後の津軽為信)が津軽地方の統一を成し遂げ、豊臣秀吉から津軽3郡の領有を認められたため、4万5千石の領地を得た為信は1594(文禄3)年4月に大浦城から堀越城に移り、藩の基礎作りを始めます。その後、為信は高岡城の完成を見ることなく1607(慶長12)年に長男・信建の後を追うように58歳で病没、二男の信堅はすでに死亡していたことから3男・信枚(信牧)が為信の後を継ぎました。
信枚は1611(慶長16)年に徳川家康の養女・満天姫を正室に迎えて3年後の大阪冬の陣に3000余りの兵を率いて参加するなど、幕府と密接な関係を結んで藩政の基礎を築きました。
4.弘前城の見どころ
①天守
http://blog.goo.ne.jp/warkingryu/e/58c409b53b3e7e54881a732940b6ca77
弘前城の現天守は、旧天守が落雷で焼失してから183年後の文化7年(1810年)に築造されたもので、三層の小規模な天守となっていますが、現存する江戸時代に建造された貴重な天守の一つとされています。②櫓
http://62169735.at.webry.info/201404/article_17.html
弘前城の櫓は、辰巳櫓、丑寅櫓、未申櫓の三つの櫓が江戸時代のまま残っており、天守も江戸時代には天守の代用と考えられて「御三階櫓」と呼ばれていたとも言われています。天守は文化7年(1810年)に築造されたものですが、辰巳櫓、丑寅櫓、未申櫓は、江戸時代 慶長15年(1610年)に造られたものです。③門
http://www.greensleeves.jp/travel/20120115.html
弘前城の城郭内にある追手門、東門、亀甲門|北門、東内門、南内門は、慶長16年(1611年)に二代藩主津軽信牧によって造られたもので、いずれも二層の櫓門で簡素な素木造りとなっており、戦国時代の古い形式を残す貴重な建造物とされています。④濠
http://www.sonypcl.jp/sonypcl/press/press09/p_090122.html
弘前城は、岩木川の河岸段丘を利用した平山城で、城跡には江戸時代の城郭の姿そのままの五つの濠が残されています。五つの濠には、8つの橋や濠に高低差があるために、濠の水位を調整するための水戸違いという仕掛けがあります⑤橋
http://free2photo2.blogspot.jp/2014/10/blog-post_48.html
弘前城には、杉の大橋、下乗橋、鷹丘橋、波祢橋、春陽橋、賀田橋、亀甲橋、石橋、一陽橋の8つの橋があります。どの橋も、赤色をしたとっても趣のある見た目なので、撮影スポットとしてもおすすめなので、記念写真をぜひどうぞ!8つの橋の殆どは、戦になると敵の侵入を防ぐため壊される架け橋として利用されていたそうです。江戸時代にタイムスリップしたような気分になれますよ。
⑥碑
http://kattyan.dyndns.org/hirosakijyou/4.htm
弘前公園には、鷹揚園記碑、三角点など、歴史をうかがわせる碑がいくつも存在しています。鷹揚園記碑は、1908年(明治41年)、弘前公園に皇太子(後の大正天皇)が来園した折、当時の青森県知事である武田千代三郎が公園の雅名を請い、鷹揚園と命名しました。その事跡を記念して建てられました。そして、三角点は経度、緯度、標高の基準になる点で三角測量に用いられていました。柱石の一辺は12センチメートル、破損に備え、柱石の直下には盤石が埋設されています。
⑦跡
http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000205.html
建屋は現存はしていませんが、弘前公園の蔵や櫓などの遺構の数々があります。本丸戌亥櫓跡 は、城郭に取り付く敵を攻撃したり物見のために造られました。櫓下にあった番所の修復も行われ、北の郭から櫓台下、本丸への通路があったことが分かります。⑧桜
http://kojimaryokan.com/%E8%8B%A5%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%9D%E…
1914年(大正3年)、在弘宮城県人会の寄付により植栽された園内では最大のシダレザクラが絶景と評判です。また、本丸には、この桜と同時期に植栽された御滝桜や弘前枝垂れなどがあります。 大枝垂れは2011年の大雪で根元から倒れてしまいました。「樹齢100年の大シダレ桜」の1年以上にわたる復活に挑んだ物語がドキュメンタリーとして「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」(テレビ)で放送されました。
⑨紅葉
http://wpfwm407.at.webry.info/201011/article_48.html
弘前城は秋になると、絶景の紅葉を見るために、多くの人が訪れてきます。真っ赤に染まった紅葉と弘前城とのコントラストは、なんとも言えないほどの美しさだと評判です。秋を心から実感できるスポットとして人気があります。⑩玉鹿石(ギョッカセキ)
http://kasatetu.exblog.jp/i3
玉鹿石とは、青森県金木町が原産のにしき石の一種です。藩政時代から多くの人々に親しまれ、にしき石の中でも質の高い銘石として知られます。岩石の中に直径0.5~1.5ミリメートルの丸い粒が散在しているのが特徴です。当時を推測したところ、園内に玉鹿石があるのは、景観を好ましくするための景石として設置されたものではないかと考えられているそうです。
⑪亀の石
http://www.ring-o.jp/web/03store/store_details.html?c_no=CNT00100000005004030
亀の石という名前は、形が亀の甲羅に形が似ていること、そして鶴の松に対面することに由来するといわれます。蓮池に3~4メートルの玄武岩があり、1988年(平成元年)までは下白銀町付近の外濠にも2メートル弱の大石があったとされます。亀の石を含め、これら3つの石の点を結ぶと、一直線に北の方位を指したといわれます。
5.弘前城植物園
http://www.jalan.net/kankou/020000/g2_27/
弘前公園三の丸の一部7.65haを都市緑化植物園として造成されたのが、弘前城植物園です。園内には、約1,500種の樹木や草木が用途別に植栽されています。文化7年、江戸から庭師を招き築庭したと言われる「三の丸庭園」、津軽地方の独特な築庭法を伝える「大石武学流庭園」、世界各地のハスやハナショウブ等を集めた「湿性植物園」、広々とした芝生の周りの「梅園」、季節の移り変わりを感じ取れる「花ごよみの径」、万葉集に詠まれた植物を集めた「万葉植物園」などがあります。
■ 基本情報
- ・名称: 弘前城植物園
- ・住所: 青森県弘前市下白銀町1-1
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 11月24日~4月中旬
- ・電話番号: 0172-33-8733
6.本丸広場
http://blog.livedoor.jp/yasebuta1955/archives/1461088.html
本丸広場は春になると、沢山のお花見客でいっぱいになります。本丸区域は八重紅枝垂桜が、みごとに咲き乱れると知られている場所なんですよ。芝生スペースがあるので、シートを敷いてピクニックを楽しむのもおすすめです。弘前城を眺めながら自然に触れて新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込むと、とっても清々しい気分になれますよ。
7.さくらまつり
さくらまつりライトアップ
http://blog.kimu2.jp/200704/article_3.html
日本一とも言われている弘前城の幾重にも重なるように咲く桜花は、リンゴの剪定方法を取り入れて生まれました。弘前城の「さくらまつり」は、本州で一番遅く桜が咲く場所として、城郭全体を埋め尽くすように遅い東北の春を謳歌するように桜が咲き競う、毎年4月下旬から5月上旬にかけて行われます。夜になるとライトアップされるのですが、その美しさは言葉にならないほどだと評判です。
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/1422968/blog/29976729/
8.雪燈籠まつり
夜の雪灯籠まつり
http://north-field.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-01e7.html
毎年2月上旬から中旬に行われているみちのく五大雪まつりのひとつとされる「弘前城雪灯籠まつり」は、昭和52年(1977年)にスタートしたもので、雪灯籠は市民が趣向を凝らした手作りの作品の数々です。夜になると、雪灯籠に火がともり、何とも言えない幻想的な姿を見せてくれます。懐かしさと共に、心が癒されていくような安らぎ感ある時間を過ごしたい!という人にぜひ訪れていただきたい雪まつりです。
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/city_promotion/photo_list.html
9.弘前城 訪れた人の声
http://jaypers-rie.seesaa.net/article/290633645.html
小学生以来の弘前城✨ 桜の弘前城も良いけど、冬景色の弘前城も絶景( *`ω´) pic.twitter.com/eI60fsSDzp
— 木村 慎吾 (@kimushin37) 2015, 1月 2
弘前城 桜咲いたら綺麗だろうね pic.twitter.com/e7kwv0KNER
— sugarken (@dear_m) 2014, 10月 26
弘前城雪灯籠まつり行ってきた!さねやすー!実靖ー!冬の弘前城だよー!!ファボってー!!(笑) pic.twitter.com/f46ByvqNLG
— しほ@さね時々drkns (@shiiiiho_dayo) 2014, 2月 11
http://blogs.yahoo.co.jp/gok4548/30679669.html
10.弘前城 場所と基本情報
■ 弘前城の基本情報
- ・名称: 弘前公園
- ・住所: 青森県弘前市下白銀町1
- ・アクセス: 弘前市内循環バス 市役所前下車、徒歩約4分
- ・電話番号: 0172-33-8739(弘前市役所公園緑地課)
- ・所要時間: 1~3時間
- ・オススメの時期: 春(桜の時期)
- ・公式サイトURL: http://www.hirosakipark.jp
■ 弘前城本丸・北の郭(弘前公園有料区域)
- ・有料時間: 9:00~17:00(4月1日~11月23日)、7:00~21:00(さくらまつり期間)
- ・休館日:11月24日~3月31日の期間は月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、祝日の翌平日
- ・料金:大人310円、小人100円
- ※11月24日~3月31日は入園無料
- ・電話番号: 0172-33-8733(弘前市みどりの協会)