伊豆高原新名所！信じられないほどのスケールと超微細彫刻！象牙と石の彫刻美術館～ジュエルピア～

世界最大宝石屏風、東洋の象牙彫刻や翡翠彫刻等を収蔵。そのいずれもが国宝級、象牙彫刻作品は故宮博物院を凌ぐとも言われる。展示作品は約270点以上、敷地面積、展示作品数共に伊豆最大級の美術館。象牙輸出入が禁じられた今、一堂にみられるのは世界的にここだけ…

象牙と石の彫刻美術館～ジュエルピア～

西伊豆土肥にあった、定番の観光スポットであった『象牙美術宝庫』が東伊豆伊豆高原に移転リニューアルオープン展示作品も増え、伊豆最大級の美術館となりました。

象牙彫刻とは

象牙は中国でも古来より珍重され歴代の王朝は、象牙をすべて皇室への献上品にしたほどです。明、清代以降、近現代の象牙彫の職人は伝統的な技法を継承し、さらに新しい技術も取り込んで、素晴らしい作品を作り上げています。立体彫刻、浮き彫り、透かし彫りなどの技法は、優美な造形や華麗な装飾、輪郭の力強さといった特徴があり、その表現力の豊かさには目を見張ります。
上記の写真は、重さ270kg100本以上の象牙を使い、親子3代70年をかけ制作した超大作です。大きさ、細かさ共に驚かされる作品です。

見どころ

象牙球透かし彫り～天球～ 

全て層が切り離され回転することができる、中の層にもすべて細かな透かし模様が施されている。細い道具を差し込み一層ごと切り離して行い手作業のため、２０層を超えるものは職人生涯をかけ制作するか親子二代にかけ制作される。当美術館では５０層を超える作品があります。球体の大きさだけでも驚かされる。奥深くを覗き込むと奥までしっかりと透かし模様が施されている。
象牙で作られた筆です。柄の部分に金剛般若密経5459文字が微細彫刻されています。微細彫刻は中国伝統美術品の中でも最も精密な工芸品です。顕微鏡や拡大鏡を使わなければ彫刻された物を見ることができません。そのため「絶技」とよばれております。彫刻されている部分の面積が小さいので達筆さと巧みな技巧が必要とされます。

大型採石象嵌屏風

圧巻の７５メートルの天然石象嵌大屏風、１０８枚の屏風で構成される。使用された天然石の種類は１５００種を超える。白楽天の長恨歌に元に全１９場面で楊貴妃の半生を表現している。様々な宝石貴石を集め、彫刻を施し組み合わせて作られた作品。全て天然石の色と模様を生かし彩色などはほとんどされていない。楊貴妃の指先、肌、複や髪飾りをみると和らなく艶やかな表現は石の彫刻とは思えない程

翡翠彫刻

重量は1800kg、緑色と白色の層をなし、一つの原石として産出したこれほど大きな河南玉の算出は稀であり、現在１トン以上の原石は数点しかないと言われており、この作品はその一つです。多種の石材を組み合わせたように見えますが、一つの塊の中に、多様な色が組合混ざり、独特の趣を醸し出しており、着色等はされず自然の原石の色です。原石の色合いを生かし、見事な山水画彫刻が施されている河南玉翡翠工芸品。

お客様の声

伊豆高原にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。
ジェルキャンドルやオリジナル天然石ブレスレット、サンキャッチャー、スイーツデコ等の体験工房も併設しておりますので、お子様も楽しる施設となっております♪