千葉県印西市のおすすめ観光スポット５選。厳選して魅力的な場所を紹介

印西市は千葉県北西部に位置する市で、人口約9万人。「千葉ニュータウン」があり、人口の6割が住んでいるそうです。白鳥が訪れる場所や印旛沼などがあり、自然豊かな市です。その印西市の観光スポットをご紹介したいと思います。

白鳥の郷

10月から3月に飛来する白鳥の数は1000匹以上！　昔よりだいぶ数が減ったそうですが、それでも沢山の白鳥が毎年やって来ます。合併前の本埜(もとの)村にあり、地元では「本埜の白鳥」として知られているそうです。本埜は本来水田で冬は水を入れないのですが、白鳥のために水を張っています。白鳥は、早朝に餌を求めて飛び立ち、夕方に戻って来るので朝夕が観察時です。

白鳥が一斉に飛び立つ様子は圧巻！その凛々しい姿をカメラに収めようと、早朝には写真家が訪れます。「早朝の飛翔」こそが白鳥観察の最大の見所で、日の出から2時間が勝負！　日中は「留守番」の白鳥が池でのんびりしています。夕方、白鳥が戻って来る姿もまた愛らしく、日没前後がお勧めです。

吉高の大桜

樹齢300年を超える孤高の一本桜（山桜）。昔から「吉高の大桜」と呼ばれ、市の天然記念物に指定されています。小林牧場の桜と併せて、市の二大お花見スポットとなっています。木の高さは10ｍを超え、枝張最大幅は26ｍにもなります。遠くから見るとまるで小山のようで、その姿に圧倒されます。

例年、ソメイヨシノより1週間ほど遅く咲きはじめます。花の見どころは2～３日と短く、満開の桜を見ようと足繁く通う人もたくさんいるそうです。ここはちょっとした山登りコースになっていますので、お気をつけ下さい。花の時期は自転車や車は入れません。

北総花の丘公園

2009年にオープンした、千葉ニュータウンで最も大きい都市公園。公園は5つのゾーンに分かれ、様々な楽しみ方ができます。Ａゾーンには桜のお花見スポット、Ｂゾーンにはフラワーガーデンがあり、「花と緑の文化館」ではいろいろなワークショップが行われています。また、園内にはドッグランやバーベキュー広場もあり、家族揃って楽しむことができます。

毎月第2日曜日の午後1時からBゾーンの「花と緑の文化館」アーバーンフラワープラザで、マンスリーコンサートが催されています。フルートアンサンブルやクリスマスコンサートなどをお楽しみくださいね！　また絵画展や料理教室、ネイチャーウォークなども随時行われています。

県立印旛沼公園

千葉県最大の湖沼、印旛沼を見下ろす小高い丘に広がっている公園です。この辺りは鎌倉時代の当地の豪族・師戸四郎（もろとしろう）の居城だったといわれ、この遺跡の保護を目的として公園が作られました。園内には空掘、本丸、二の丸跡や土塁が残されていて、当時の城郭の様子をうかがうことができます。

また東の端には展望台があり、印旛沼を一望できます。展望台の回りには広々とした芝生スペースがあるので、お弁当を持って来て半日、楽しく過ごすことができます。バーベキューや花火は禁止されていますので、ご注意ください。

小林牧場

小林牧場は競走馬の保養育成のための牧場で、大井競馬場に出場する馬がここで育てられています。入口からロータリーに続く700ｍの遊歩道は桜並木となっていて、市の桜の名所として知られています。花の咲く時期には出店が出て、多くの人で賑わいます。夜桜も楽しめます♪

桜並木が有名ですが、秋は周辺の紅葉も楽しめます。普段は静かな場所で、馬の様子を眺めたりのんびりと並木道を歩いたりすることができます。

印西市は東京から近いですが、自然が多く残っています。四季折々の風景をゆっくりと楽しむには最適の場所ですね！　ゆっくりとご見学下さい。