秩父駅の知っておきたい基本知識をご紹介します♪池袋駅から1時間半と、都内からでも気軽に行ける距離にあり、大自然を堪能できる街。森の木々が四季折々にいろいろな表情を見せるので、紅葉や桜など、その時期らしい姿が日本人としての心に響きます。そんな市内には秩父神社をはじめ、観光スポットが数多くあります。
今回は、その中でも選りすぐりの情報をピックアップしました。お近くにお寄りの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
秩父駅とは?
秩父駅のある秩父市は埼玉県の西側にある面積の広い市で、そのほとんどを秩父山地が占めており、市街地は市の東側にあります。この市街地中心部にある秩父駅は2つのホームがある駅で、ホームと改札のある駅舎とは地下で繋がっています。5階建ての駅ビルの1階に改札があり、2階から上は全て地場産センターが使っています。駅の前は地場産センターの駐車場とバス停のあるロータリーがあります。
乗り入れる路線
秩父駅には秩父本線が乗り入れています。秩父本線は埼玉県の羽生駅から秩父市の三峰口駅を結んでいます。おもに秩父方面を訪れる観光客や、沿線の学校に通う学生さんたちに利用されています。日本の三大曳山祭に数えられる秩父夜祭が開かれる12月には、臨時列車が増発され、見物客で賑わいます。秩父本線は運営会社である秩父鉄道の呼び名で、一般には「秩父線」あるいは「秩父鉄道」と呼ばれています。急行列車と各駅停車の列車が運行されている他、蒸気機関車C58 363牽引の観光列車・SLパレオエクスプレスも1日1往復運行されています。また、西武鉄道からの直通列車が平日は飯能駅から長瀞駅・三峰口駅に運行されており、休日には池袋駅からの急行列車も運行されています。
秩父駅の時刻表
熊谷方面に通勤通学する乗客のために、朝の6時代に本数が集中しています。終点の三峰口まで向かう列車は少なく、影森駅までの運行が目立ちます。のぼり(羽生方面)に行く列車は、朝のラッシュ時は特に、JR高崎線にも乗り換えできる熊谷行きの急行や各駅列車が出発しています。また、夕方から夜にかけても同じように熊谷行きの急行や各駅列車が多くなります。一方、くだり(三峰口方面)では、影森行きの列車が多く、三峰口まで行く列車は少数です。途中から西武鉄道に入る直通列車は、平日の西武線経由飯能行きは1日1本、土日の西武線経由池袋行きは1日2本だけです。
秩父鉄道 秩父駅時刻表
秩父駅周辺の観光スポット
秩父神社
秩父夜祭で知られる秩父神社です。ご神体は御四柱ですが、おもに勉学や学問の神様として知られる八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)が有名です。社殿の4方向に動物の彫刻がありますが、その中には江戸時代に活躍した左甚五郎作の「子宝 子育ての虎」「つなぎの龍」が含まれます。毎年12月に行われる秩父夜祭は、重要無形民俗文化財に指定されています。秩父神社は、秩父駅を出たらすぐ目の前を道路を左に曲がり、100メートルほどの場所にある神社です。歩いて3分ほどの場所で、駅からも神社を囲む木々が見えます。この神社の参道入り口は、南にあるので、社務所の前の道路を信号まで進んでください。そこに、石造りの鳥居があるので、ここから神社に入ります。神社の敷地内には、徳川家康が造営を命じたと言われる社殿があり、これは埼玉県指定文化財になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 秩父神社
- ・住所: 埼玉県秩父市番場町1-3
- ・アクセス: 秩父鉄道秩父駅より徒歩で約3分
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0494-22-0262
- ・参拝料:無料
- ・公式サイトURL:http://www.chichibu-jinja.or.jp/
秩父まつり会館
秩父駅のすぐ南側、秩父神社の社務所の向かい側にある施設です。歩いても3分かからないで行ける場所で、建物に大きな文字で「秩父まつり会館」と書かれているのですぐに解ります。玄関ホールを抜けて入り口から入るとすぐ受付で、受付の右手に奥に吹き抜けのある広い空間「笠鉾・屋台コーナー」があり、 毎年12月2日、3日に行われる秩父夜祭で使われる屋台と笠鉾を展示しています。他にも1階に映写室があり、2階に資料展示コーナーがあったりと、秩父まつりの様子を体験できる施設となっています。
■ 基本情報
- ・名称: 秩父まつり会館
- ・住所: 埼玉県秩父市番場町2-8
- ・アクセス: 秩父鉄道秩父駅下より徒歩で約3分
- ・営業時間: 9:00~17:00(4月~11月) 10:00~17:00(12月~3月)
- ・定休日: 第4・第5火曜日(※祝祭日は開館) 12月29日~1月1日
- ・電話番号: 0494-23-1110
- ・料金: 一般410円 小中学生200円
- ・公式サイトURL: http://www.chichibu-matsuri.jp/
道の駅ちちぶ
秩父の名産品・特産品を買うならオススメなのが、こちらの道の駅ちちぶです。地場産の野菜や地酒などが販売されています。お食事もできますが、ぜひ食べていただきたいのがこちらの秩父そば。立ち食い蕎麦になりますが、お手頃価格でさわやかな蕎麦粉の香りが楽しめます。道の駅ちちぶは、秩父駅の東側を通る国道140号線沿いにある道の駅で、秩父駅から300メートルくらいしか離れておらず、歩いても行ける場所です。秩父駅の改札を出たら秩父まつり開館の手前にある細い道路で踏切を渡ってください。そのまま、その細い道をまっすぐ行くと国道140号線の信号に出るのですが、その信号の反対側が道の駅ちちぶです。車で行く場合は、関越自動車の花園インターチェンジで降りて国道140号線で行くのがいいでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 道の駅ちちぶ
- ・住所: 埼玉県秩父市大宮4625
- ・アクセス: 秩父鉄道秩父駅より徒歩で約10分
- ・電話番号:0494-21-2266
秩父駅の基本情報
秩父駅に乗り入れている秩父鉄道は埼玉県の羽生駅から秩父市の三峰口駅までの路線ですが、東京方面からJR東日本の列車を使って行くとしたら熊谷駅で乗り換えると便利です。また、西武秩父線が秩父鉄道に乗り入れており、池袋から西武池袋線で飯能駅を経由して行くこともできます。秩父駅に乗り入れしている秩父鉄道は、秩父を訪れる観光客を運ぶ鉄道で、時期によっては蒸気機関車が牽引するSLパレオエクスプレスなどの観光列車も走っています。
■ 基本情報
- ・名称: 秩父駅
- ・住所: 秩父市宮側町1番7号
- ・公式サイトURL: http://www.chichibu-railway.co.jp/station/28_chichibu.html
秩父駅周辺の基本情報をまとめましたが、いかがでしたか?関東圏からのアクセスがよいので、日帰りで行けるのが嬉しいポイント!旅行まではできないけれど、ちょっと遠出はしたいというときにぴったりです。秩父神社などの歴史や伝統を味わえる場所だけでなく、構内や道の駅にも、地元名物の料理を食べることができるスペースがあるので、簡単に雰囲気を味わうことができますよ♪最近は埼玉スイーツが熱い!とも言われているので、周辺で自分だけのおすすめのお店を発見するのもいいかもしれませんね。景色も食事もよくばりに楽しみましょう!