静岡県袋井市に行くならここへ！市内で1度は行きたいおすすめ観光スポット５選

静岡県西部に位置する袋井市は、東海道新幹線、東海道本線、東名高速道路など主要交通路が横断している交通条件に恵まれている地域です。また、田園地帯と茶畑、さらには太田川や遠州灘など、自然環境にも恵まれています。そんな袋井市のおすすめ観光スポットをご紹介します。

可睡ゆりの園

遠州三山のひとつである曹洞宗寺院・可睡斎に隣接するゆり園で、約3万坪の敷地に約150種200万本のゆりの花を楽しむことができます。ゆりの開花時期である5月下旬から7月上旬のみの開園ですが、毎年多くの観光客でにぎわいます。

園内にはゆりの直売所、茶室、食事処、お土産処などがあります。お食事処ではゆり園ならではのゆりを使ったメニューがあるのでぜひ食べてみてください。フォトコンテストや絵手紙コンテストなどが開催されており、カメラを持参してぜひ素敵な写真を撮ってみてください。

法多山尊永寺

可睡斎、油山寺と合わせて遠州三山と呼ばれる高野山真言宗別格本山の寺院で、尊永寺よりも法多山と呼ばれることが多いです。本尊は聖観音（正観世音菩薩、厄除観世音）で、厄除け観音として東海一円から多くの参拝客が訪れます。

境内で売られている法多山団子は厄除け団子として名物となっています。子供にも食べやすい一口サイズの串だんごです。春のさくらまつり、初夏のホタルまつり、秋のもみじまつりなど四季折々の催しもあり、人気の観光名所となっています。

デンマーク牧場

小笠山の山麓にある15万坪の広大な牧場です。1964年に宣教師トムセンが、登校拒否児などがスタッフとして働きながら学ぶフリースクールとして牧場と農学校を作ったことが始まりです。現在は日本福音ルーテル教会が運営する酪農教育ファームとなっています。

緑あふれる放牧場ではジャージー牛やホルスタイン、羊、鶏などが飼育されており、団体向けに牛の乳しぼり、餌やり、牛の散歩、バター作りなどの酪農体験も行っています。週末はログハウスの乳製品販売所で自家製乳製品が販売されていて、特にソフトクリームはおすすめです。

香りの丘　茶ピア

お茶どころ静岡のJAが運営する施設で、お茶の体験ができる本格的茶処体験ランドです。農園、茶室、直売所、芝生広場、展望台などの施設があり、お茶の製造過程見学、お茶摘み体験、お茶席抹茶体験、お茶手揉み体験などができます。

美しい日本庭園と四季折々の緑や草花たち囲まれた茶室・茶遊庵ではお茶の作法を気軽に学ぶことができます。ふれあい広場にある展望台からは袋井市の街並みや茶畑の眺めを楽しむことができます。お茶どころならではのお茶体験をしてみてください。

小笠山総合運動公園エコパ

袋井市と掛川市の市境にまたがって位置する健康とスポーツと自然をテーマにした多目的総合運動場で、エコパスタジアム、エコパアリーナ、トレーニングルーム、多目的運動広場などの運動施設と公園全体の6割を占めるふれあいの森などがあります。

エコパスタジアムは2002年のサッカーワールドカップの会場にもなりました。ふれあいの森には種子植物やシダ植物など約650種の植物があり、散策道が整備されているので小笠山に棲息する四季折々の植物や生き物を見ながら散策することができますよ。

歴史を感じることができる法多山などの遠州三山、お茶どころを満喫できる茶ピアのほか、豊かな自然を楽しむことができるスポットなど、ぜひ袋井市を訪れてみてください。