キリンが窓からこんにちは!?「キリンが住む高級ホテル」が非日常すぎる！

アフリカ・ケニア、ナイロビには「ジラフ・マナー」という名の高級ホテルがあります。約5万平方メートルの広大な敷地面積をもつこのホテルでは、驚くことに庭でキリンを放し飼い！キリン好きにはたまらないホテルなんです！

びっくり仰天!?キリンが住む高級ホテルとは

ホテル名の「ジラフ（giraffe）」は英語で「キリン」、「マナー（manor）」は「邸宅」。文字通りここは「キリンの邸宅」なんです！大人のキリンの長い首は高い窓にも軽々届き、宿泊客をもてなします。

窓から、キリンさんこんにちは！

外を自由に歩き回っているキリンさん。時折、窓から顔を覗きこんでくることも！これがこのホテルならではのサービスというのが面白いですね。なんという可愛さ！人懐っこさ！でもこんな大きなキリンが顔を出してきたら、最初のうちはちょっとコワイかも…？

キリンさんがご飯をねだってくる！

さらに朝食を食べているときには、窓から思いっきり首をつっこんできて、ご飯をねだってくるなんてこともあるんですよ！もちろん全身が入ることはできませんが、首がぶつかってしまうのではないかと内心ヒヤヒヤ！

それぞれに名前がついた愛らしいキリンたちは、ホテルスタッフの声かけで、ご飯をおねだりにやってきます。

キュッとしたお尻がかわいい♡

キリンはスマートな動物、全体美には特に優れています。部屋の窓からこちらを覗きにくる可愛いキリンと一緒に写真を撮ったり、触れ合ったりできるのが「ジラフ・マナー」の醍醐味。 動物園で柵の外から見ていたキリンが目の前に現れ、間近でたわむれることができる…こんな貴重な経験、めったにできません！

窓から覗きこんでくるキリンもかわいいですが、その様子を外から見るのもおもしろいですよ！引き締まったお尻がかわいらしい ♡

それでも大変豪華な高級ホテル

キリンが放し飼いになっているホテルと聞けば、独特の匂いのある汚い部屋を想像しそうですが、そこは高級ホテル。1930年代に建てられたというクラシックな建物ながら、清潔感にあふれた可愛らしい室内は、訪れる人の癒しの場となっています。

一体なぜこうなった!?

「ジラフ・マナー」で飼われているキリンは、親を亡くして保護された絶滅危惧種のロスチャイルドキリンです。もともとはケニアの動物たちを保全するための施設だったと聞けば、いっそう感慨深いものを感じます。

保護活動は1974年からスタート。ホテルとして利用されるようになったのは1984年のことでした。2009年からはイギリス人の動物保護家ハートレーさん夫妻により管理されており、ホテルの収益はアフリカの絶滅危惧種動物を保護する活動の資金源となっています。

アフリカでキリンと一緒に泊まってみない!?

キリンが住むホテル、いかがでしたか？「ジラフ・マナー」は人気のホテルのため、早めの予約が必要です。

非日常を味わうことのできる楽しく快適なホテルライフが、絶滅危惧種の動物を救うためと考えれば、動物好きなら一度は訪れてみるべきホテルではないでしょうか。朝食はキリンさんの分もとっておかないといけませんね。