山口市は、県庁のある街の中では、閑静でしかも文化の香りが前面に押し出された特徴があります。訪れた人も、山口市の気高い雰囲気に包まれます。歴史もあり、文化も育んできた山口市の魅力を、深く掘り下げてご紹介しましょう。
山口市は政治や行政、文化の面が強調される街となっています。他の都道府県の県庁所在地と比較すれば、特に山口市がそのような印象となっています。
山口県のほぼ中央にあり、市域は南北に長く、南は瀬戸内海に面し、北は島根県と接しています。道路網は、県内のほぼ全域から簡単にアクセスできるように整備されています。盆地地形の街で、中央を南北に椹野川が貫き、その両岸に市街地が形成されています。
気候は、市の中・南部域は瀬戸内海式気候のため比較的温暖・少雨ですが、北部域は中国山地の南西端となっていて、内陸性の様相があります。特に、寒暖の差が激しい街でもあります。
【車を利用】
■東京・大阪・広島方面から。中国自動車道では、山口ICから国道262号へ。途中、国道9号で山口市へ。山陽自動車道では、防府東ICから国道2号へ。その後、国道262号と国道9号を使って山口市へ。
■福岡から。中国自動車道で小郡ICへ。その後、国道9号を使い、山口市へ。
【新幹線を利用】
■東京駅から4時間27分。新大阪駅から1時間52分。広島駅から31分。博多駅から35分。降車駅は新山口駅です。
【飛行機を利用】
■羽田空港から山口宇部空港まで1時間30分。山口宇部空港から新山口駅までバスで約35分。
山口市の歴史を遡れば、大内氏の時代が顕著になってきます。南北朝時代(1360年)の頃、周防国を平定したのが大内弘世氏。大内氏の本拠地を吉敷郡御堀氷上(現在の山口市大内御堀)から現在の山口市中心部に移したのがルーツとされています。
室町時代には、大内館(やかた)が築かれ、日明貿易が行われていたようです。応仁の乱以後には、乱を逃れてきた文化人を歓迎したので大内文化、「西の京」として栄えました。戦国時代には大内義興、大内義隆が市街を整備し栄華を極めていたと思われます。その史跡が数多く残されています。
義興に庇護され後に京へ戻った室町幕府10代・12代将軍の足利義尹(義稙)、雪舟、フランシスコ・ザビエルなど、この町に縁のある人たちは数多いのです。
天文21年12月9日には、山口の宣教師コスメ・デ・トルレスらが、司祭館に日本人信徒を招いてクリスマスの祝を催したと伝わっています。このため、日本のクリスマスの発祥の地は山口であると言っても良いのでしょう。
大内氏滅亡後、毛利氏の支配のもとで山口奉行が置かれたため、山口は防長二国における政治的中心地となります。関ヶ原の戦いの後は、防長二国に減封された毛利輝元が萩に居城(萩城)を構えたため、山口の政治的中心性は一旦消滅します。
幕末の頃には、長州藩は藩庁を萩から山口へ移すことになり、山口はふたたび防長二国の政治的中心地となります。山口に移された藩庁は山口政事堂と呼ばれ、長州藩における討幕運動の拠点となっていきます。
明治に入ると廃藩置県が実施され、長州(山口)藩庁は山口県庁にそのまま移行し、山口市は山口県成立から現在に至るまでそのまま県政の中心地としての役割を担うこととなります。長州藩の藩校であった明倫館は藩庁移転に伴って、萩から山口に移転。旧制山口高などを経て、現在の山口大学となっています。
現在、県立図書館・県立博物館・県立美術館が整備され、周辺一帯は、閑静で落ち着いた雰囲気のある文化や教育の一大拠点となっています。
造営中であった五重塔は、その後、嘉吉2年(1442年)頃落慶しました。それからしばらくの時を経て、関ヶ原の合戦の後、毛利輝元が萩入りし、香積寺を萩に引寺。跡地に仁保から瑠璃光寺を移築しました。これが今日の姿です。
全国に現存する五重塔のうちで10番目に古いものです。美しさは奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺にある五重塔とともに日本三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も優秀な建造物と評価されています。
国宝にも指定され、五重塔は観光山口のシンボルとして四季折々の姿を見せる裏山を背に、大内文化を優雅に伝えています。また、夜間は日没から22:00までライトアップされます。山口観光のおすすめスポットのひとつです。
香山公園内には、国宝に指定されている瑠璃光寺五重塔ほか、露山堂(ろざんどう)、枕流亭(ちんりゅうてい)などの史跡があります。また、大内弘世の銅像や雪舟の胸像、牧水歌碑があります。露山堂は、幕末に毛利敬親公が茶事にことよせて、藩士と討幕の策を練った所と言われています。
枕流亭は、薩長連合の志士が集った所と言われています。その他、明治時代以降の毛利家墓所、瑠璃光寺資料館などがあります。
中生代白亜紀の流紋岩質凝灰岩やデイサイト溶岩から形成され、断崖が目を惹きます。長門峡の命名者は郷土の画家、高島北海です。また、詩人中原中也もこの地を絶賛したと言います。長門峡の景勝地には、個性的な名前が付けられ、洗心橋や龍宮淵、獺淵、暗がり淵などがあります。
洗心橋には中原中也の詩碑が立っていて、この洗心橋から龍宮淵まで5.5キロメートルの観光遊歩道が設置されています。ハイキングやトレッキングで訪れる人も多いようです。年間60万人以上の観光客が訪れる観光スポットです。山口に行かれたら立ち寄ってみる価値があります。おすすめです。
展示物は常設、常設テーマ、企画展示の三部構成になっていて、常設テーマは1年、企画展示は2-3ヶ月のスパンで変更されています。記念館では記念館開館時に制定された「中原中也賞」関連の事業や、「中原中也の会」のサポート事業などにも取り組んでいます。
料亭の菜香亭は、井上馨の他にも伊藤博文、木戸孝允、山縣有朋らの元勲の他、内閣総理大臣経験者である田中義一、岸信介、佐藤栄作らが使った料亭で、山口市における迎賓館的あるいは社交場的存在でもあったと言われています。
そのような関係から、井上馨や佐藤栄作など著名人の扁額28枚とゆかりの所蔵品が展示されています。建物も、近代日本の歴史を物語る貴重なものです。その歴史を次代に継承していく場として、また大内氏の歴史が薫る大殿地区における大内文化まちづくりの拠点施設となっています。
周囲には、山口県立図書館(山口県文書館)、山口県庁舎、山口サビエル記念聖堂などがあります。山口県出身でシベリアの抑留体験を描いた画家・香月泰男のシベリアシリーズ、彼の死後、手元に残っていた数多くの作品が、遺族により山口県に寄贈されたのを機に建てられたものです。
コレクションの中で特筆されるものは、そのシベリアシリーズですが、他に、長州藩とゆかりの深い雪舟、狩野芳崖、戦後の画家では小林和作の作品などがあります。
山口にあっても、讃岐うどんです。麺は程よいコシがります。そして、もっちり麺もあり人気です。スープも薄い感じがあるのですがコクがあって美味しいと評判です。山口旅行ではおすすめのうどん屋さんです。
ご飯にはウズラの玉子がトッピングされています。それとカレーの味が混ざり合って、マイルド感が出てくる美味しさは来店者には好評のようです。スパイスの効いたカレーと薬味である緑のきゅうり漬のみじん切り、らっきょう、福神漬の相性も良いと人気です。
その内容は、にぎり9貫。よこわ、イカ、カンパチ、たいらぎ、〆鯖、カワハギ、玉子、焼き穴子、鰤炙りなどです。それに、天麩羅茄子、椎茸、ピーマン、穴子2本。さらに、茶碗蒸し、アサリの貝汁。ボリューム感は半端ではありません。回転寿司でお腹いっぱいになるメニューとしておすすめです。リーズナブル。
店内はお肉を焼いていきますので、焼き肉の匂いがあります。そんな匂いが気になる人は、お好みのものをテイクアウトして楽しむようです。イートイン、テイクアウトのどちらを選んでも満足のいくバーガーが楽しめます。おすすめです。
おすすめは、パニーニ。購入後に、お店の専用のオーブンで焼いてもらえます。旨味が凝縮されていて人気があります。その他に、バタールとタルト、メロンパンやピザのパンなども外せません。お値段もお手頃で良心的です。2階でのランチもおすすめす。
特に、豚骨ラーメンが人気です。トロンとしていて、ほんのり甘いスープは博多ラーメンに仕上がっています。このこだわりのラーメンと同様に、本来の居酒屋も人気です。黒板に居酒屋メニューが書かれています。季節によって違いますが、淡路島カレーや松茸天ぷら、馬刺しなど気になるメニューがいっぱいです
そのためでしょうか、地元では新山口駅に近いということもあって、ビジネス客さんが多いようです。家族連れのお客さんも利用しています。山口で気楽にふぐ料理となれば、おすすめのお店です。
お料理は、料理長がこだわり吟味する季節のお料理が出されます。和食と洋食のコラボレーション料理や上撰会席料理など、利用者のお好みで、予算にあわせて用意してもらえます。アレルギーのある場合も、事前に連絡しておけば対応してもらえます。
高杉晋作ら維新の志士も入浴したと言われ、維新史に興味ある人には欠かせない湯となるのでしょう。全国から、この風呂目当てで訪問する人も多いようです。お料理は、瀬戸内海や日本海の沿岸部や中国山地まで、地元食材にこだわった山口の旬の恵みを堪能できます。
無色透明、アルカリ性単純硫黄泉のつるっとした柔らかなお湯が優しく迎えてくれます。環元力(酸化を防ぐ力)が強く、健康増進に役立つと言われています。お料理は、海と山に恵まれた山口県産の素材を使用して提供されます。ふぐ刺し、ふぐ鍋など、冬季期間中はふぐ料理も堪能できます。
お料理はこだわりがあります。旬を大切に考え、例えばふぐ料理などは、残暑の時期のふぐと10月初旬に入ってからのふぐの旨味は違い、さらに、11月以降のふくは益々旨みを増すと言われています。ふぐにしても、ふく鍋には欠かせない白菜しても、旬をとらえ提供していただけます。
お料理は、新鮮な「海の幸」、山陰山陽、豊かな気候に育まれた「岳の幸」を使ってもてなされます。技の限りを尽くし、熱いものは温かく、冷たいお料理は冷たく。当たり前に、ひと手間を惜しまない料理が提供されます。
ご紹介しました山口市、その魅力が伝わりましたでしょうか。最後までおつきあい頂きありがとうございました。山口旅行の際の一助になれば幸いです。
山口市ってどんなところ?
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/kanko/photo/D_kenou/kounominekouen.html
山口市は、中国地方西部にある市で、山口県の県庁所在地です。特徴は、県庁所在地としての行政部門のみを引き受ける閑静な市と言えます。県内における経済的な吸引力では港湾都市として栄えてきた下関市。産業的には、重化学工業で栄えた宇部市、周南市、岩国市などがあります。山口市は政治や行政、文化の面が強調される街となっています。他の都道府県の県庁所在地と比較すれば、特に山口市がそのような印象となっています。
山口県のほぼ中央にあり、市域は南北に長く、南は瀬戸内海に面し、北は島根県と接しています。道路網は、県内のほぼ全域から簡単にアクセスできるように整備されています。盆地地形の街で、中央を南北に椹野川が貫き、その両岸に市街地が形成されています。
気候は、市の中・南部域は瀬戸内海式気候のため比較的温暖・少雨ですが、北部域は中国山地の南西端となっていて、内陸性の様相があります。特に、寒暖の差が激しい街でもあります。
山口市へのアクセス方法
【車を利用】
■東京・大阪・広島方面から。中国自動車道では、山口ICから国道262号へ。途中、国道9号で山口市へ。山陽自動車道では、防府東ICから国道2号へ。その後、国道262号と国道9号を使って山口市へ。
■福岡から。中国自動車道で小郡ICへ。その後、国道9号を使い、山口市へ。
【新幹線を利用】
■東京駅から4時間27分。新大阪駅から1時間52分。広島駅から31分。博多駅から35分。降車駅は新山口駅です。
【飛行機を利用】
■羽田空港から山口宇部空港まで1時間30分。山口宇部空港から新山口駅までバスで約35分。
山口市の歴史を知ろう
http://www.yamaguti.biz/bunka/post_6.html
※写真は、大内義隆の菩提寺龍福寺です。山口市の歴史を遡れば、大内氏の時代が顕著になってきます。南北朝時代(1360年)の頃、周防国を平定したのが大内弘世氏。大内氏の本拠地を吉敷郡御堀氷上(現在の山口市大内御堀)から現在の山口市中心部に移したのがルーツとされています。
室町時代には、大内館(やかた)が築かれ、日明貿易が行われていたようです。応仁の乱以後には、乱を逃れてきた文化人を歓迎したので大内文化、「西の京」として栄えました。戦国時代には大内義興、大内義隆が市街を整備し栄華を極めていたと思われます。その史跡が数多く残されています。
義興に庇護され後に京へ戻った室町幕府10代・12代将軍の足利義尹(義稙)、雪舟、フランシスコ・ザビエルなど、この町に縁のある人たちは数多いのです。
天文21年12月9日には、山口の宣教師コスメ・デ・トルレスらが、司祭館に日本人信徒を招いてクリスマスの祝を催したと伝わっています。このため、日本のクリスマスの発祥の地は山口であると言っても良いのでしょう。
大内氏滅亡後、毛利氏の支配のもとで山口奉行が置かれたため、山口は防長二国における政治的中心地となります。関ヶ原の戦いの後は、防長二国に減封された毛利輝元が萩に居城(萩城)を構えたため、山口の政治的中心性は一旦消滅します。
幕末の頃には、長州藩は藩庁を萩から山口へ移すことになり、山口はふたたび防長二国の政治的中心地となります。山口に移された藩庁は山口政事堂と呼ばれ、長州藩における討幕運動の拠点となっていきます。
明治に入ると廃藩置県が実施され、長州(山口)藩庁は山口県庁にそのまま移行し、山口市は山口県成立から現在に至るまでそのまま県政の中心地としての役割を担うこととなります。長州藩の藩校であった明倫館は藩庁移転に伴って、萩から山口に移転。旧制山口高などを経て、現在の山口大学となっています。
現在、県立図書館・県立博物館・県立美術館が整備され、周辺一帯は、閑静で落ち着いた雰囲気のある文化や教育の一大拠点となっています。
山口市のおすすめ観光名所
http://blog.livedoor.jp/fusan3838/archives/51942022.html
※写真は、瑠璃光寺の五重塔です。瑠璃光寺
瑠璃光寺は、25代大内義弘が現在の香山公園に、石屏子介禅師を迎え香積寺を建立しました。義弘は応永6年(1399年)足利義満と泉州で戦い戦死します。そのため、26代弟の盛見は兄の菩提を弔うため、香積寺に五重塔を造営していました。しかし、その途中に、九州の少貳勢と戦って盛見も戦死します。造営中であった五重塔は、その後、嘉吉2年(1442年)頃落慶しました。それからしばらくの時を経て、関ヶ原の合戦の後、毛利輝元が萩入りし、香積寺を萩に引寺。跡地に仁保から瑠璃光寺を移築しました。これが今日の姿です。
全国に現存する五重塔のうちで10番目に古いものです。美しさは奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺にある五重塔とともに日本三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も優秀な建造物と評価されています。
国宝にも指定され、五重塔は観光山口のシンボルとして四季折々の姿を見せる裏山を背に、大内文化を優雅に伝えています。また、夜間は日没から22:00までライトアップされます。山口観光のおすすめスポットのひとつです。
■ 基本情報
- ・名称:瑠璃光寺
- ・住所:山口市香山町7-1
- ・アクセス:山口駅より車で約6分
- ・拝観時間:拝観自由
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:083-924-9139
- ・料金:無料
- ・参考サイトURL:http://yudaonsen.com/guide/rurikoji/index.shtml
香山公園(こうざんこうえん)
枕流亭は、薩長連合の志士が集った所と言われています。その他、明治時代以降の毛利家墓所、瑠璃光寺資料館などがあります。
■ 基本情報
- ・名称:香山公園
- ・住所:山口県山口市香山町7-1
- ・アクセス:山口駅からバスで15分 (市コミュニティバス)
- 中国自動車道小郡ICから車で20分
- ・電話番号:083-934-2810 山口市観光課
- ・参考サイトURL:http://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/15401
長門峡(ちょうもんきょう)
長門峡は、阿武川上流、山口県山口市阿東及び萩市川上に位置する峡谷です。全長12㎞。奇岩や滝、深淵など四季折々の表情が織りなす奇勝として知られています。国の名勝や長門峡県立自然公園にも指定されています。中生代白亜紀の流紋岩質凝灰岩やデイサイト溶岩から形成され、断崖が目を惹きます。長門峡の命名者は郷土の画家、高島北海です。また、詩人中原中也もこの地を絶賛したと言います。長門峡の景勝地には、個性的な名前が付けられ、洗心橋や龍宮淵、獺淵、暗がり淵などがあります。
洗心橋には中原中也の詩碑が立っていて、この洗心橋から龍宮淵まで5.5キロメートルの観光遊歩道が設置されています。ハイキングやトレッキングで訪れる人も多いようです。年間60万人以上の観光客が訪れる観光スポットです。山口に行かれたら立ち寄ってみる価値があります。おすすめです。
■ 基本情報
- ・名称:長門峡
- ・アクセス:●JR山口線、新山口駅より、普通列車、
- もしくは、SL山口号にて、「長門峡駅」へ。
- ●山口市から、国道9号線で長門峡へ(約35kmくらい)。
- 駐車場は、長門峡駅付近と、竜宮淵付近の2ヵ所あります。
- ・電話番号:083-956-2526 NPO法人 あとう観光協会
- ・参考サイトURL:http://www.ato-kankou.org/View/Choumonkyo/
中原中也 記念館
中原中也記念館は、山口市湯田温泉にある博物館(文学館)となっています。山口市出身の詩人、中原中也の生家、中原医院の跡地に立てられていて、中原中也の遺品、遺稿が展示されています。展示物は常設、常設テーマ、企画展示の三部構成になっていて、常設テーマは1年、企画展示は2-3ヶ月のスパンで変更されています。記念館では記念館開館時に制定された「中原中也賞」関連の事業や、「中原中也の会」のサポート事業などにも取り組んでいます。
■ 基本情報
- ・名称:中原中也 記念館
- ・住所:山口県山口市湯田温泉1-11-21
- ・アクセス:JR山陽新幹線または山陽本線で新山口駅へ。
- その後、バスで20分 湯田温泉バス停より徒歩1分
- ・開館時期と時間:【5月~10月】 午前9:00~午後6:00(入館は5:30まで)
- 【11月~4月】 午前9:00~午後5:00(入館は4:30まで)
- ・休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日) 毎月最終火曜日年末年始(12月29日~1月3日)
- ・電話番号:083-932-6430
- ・料金:一般320円(270円)/大学生210円(162円)/70歳以上、18歳以下は無料
- ( )内は20人以上団体料金
- ・公式サイトURL:http://www.chuyakan.jp/00top/01main.html
菜香亭(さいこうてい)
山口市菜香亭は、山口県山口市天花(てんげ)にある観光文化交流施設です。歴史豊かな山口の観光拠点として、また市民交流の場として平成16年10月2日に開館した施設です。建物は、明治10年頃の創業から平成8年までの間、広く親しまれてきた料亭〈祇園菜香亭〉を移築復元したものです。料亭の菜香亭は、井上馨の他にも伊藤博文、木戸孝允、山縣有朋らの元勲の他、内閣総理大臣経験者である田中義一、岸信介、佐藤栄作らが使った料亭で、山口市における迎賓館的あるいは社交場的存在でもあったと言われています。
そのような関係から、井上馨や佐藤栄作など著名人の扁額28枚とゆかりの所蔵品が展示されています。建物も、近代日本の歴史を物語る貴重なものです。その歴史を次代に継承していく場として、また大内氏の歴史が薫る大殿地区における大内文化まちづくりの拠点施設となっています。
■ 基本情報
- ・名称:菜香亭
- ・住所:山口市天花1丁目2番7号
- ・アクセス:・ 自動車/山口駅より約7分(国道9号沿い七尾山トンネル横)
- ・ 路線バス/野田学園前バス停下車(徒歩2分)
- ・ コミュニティバス/野田バス停下車(徒歩3分)
- ・ JR/山口駅下車(バス及びタクシー)
- ・開館時間:午前9時~午後5時(部屋の貸室利用は午後10時まで)
- ・休館日:火曜日(火曜が祝日の場合は祝祭日でない次の平日)
- 年末年始(12月29日~1月3日)
- ・電話番号:083-934-3312
- ・料金:大広間・展示室の所蔵品等の観覧のみ有料
- ・大人(高校生以上)100円 ・小人(小・中学生)50円 ・未就学児 無料
- ・公式サイトURL:http://www.c-able.ne.jp/~saikou/
山口県立美術館
山口県立美術館は、山口県山口市にある公立美術館です。山口市の市街地のほぼ中心部にあたる、日本の道100選に選ばれるパークロード沿い、山口大学経済学部の旧亀山キャンパス跡地にあります。1979年の開館です。周囲には、山口県立図書館(山口県文書館)、山口県庁舎、山口サビエル記念聖堂などがあります。山口県出身でシベリアの抑留体験を描いた画家・香月泰男のシベリアシリーズ、彼の死後、手元に残っていた数多くの作品が、遺族により山口県に寄贈されたのを機に建てられたものです。
コレクションの中で特筆されるものは、そのシベリアシリーズですが、他に、長州藩とゆかりの深い雪舟、狩野芳崖、戦後の画家では小林和作の作品などがあります。
■ 基本情報
- ・名称:山口県立美術館
- ・住所:山口市亀山町3-1
- ・アクセス:JR新山口駅から山口線に乗り換え山口駅下車、徒歩約15分
- [山陽自動車道] 防府東ICから車で約25分
- [中国自動車道(広島方面から)] 山口ICから車で約15分
- [中国自動車道(九州方面から)] 小郡ICから車で約25分
- ・開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- ・休館日:・ 月曜日(祝日・休日の場合は開館)
- ・ 年末年始、展示替え、館内整備等による臨時休館期間
- ・電話番号:083-925-7788
- ・料金:一般:300円(240円)/学生:200円(160円)
- 70歳以上及び18歳以下の方:無料
- ※( )内は20名以上の団体料金
- ※高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍する方等は無料です。
- ・公式サイトURL:http://www.yma-web.jp/
山口市民も納得の味!レストラン7選
※写真は「入道」のもの勝一
「勝一」さんは、普段は行列もできると言う「うどん屋さん」です。こちらのお店は、すべてセルフサービスとなっています。お好みのうどんとと、ちくわやおにぎりなどをチョイスしてをお盆に取り、そして支払います。かなりリーズナブルなうどん屋さんです。山口にあっても、讃岐うどんです。麺は程よいコシがります。そして、もっちり麺もあり人気です。スープも薄い感じがあるのですがコクがあって美味しいと評判です。山口旅行ではおすすめのうどん屋さんです。
■ 基本情報
- ・名称:勝一
- ・住所:山口県山口市大字吉敷3271-3
- ・アクセス:・JR山口線「湯田温泉駅」から北西に車で約15分。
・旧国道9号(県道34号)葵交差点から国道9号方面に約300m。 - ・国道9号吉敷西交差点から旧国道9号(県道34号)方面に約300m。
- ・山口県総合保健会館から川を挟んで北側 矢原駅から1,258m
- ・営業時間:10:00~14:00(麺がなくなり次第終了)ランチ営業、日曜営業
- ・定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
- ・電話番号:083-922-1130 予約不可
- ・料金:[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/yamaguchi/A3501/A350101/35000311/
ぶるうべる
「ぶるうべる」さんは、色の黒いカレーが人気のお店です。アラジンの魔法のランプのような容器に入ったカレールーが印象的です。大盛のご飯皿と一緒に出されます。ルーの中に具はありません。しかし、煮込まれたものが凝縮しているのでしょう旨味が閉じ込められています。ご飯にはウズラの玉子がトッピングされています。それとカレーの味が混ざり合って、マイルド感が出てくる美味しさは来店者には好評のようです。スパイスの効いたカレーと薬味である緑のきゅうり漬のみじん切り、らっきょう、福神漬の相性も良いと人気です。
■ 基本情報
- ・名称:ぶるうべる
- ・住所:山口県山口市亀山町1-5
- ・アクセス:・JR山口線山口駅から徒歩約15分
・早間田交差点から山口市役所方面に徒歩約3分 山口駅から841m - ・営業時間:11:30~21:00 ランチ営業、日曜営業
- ・定休日:月曜日
- ・電話番号:083-924-4586
- ・料金:[夜]¥1,000~¥1,999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:http://bluebell.ftw.jp/
回転寿したかくら
「回転寿したかくら」さんは、山口市小郡にあるお店です。回転寿司のイメージは、ほぼどのお店も同様なものと感じます。おすすめは、たかくら御膳(天麩羅付き)です。これが少しびっくりするようなものとなっているようです。その内容は、にぎり9貫。よこわ、イカ、カンパチ、たいらぎ、〆鯖、カワハギ、玉子、焼き穴子、鰤炙りなどです。それに、天麩羅茄子、椎茸、ピーマン、穴子2本。さらに、茶碗蒸し、アサリの貝汁。ボリューム感は半端ではありません。回転寿司でお腹いっぱいになるメニューとしておすすめです。リーズナブル。
■ 基本情報
- ・名称:回転寿したかくら
- ・住所:山口県山口市小郡御幸町4-1 ホテルアクティブ 1F
- ・アクセス:JR新山口駅新幹線口徒歩30秒
- 駅出口から左手すぐのホテルアクティブ1F 新山口駅から65m
- ・営業時間:11:30~14:00(13:40L.O) 17:00~22:00(21:15L.O)
- ランチ営業、日曜営業
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:083-973-7008
- ・料金:[夜]¥2,000~¥2,999[昼]¥2,000~¥2,999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/yamaguchi/A3501/A350101/35000248/
ワンウェイ
「ワンウェイ」さんは、ボリューム感たっぷりのハンバーガーのお店です。注文してから、焼き上げていきますので、少し時間はかかるようですが、熱々の出来たてバーガーを楽しむことができると人気です。食べ応えも十分にあります。店内はお肉を焼いていきますので、焼き肉の匂いがあります。そんな匂いが気になる人は、お好みのものをテイクアウトして楽しむようです。イートイン、テイクアウトのどちらを選んでも満足のいくバーガーが楽しめます。おすすめです。
■ 基本情報
- ・名称:ワンウェイ
- ・住所:山口県山口市大市町1-16
- ・アクセス:上山口駅から565m
- ・営業時間:「月~日」11:00~19:00(LO18:30)ランチ営業、日曜営業
- ・定休日:水曜(祝日と重なる場合は営業
- ・電話番号:083-924-1129
- ・料金:[夜]¥1,000~¥1,999[昼]~¥999
- ・公式サイトURL:https://www.facebook.com/1WAY.burgers
ザビエル・カンパーナ
「ザビエル・カンパーナ」さんは、山口市を代表する本格派のパン屋さんです。1階がパン屋さんで、2階がレストランになっています。いろんな種類のパンが提供され、お好みのパンを求めるお客さんで、いつも賑わっています。おすすめは、パニーニ。購入後に、お店の専用のオーブンで焼いてもらえます。旨味が凝縮されていて人気があります。その他に、バタールとタルト、メロンパンやピザのパンなども外せません。お値段もお手頃で良心的です。2階でのランチもおすすめす。
■ 基本情報
- ・名称:ザビエル・カンパーナ
- ・住所:山口県山口市亀山町5-2
- ・アクセス:山口駅から1,056m
- ・営業時間:[平日]10:30~15:00
[土日祝]10:30~15:00 17:00~20:00 - ランチ営業、日曜営業
- ・定休日:無休
- ・電話番号:083-923-6222
- ・料金:[夜]¥1,000~¥1,999[昼]¥1,000~¥1,999
- ・公式サイトURL:http://www.xavier-cam.co.jp/
山形屋西洋酒場
「山形屋西洋酒場」さんは、不思議な居酒屋さんです。「でした。」と言ったほうが良いのかも知れません。夜はお店の名前の通り、居酒屋さんなのですが、お昼には、こだわりのラーメン屋さんに変身されます。実は、お昼のラーメン営業は現在ストップとなっています。特に、豚骨ラーメンが人気です。トロンとしていて、ほんのり甘いスープは博多ラーメンに仕上がっています。このこだわりのラーメンと同様に、本来の居酒屋も人気です。黒板に居酒屋メニューが書かれています。季節によって違いますが、淡路島カレーや松茸天ぷら、馬刺しなど気になるメニューがいっぱいです
■ 基本情報
- ・名称:山形屋西洋酒場
- ・住所:山口県山口市湯田温泉1-1-40
- ・アクセス:湯田温泉駅から711m
- ・営業時間:18:00~24:00(居酒屋)
夜10時以降入店可、日曜営業 - ・定休日:月曜
- ・電話番号:083-923-9111
- ・料金:[夜]¥4,000~¥4,999[昼]~¥999
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/yamaguchi/A3501/A350101/35003199/
入道
「入道」さんは、山口の名物でもあるふぐ料理がおすすめのお店です。ふぐは山口では「ふく」と呼ばれることが通常です。ふぐ料理と言えば、高級感があり、その分お値段も気になるところです。こちらでは、地元の利を活かして、東京などと比較するとリーズナブルに提供していただけます。そのためでしょうか、地元では新山口駅に近いということもあって、ビジネス客さんが多いようです。家族連れのお客さんも利用しています。山口で気楽にふぐ料理となれば、おすすめのお店です。
■ 基本情報
- ・名称:入道
- ・住所:山口県山口市小郡下郷1288-58
- ・アクセス:JR山陽本線新山口駅北口より徒歩約1分
新山口駅から222m - ・営業時間:17:00~23:00(LO22:20) ※22時以降入店可
- ・定休日:日曜日 (連休の場合は月曜日が休み)
- ・電話番号:083-973-3195
- ・料金:[夜]¥8,000~¥9,999
- ・公式サイトURL:http://www.nyudou.com/index.html
山口市でおすすめのホテル・旅館
http://blog.goo.ne.jp/kotoba_produce/e/e0bb5d53f588aa1126658001ad500b69
※写真は、明治維新のゆかりの松田屋ホテルです。湯田温泉ユウベルホテル 松政
湯田温泉ユウベルホテル松政は、洋の佇まいの中にあって、和の寛ぎを感じられる温泉旅館となっています。あの種田山頭火のゆかりの温泉である千人湯は、源泉かけ流しの露天風呂としてお客さんから人気となっています。お料理は、料理長がこだわり吟味する季節のお料理が出されます。和食と洋食のコラボレーション料理や上撰会席料理など、利用者のお好みで、予算にあわせて用意してもらえます。アレルギーのある場合も、事前に連絡しておけば対応してもらえます。
■ 基本情報
- ・名称:湯田温泉ユウベルホテル 松政
- ・住所:山口県山口市湯田温泉三丁目5番8号
- ・アクセス:湯田温泉駅[出口]から徒歩約10分
- ・営業時間:チェックイン:15:00チェックアウト:10:00
- ・電話番号:083-922-2000
- ・料金:4630円~ 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.matsumasa.jp/
松田屋 ホテル
松田屋ホテルは、維新志士も使ったという創業340年の老舗です。坂本竜馬や高杉晋作など幕末の維新志士が密談も含めて集まったと伝えられています。そうした松田屋ホテルには、明治維新の史跡が多数残っています。家族風呂としてご利用いただける維新の湯は、1860年設置の御影石の浴場そのままです。高杉晋作ら維新の志士も入浴したと言われ、維新史に興味ある人には欠かせない湯となるのでしょう。全国から、この風呂目当てで訪問する人も多いようです。お料理は、瀬戸内海や日本海の沿岸部や中国山地まで、地元食材にこだわった山口の旬の恵みを堪能できます。
■ 基本情報
- ・名称:松田屋 ホテル
- ・住所:山口県山口市湯田温泉3-6-7
- ・アクセス:湯田温泉駅[出口]から徒歩約8分
- ・営業時間:チェックイン:15:00チェックアウト:10:00
- ・電話番号:083-922-0125
- ・料金:12800円~ 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.matsudayahotel.co.jp/
名勝 山水園
名勝山水園は、三方を山に囲まれた静かな環境にあります。純和風木造建築の宿で、無色透明で柔らかな源泉100%かけ流しの温泉は、周囲の雰囲気と調和して、ゆっくりと楽しむことができます。無色透明、アルカリ性単純硫黄泉のつるっとした柔らかなお湯が優しく迎えてくれます。環元力(酸化を防ぐ力)が強く、健康増進に役立つと言われています。お料理は、海と山に恵まれた山口県産の素材を使用して提供されます。ふぐ刺し、ふぐ鍋など、冬季期間中はふぐ料理も堪能できます。
■ 基本情報
- ・名称:名勝 山水園
- ・住所:山口県山口市緑町4-60
- ・アクセス:湯田温泉駅[出口]から徒歩約21分
- ・営業時間:チェックイン:15:00チェックアウト:10:00
- ・電話番号:083-922-0560
- ・料金:15000円~ 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.yuda-sansuien.com/
湯の宿、味の宿 梅乃屋
ホテル梅乃屋は、強いアルカリ性の温泉です。そのため、肌の汚れや角質を落とす「クレンジング効果」が高いと言われています。お湯につかると肌の老廃物が優しく流され、美肌効果のあるお湯として人気です。また、強い色や香りが無く、無色透明で肌に馴染みやすいものとなっています。お料理はこだわりがあります。旬を大切に考え、例えばふぐ料理などは、残暑の時期のふぐと10月初旬に入ってからのふぐの旨味は違い、さらに、11月以降のふくは益々旨みを増すと言われています。ふぐにしても、ふく鍋には欠かせない白菜しても、旬をとらえ提供していただけます。
■ 基本情報
- ・名称:湯の宿、味の宿 梅乃屋
- ・住所:山口県山口市湯田温泉4-3-19
- ・アクセス:湯田温泉駅[出口]から徒歩約10分
- ・営業時間:[チェックイン時間] 15:00~23:00
[チェックアウト時間] ~11:00 - ・電話番号:083-922-0051
- ・料金:1泊朝食 7,560~9,720円 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://umenoya.net/
西の雅 常盤
西の雅「常盤」では、10種類のお風呂が楽しめます。露天風呂は2種類あります。「維新黎明の湯」と「山頭火の湯」です。内風呂は、「山口のんたの湯」で、湯田温泉祭の提灯と共にアレンジされた壁面が楽しめます。その他、広々とした男性用と女性用の大浴場もあります。お料理は、新鮮な「海の幸」、山陰山陽、豊かな気候に育まれた「岳の幸」を使ってもてなされます。技の限りを尽くし、熱いものは温かく、冷たいお料理は冷たく。当たり前に、ひと手間を惜しまない料理が提供されます。
■ 基本情報
- ・名称:西の雅 常盤
- ・住所:山口県山口市湯田温泉4丁目6-4
- ・アクセス:湯田温泉駅[出口]から徒歩約8分
- ・営業時間:チェックイン:15:00チェックアウト:10:00
- ・電話番号:083-922-0091
- ・料金:5700円~ 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.n-tokiwa.co.jp/
ご紹介しました山口市、その魅力が伝わりましたでしょうか。最後までおつきあい頂きありがとうございました。山口旅行の際の一助になれば幸いです。