空気が澄む冬は、星の観測にも良い季節。毎年この時期、おうし座としし座のふたつの流星群が見られます。しかも今年2015年は当たり年!火球と呼ばれる明るい流星も多く見られるとのことです。流星群は条件さえよければ誰でも見られるチャンスがありますので、13日~18日はぜひ夜空を眺めてみてください☆
おうし座流星群って?
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毎年10月から11月の約2か月間活動する流星群。見るための条件が揃っている場合、1時間に約10個ほど観測することが出来ます。2015年は非常に明るく輝く「火球」が多く見られるのではと予想されています。楽しみですね!おうし座流星群の見頃
11月6日(金)にピークを迎える「南群」と11月13日(金)にピークを迎える「北群」があります。それぞれ21時頃から未明にかけて東の空を中心に流星を見ることが出来ます。しし座流星群って?
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2001年に大きな話題となった、しし座流星群。なんと1時間あたり2000個もの流星雨が出現しました。現在はその数は激減しましたが、それでも1時間あたり10個の流星が見られます。ゆっくりと流れるおうし座流星群と違い、かなり速い速度で流れるそう。さらに「火球」も多く、とてもきれいな流星です。しし座流星群の見頃
つまり、今ならふたつの流星群が見られる☆
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11月13日(金)~18日(水)にかけて、おうし座としし座のふたつの流星群を見ることが出来るのです!それぞれ一番見えやすい日時は違いますが、あまりこだわりすぎる必要はないようです。その期間中であれば観測できる可能性は充分にありますよ~♪流星群を観測するための条件とポイント
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何はなくとも寒さ対策を
この時期、深夜から早朝にかけて空気がかなり冷え込みます。風邪を引かないよう、ダウンコート、マフラー、手袋などの防寒対策は念入りに。カイロや熱い飲み物の用意も忘れないでくださいね。出来るだけ暗くて広い場所がおすすめ
特に初心者さんは、広い場所で空全体を大きく見渡せる場所での観測がおすすめです。せっかくの流星を見逃してしまったら寂しいですものね。また、街の中で観測する場合は出来るだけ街灯や建物の灯りが目に入らないよう工夫を。観測時間は30分以上がベスト
人間の目が暗闇に慣れるまでには10~15分ほどを要します。意外と時間がかかりますよね。暗闇にしっかり目を慣らしてからでないと流星も見えにくいので、早々に諦めず少し時間をかけてみてください。<まとめ>
- おうし座流星群の見頃:11/6(金)、13(金)21時頃から未明にかけて
- しし座流星群の見頃:11/18(水)未明
オススメの観測地はここ!
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もし、キレイな星を見たい!という方がいたら、オススメしたいのがここ!日本で最も星がたくさん見えることで知られる長野県の阿智村(あちむら)です。「星が最も輝いて見える場所」として環境省の認定も受けているんです。市街地から遠く空気が澄んでいることから、まるで降るような星空が見られます。滅多に見られない天の川まではっきりと見えて感動もの!しっかりチェックしましたか? この日は早めに帰宅してのんびりと星空を眺めてみませんか? 流れ星を見つけたら願い事も忘れずに☆