楊貴妃と言えば、世界三大美女の一人。唐の玄宗皇帝に寵愛されすぎたあまり、安史の乱を引き起こしたと伝えられ、傾国の美女としても名高い皇妃です。その楊貴妃の名で呼ばれる観音様が、京都の泉涌寺にあるのです!
総門をくぐり、右に左に山内寺院を見ながら参道を進んでいくと、重要文化財でもある大門が見えてきます。大門を入って左手奥、宝物館である心照殿と並んで建っているお堂が、楊貴妃観音堂です。
楊貴妃観音と呼ばれるのは、このお堂の中にある六羅漢像の中央に安置されている聖観音像のことで、こちらも重要文化財になっています。
玄宗皇帝は、亡くなった楊貴妃の冥福を祈って、等身坐像にかたどった聖観音菩薩像を彫らせたと言われています。泉涌寺にある観音像は、寛喜2(1230)年、湛海律師が月蓋長者像などと共に請来し、安置したものですが、その像容の美しさから、玄宗皇帝が造顕された楊貴妃の像と伝承されている様です。
この楊貴妃観音像は、香木で彫られているそうで、遠い昔には、えもいわれぬ美貌と共に、華やかな芳香が漂ったのかも知れません。
建物自体が重要文化財の仏殿は、内陣に運慶作と言われる阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置されています。これは、過去・現在・未来の三世にわたって世の平安と幸福を祈るものとして、信仰を集めています。
堂内には、鏡天井に蟠龍(ばんりゅう。とぐろを巻いた龍のこと)、三尊仏背壁には飛天、裏堂壁には白衣観音像が描かれており、いずれも狩野探幽筆です。白衣観音像は、どの方向から見ても目が合うとされています。
国内随一の「大涅槃図」は、毎年3月15日の奉掲です。
雲龍院
本坊南の高所に位置する別院です。ここでは、CMにも登場した「悟りの窓」や、有名な「走り大黒天」「薬師三尊像」以外にも、すてきな見どころがあります。
そのひとつが、「れんげの間」。障子を閉め、所定の位置に座ると、4枚の障子一つずつの窓に、椿、燈籠、楓、松の4つの風景が見えるのだそうです。何とも風流ですね♪
毎年、成人の日に行われています。弁財天ら七福神にくわえ、愛染明王・楊貴妃観音を加えた九福神を巡るイベントになっています。中国では「九」は最大の吉数なのだとか♪久しく福が続くようにと、「久福神巡り」とも書くそうです。
巡り方は、泉涌寺参道にある山内寺院を巡り、参拝の証を受け取ります。まずは一番手前の即成院で福笹(無料)を受け取り、その福笹に福神それぞれの吉兆を下げていきます。
吉兆は300円くらいのものから2,000円を超えるものまで様々。虎やら、鶴亀やら、小判やら、楊貴妃観音堂は「末広」のお多福さんだったりするのだとか♪かわいく飾られていく福笹、縁起物ですね!
“楊貴妃観音は一見の価値あり”
東福寺駅から歩いて20分ほど。駅からの道は色々なところに矢印が出ているので、迷うことはありません。 こちらのお寺で有名な楊貴妃観音はとても美人で、他の観音像とは違った魅力があります。美人祈願や良縁祈願に訪れる人も多いようです。私は、御朱印を集めていますが、 楊貴妃観音の朱印は楊貴妃観音堂ではなく、特別拝観の御座所で行っているので、注意が必要です。私は、それを知らず、御座所では楊貴妃観音の朱印をお願いせず、観音堂に後から行き、後悔をしました。 駅からかなり歩きました(;^_^A なのでタクシーがオススメです。
楊貴妃観音像、とても品があり素敵です! 美人祈願の御守りを買いました(//∇//) 楊貴妃観音像、気品があって美しかったです。
実際の楊貴妃も美しかったんのでしょうね。1955年までは、100年に一度しか公開されてなかった秘仏だったそうです。良縁や美人祈願のお札が、女性に人気で す。以前、テレビで石田純一さんが、良縁祈願に来て出会って結婚を決めた相手が、理子さんだそうです。実際、お子さんにも恵まれて幸せそうですものね。御在所庭園の紅葉がとてもきれいでした。
いかがでしたか?皇室ゆかりの御寺でもあり、紹介しきれていない見どころもたくさんです。楊貴妃観音を拝みに行かれたら、ぜひ他のところも回ってみて下さいね!
楊貴妃観音堂とは?
楊貴妃観音と呼ばれるのは、このお堂の中にある六羅漢像の中央に安置されている聖観音像のことで、こちらも重要文化財になっています。
楊貴妃観音堂の魅力
絶世の美女楊貴妃の名で呼ばれる楊貴妃観音。楊貴妃観音堂は、「良縁」「縁結び」「美人祈願」「安産」などのご利益があるのだそうです。あの石田純一さんが結婚前に訪れたことで知られるパワースポットでもあり、女性の間に秘かに人気を呼んでいるのだとか♪玄宗皇帝は、亡くなった楊貴妃の冥福を祈って、等身坐像にかたどった聖観音菩薩像を彫らせたと言われています。泉涌寺にある観音像は、寛喜2(1230)年、湛海律師が月蓋長者像などと共に請来し、安置したものですが、その像容の美しさから、玄宗皇帝が造顕された楊貴妃の像と伝承されている様です。
この楊貴妃観音像は、香木で彫られているそうで、遠い昔には、えもいわれぬ美貌と共に、華やかな芳香が漂ったのかも知れません。
楊貴妃観音堂を擁する泉涌寺の見どころ
楊貴妃観音以外にも、泉涌寺には見事な像や図、院がたくさん。その一部をご紹介します。仏殿
建物自体が重要文化財の仏殿は、内陣に運慶作と言われる阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置されています。これは、過去・現在・未来の三世にわたって世の平安と幸福を祈るものとして、信仰を集めています。
堂内には、鏡天井に蟠龍(ばんりゅう。とぐろを巻いた龍のこと)、三尊仏背壁には飛天、裏堂壁には白衣観音像が描かれており、いずれも狩野探幽筆です。白衣観音像は、どの方向から見ても目が合うとされています。
国内随一の「大涅槃図」は、毎年3月15日の奉掲です。
別院
本坊南の高所に位置する別院です。ここでは、CMにも登場した「悟りの窓」や、有名な「走り大黒天」「薬師三尊像」以外にも、すてきな見どころがあります。
そのひとつが、「れんげの間」。障子を閉め、所定の位置に座ると、4枚の障子一つずつの窓に、椿、燈籠、楓、松の4つの風景が見えるのだそうです。何とも風流ですね♪
泉涌寺七福神巡り
毎年、成人の日に行われています。弁財天ら七福神にくわえ、愛染明王・楊貴妃観音を加えた九福神を巡るイベントになっています。中国では「九」は最大の吉数なのだとか♪久しく福が続くようにと、「久福神巡り」とも書くそうです。
巡り方は、泉涌寺参道にある山内寺院を巡り、参拝の証を受け取ります。まずは一番手前の即成院で福笹(無料)を受け取り、その福笹に福神それぞれの吉兆を下げていきます。
吉兆は300円くらいのものから2,000円を超えるものまで様々。虎やら、鶴亀やら、小判やら、楊貴妃観音堂は「末広」のお多福さんだったりするのだとか♪かわいく飾られていく福笹、縁起物ですね!
楊貴妃観音堂に行った人の声
東福寺駅から歩いて20分ほど。駅からの道は色々なところに矢印が出ているので、迷うことはありません。 こちらのお寺で有名な楊貴妃観音はとても美人で、他の観音像とは違った魅力があります。美人祈願や良縁祈願に訪れる人も多いようです。私は、御朱印を集めていますが、 楊貴妃観音の朱印は楊貴妃観音堂ではなく、特別拝観の御座所で行っているので、注意が必要です。私は、それを知らず、御座所では楊貴妃観音の朱印をお願いせず、観音堂に後から行き、後悔をしました。
楊貴妃観音像、とても品があり素敵です! 美人祈願の御守りを買いました(//∇//)
http://www.jalan.net/kankou/spt_26105ag2130015913/kuchikomi/
実際の楊貴妃も美しかったんのでしょうね。1955年までは、100年に一度しか公開されてなかった秘仏だったそうです。良縁や美人祈願のお札が、女性に人気で す。以前、テレビで石田純一さんが、良縁祈願に来て出会って結婚を決めた相手が、理子さんだそうです。実際、お子さんにも恵まれて幸せそうですものね。御在所庭園の紅葉がとてもきれいでした。
http://www.jalan.net/kankou/spt_26105ag2130015913/kuchikomi/
■ 基本情報
- ・名称:総本山 御寺 泉涌寺
- ・住所:京都市東山区泉涌寺山内町27
- ・アクセス:電車で行く場合 JR京都駅八条口から、タクシーで約5分
- JR京都駅烏丸口から、市バス(208)にて泉涌寺道下車徒歩7分
- JR東福寺駅から徒歩10分
- 京阪七条駅から市バス(208)にて泉涌寺道下車徒歩7分
- 祇園四条駅から市バス(207)にて泉涌寺道下車徒歩7分
- 東福寺駅から徒歩10分
- 阪急河原町駅下車、四条河原町バス停から市バス(207)にて 泉涌寺道下車、徒歩7分
- 車で行く場合 阪神高速8号京都線、鴨川西出入口8分
- ・営業時間:午前9時~午後4時30分(12月1日~2月末日までは午後4時まで)
- ・電話番号:075-561-1551
- ・料金:伽藍拝観 500円(中学生以下は小人料金300円)
特別拝観 300円(小学生以下は同伴者がいる場合は無料) - ・公式サイトURL:泉涌寺サイト http://www.mitera.org/index.php
いかがでしたか?皇室ゆかりの御寺でもあり、紹介しきれていない見どころもたくさんです。楊貴妃観音を拝みに行かれたら、ぜひ他のところも回ってみて下さいね!