ずっと立ち入り禁止だった!?「天国に一番近い島」は本物の楽園でした…

『天国にいちばん近い島』と呼ばれている島をご存知ですか？そこはニューカレドニアのウベア島。同名小説の舞台になったことでそう呼ばれるようになった島ですが、手つかずの自然が織りなす景色は絶景。まさに天国に一番近い島なんです！

約25年前、立ち入ることができなかった島!?

ムリ島とウベア島と呼ばれる２つの島を橋でつなぎ、弧を描くように横たわる細長い島。この２つの島が俗にウベア島と呼ばれています。約25年前まで酋長達によって、観光者の立ち入りを禁止していた手つかずの自然が残る島です！

珊瑚でできているんです♪

ウベア島は、環礁の一部が陸地になった、珊瑚でできた島です。海底に広がる珊瑚は魚にとって快適な場所。そのため多くの種類の魚が住み、”海のゆりかご”とも言われているんですよ♪

どこまでも歩いていきたい♪ふわっふわな白い砂浜♡

細長いウベア島の片側には、白い砂浜が見渡す限り続いています。しかもこの砂が、ふわふわサラサラなんです♪モーターを使うアクティビティを禁止しているため、砂浜を歩いていると、聞こえてくるのは寄せては返す波の音だけ♡

島民のお家”カーズ”が可愛過ぎる♪

ウベア島には、ニューカレドニアの原住民であるカナックの人達が今でもなお多く住んでいます。散策中には、彼らが住む伝統的な家”カーズ”もあちらこちらに見ることができますよ。ヤシの木とカーズのこの組み合わせ。なんとも南国の島らしい景色です。

海の青色ってこんなにあるの!?

ウベア島の海の青さは、ホントにすごいんです！透明度もさることながら、驚くのは青さの種類!?ウルトラマリン、エメラルドグリーン、水色、群青、一口に”青”といってもこんなに色が違うのかと驚かずにはいられません。それにしても、この透き通る水の奇麗さ。本当にため息がでますね♡

島内散策に地図は不要!?道は南北を貫く１本だけ！

細長い島内には大きな一本道しかないので、道に迷うことはほぼ無さそう。島内の移動は、自転車か車がオススメ。どちらもホテルで借りられるので島内の散策を楽しんでみては？ただ、旅行者の立ち入りを禁止している区域があるので、そこは必ず確認を！

全てまわろうとするなら車で。メインの観光スポット、ムリ橋周辺をまわるだけなら自転車でも行けちゃいますよ♪絶対に見ておきたい島内の観光スポットを紹介します！

アナワ・ブルーホール

「青の洞穴」とも呼ばれる北側のスポット、アナワのブルー・ホール。平らな大地を歩いていると突如現れる穴が、群青のような青い水をたたえています。海と繋がっているため、小魚がたくさん泳いでいるのが見えますよ♪

レキンの断崖

珊瑚が隆起してできたレキンの断崖。ここは神聖な場所なため、残念ながら遊泳は禁止です。ボートで海から見ることはできるので、その時は断崖に向かって手を叩いてみて！反響するこだまのような音がとても神秘的なんです。干潮時には、海底の白砂が露出し羽を休めに来た鳥達の休憩場所に♪

ムリビーチ

ウベア島内で一番美しいとされるムリビーチです♪特徴は、砂浜の厚さ。島内で一番厚いため、ビーチが見渡す限り真っ白。海の青さが映えます！

この海の色、すごくないですか??散策の途中だったはずが、いつしか進むのをやめて、いつまでも見入ってしまいそう!?

ムリの橋

ムリ島とウベア島をつないでいるムリの橋。この橋のたもとは、光や潮の流れによって水の色が変わる不思議な場所。吸い込まれそうな水の青さは幻想的。潮の流れがあるので、流れにのってきたウミガメやエイの群れの出現スポットでもあるんですよ♪



橋自体は車が１台しか通れないほど細いものですが、そもそも車はそんなに通らない静かな場所。橋の上から現地の子供達が水の中へ元気に飛び込む姿をよく見かけます。

ムリの教会

南洋杉の並木道の先に見えてくるのが、ムリの教会。ムリの島ではランドマーク的な存在です。まるで絵本にでてくる教会のように、赤い屋根と色使いがなんとも可愛らしいんですよ♪

教会のなかも可愛いです。日曜日のミサには、現地の人達の民族衣装である”ミッションローブ”が、カラフルに彩ります♪

極上の海を眺めに♡

天国に近いというより、こここそまさに天国!?ただ海を眺める時間を贅沢とよべる大人なあなたにオススメです♪

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素材提供：トリップアドバイザー