建築物は、時に奇妙な風景を作り出します。シンガポールにある「ヘリックス・ブリッジ」は、橋ですが単なる橋ではなく、すでに人気観光スポットになりつつあります。行くだけで目が回る異次元レベルの橋を、どうぞ堪能してください。写真だけでも目がぐるぐる回っちゃうかも!
世界初のらせん橋!?「へリックスブリッジ」に目が回る
http://brightside.me/article/20-outstanding-bridges-that-seem-to-lead-to-another…
http://openbuildings.com/buildings/the-helix-bridge-profile-5513#!buildings-medi…
2010年4月にオープンした歩行車用の橋で全長280メートル。世界初の二重らせん橋で、もちろん歩いて渡ることができます。DNAをイメージしたデザイン
http://openbuildings.com/buildings/the-helix-bridge-profile-5513
この二重らせん橋の設計にはいろいろな意味があり、ひとつは生命体のDNA。ヘリックス・ブリッジ建設当時のシンガポールは、バイオビジネスに力を入れていたため設計に取り入れられたようです。橋にはDNAの構成分子であるグアニン(G)、アデニン(A)、チミン(T)、シトシン(C)がサインが記されているそうです。
展望台からシンガポールを一望
http://the-sprint-ink-world-of-colour.blogspot.jp/2013/10/the-helix-bridge.html
橋には5か所の展望プラットフォームが作られています。プラットフォームからはマリーナ・ベイが一望でき、絶好の撮影ポイント。また橋にある休憩スペースは、フリットガラスとスチールガラスの屋根がもうけてあり、シンガポールの日光を遮ってくれます。夜はライトアップで幻想的に
http://www.straitstimes.com/container/keyword-listing-page/national-gallery-sing…
ヘリックス・ブリッジは夜になるとLED照明がつきます。照明は多色LEDなので色も鮮やかです。この照明もDNAをイメージしていてらせんの流れを強調する光り方です。内側の照明は橋の内部を明るくし、らせんのところどころにある白いライトが歩道を照らしています。人気のホテル越しにカシャッ!
http://www.thousandwonders.net/The+Helix+Bridge
ヘリックス・ブリッジはエスプラネードエリアからマリーナ・サウス、マリーナ・イースト、マリーナ・センターのウォーター・フロント・ガーデンにつながっています。有名なマリーナ・ベイ・サンズホテルにも連結しているので、こんな写真もとれちゃうんです。http://www.blamethemonkey.com/tag/singapore
角度を変えれば、このようにアート・サイエンス・ミュージアムのお花も一枚に収められています。シンガポールの新名所!
ヘリックス・ブリッジの二重らせんには、別の意味もあります。それは「再生」や「成長」。人生はどこまでもうねりながら続くというシンガポール人の哲学が見えるようです。当然「無限の富」もあります。シンガポールの新名所になったヘリックス・ブリッジを渡って、金運も願ってみましょうか!?■ 基本情報
- ・名称: ヘリックス・ブリッジ
- ・住所: Linking between Marina Bay and Marina Centre Singapore 038981
- ・アクセス: MRTのプロムナード(Promenade)駅から8分程、もしくはベイフロント(Bayfront)駅から10分程
- ・営業時間: 24時間
- ・通行料金: 無料
- ・参考サイトURL: http://www.yoursingapore.com/content/traveller/ja/browse
外から見ていると目が回りそうですが、わたってみると眺望が非常にいい橋です。観光エリアのど真ん中でもありますし、写真を撮るためだけでも行きたいですね。実際、昼も夜も賑やかに人が通る橋なのです。
素材提供:トリップアドバイザー