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春になると、台湾では日本と同じ桜のシーズンを迎え、年に一度の見逃せないお花見イベントが行われます。それだけではなく、日本より南の方に位置してる台湾は、一足先に春が訪れます。大体1月下旬(旧暦の正月前ほど)から、台湾あちらこちらに桜が咲き始め、種類もいろいろあります。台湾にも日本に負けず綺麗な桜を楽しめるスポットがあります。わざわざ足を運ぶ価値が十分! 台湾を訪れた際、下記の6ヶ所の桜名所がおすすめします!
1.紅葉狩り終わったらもうすぐ花見 in 南投奥万大(アオワンダー)
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素晴らしい紅葉見が終わってから、間も無く輝いている桜が乱れ咲いて、色づく奥万大で春を探しに出かけてみよう。1月下旬から3月中旬にかけて奥万大の桜シーズンに入ります。奥万大のお花見は種類によって三つに分かれる。
まずは1月下旬から2月下旬にかけて、濃いピンク色の「台湾山桜(寒緋桜)」が咲き始めます。台湾山桜は台湾原生桜だけではなく、開花時期も最も早い品種です。台湾山桜が咲き始めますと、台湾の皆さんは「春がきた〜」と言ってうきうきしています。 次に2月初旬から2月中旬にかけて、花びらが折り重なって「八重桜」が続いています。釣り鐘のような花と真っ赤な色が特徴です。
最後にクライマックスとなるのが2月底から3月中旬まで、真っ白な「霧社桜」が最盛期を迎えます。この期間は台湾花見が最高なタイミングにもかかわらず、奥万大の花見時期は2月間も続くので、台中に来たらぜひ奥万大に立ち寄りましょう! 緋色の桜が咲いている木の下で、家族または恋人とロマンチックな雰囲気を楽しみます!
■ 基本情報
- ◆開花時期:1月下旬から2月中旬まで
◆営業時間:8:00〜17:00 - ◆入場料金:NT$200
- ◆参考サイト:奧萬大情報站(中国語のみ)
2.台湾で最高なお花見を満喫 in 武陵農場
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清々しい春のお花見と言えば、「艶やかで美しい桜の花を思い浮かべる」ということで、実は台湾も同じです。
台湾北部では陽明山が一番の桜の名所ですが、中部の台中にある退役軍人のために開設された「武陵農場」も、今では有名なお花見の名所として知られています。よく見られる「台湾山桜」(寒緋桜)と違い、武陵農場の桜は主に台湾山桜とミックス種の桜「紅粉佳人(ピンクの美人)」(ピンクレディー、台湾桜と日本桜のミックス)で、2月に「桜祭り」が開催されます。
花色はピンクで淡い香りがしていますから、「紅粉佳人(ピンクレディー)」を命名しました。農場内に約1000本が植えられていまして、満開時期にピンク色の花の海が広がる光景を見ることができます。それに、満開時期は旧正月を重ねて、予約することが必要となります。 今年が逃したなら、来年のこの時期しか見れない。
■ 基本情報
- ◆開花時期:2月6日から2月22日まで
◆営業時間:夜23:00〜翌日朝6:00 - ◆入場料金:桜のシーズン期間 無料
- ◆参考サイト:武陵農場Wuling Farm (中国語のみ)
3.台湾で最も魅力的な森ガーデンー in 東勢林場
台湾中部の台中市には、有名な武陵農場の他にも様々な桜の名所があります。その中で「中部の陽明山」と呼ばれる「東勢林場」は台中市の代表的なレジャー地の一つです。
武陵農場と比べて、約200万平方メートルの園内に、東勢林場では安らかに花見を楽しむことができます。園内に30,000本を超える台湾山桜(寒緋桜)が植えられ、他には改良された吉野桜(台湾原生特有種)や大島桜もあります。毎年各地からたくさんの人々が花見に訪れます。観光スポットではなく、地元の人と一緒に花見を楽しみたい方におすすめです!
■ 基本情報
- ◆開花時期:旧暦正月前ほど満開と予測されています。
◆営業時間:6:30〜22:00 - ◆入場料金:NT$250
- ◆参考サイト:東勢林場遊樂區(中国語のみ)
4.蒸気機関車が通り過ぎる桜の森 in 阿里山
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春になると、阿里山で年に一度の「桜祭り」が行われ、観光客で賑わっています。阿里山は海抜が高いため、日本のソメイヨシノが植えられています。開花は3月中旬以降となっています。他には台湾山桜(寒緋桜)と「八重桜」も千株以上が植えられています。
満開している時、阿里山はたくさんピンクと白色に染まり、花びらが舞い落ちる様子がまるで映画の世界に迷い込んだようです。沼平駅の近くに阿里山鉄道と桜を同時に見えるスポットがありますから、良い写真を撮りたい方、ぜひそこへ行きましょう!
■ 基本情報
- ◆開花時期:3月中旬から4月中旬まで
◆営業時間:24時間営業 - ◆入場料金:平日 NT$150/祝日.休日 NT$200
- ◆参考サイト:漫步在雲端的阿里山(中国語のみ)
5.温泉と一緒に味わえる名所 in 陽明山
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台北の北側に連なる緑の山と並み、陽明山は昔から花見の名所として名を馳せてきました。初春の桜が始め、ツツジ、茶花、桃の花、野牡丹などが山肌を彩り、春の息吹をそこかしこに感じられます。特に桜の種類が豊富であり、最も多いのは台湾山桜(寒緋桜)で、このほか八重桜、ソメイヨシノ、大島桜、昭和桜などが眺められます。桜だけではなく、陽明山も温泉地として知られています。白濁した硫黄泉が豊富に湧き出て、日帰り入浴も可能です。
陽明山は台北市内から気軽に訪れることができて、お花見したり温泉に浸かったりしましょう! この期間は「竹子湖カラー(中国語では「海芋」と表記されます)フェスティバル」も開催されます。カラー畑は観光客にも開放され、カラー摘み体験が楽しめます。
■ 基本情報
- ◆開花時期:2月から3月まで
◆営業時間:24時間営業 - ◆入場料金:無料
- ◆参考サイト:陽明山花季(中国語のみ)
6.京都らしい花見の雰囲気が溢れる所 in 淡水天元宮
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淡水の「天元宮」に来たら、まるで京都の雰囲気が感じられます。天元宮の桜は台湾の山桜(寒緋桜)に「吉野桜(ソメイヨシノ)」を接ぎ木して、1本の木で2種類の花が咲くようにしました。花は吉野桜の白と山桜の赤もあり、遠くから見ると2つの色が重なり合って、とても綺麗なピンク色になります。
天元宮は来たことがある日本人が「桜の花のピンクでいっぱいの光景が好き!」と言われて、台北でも珍しい花見スポットです。ちなみに、5層建ての「無極真元天壇」は山の上にありますので、のぼると台北盆地の景色も見渡せますよ。
それに異国情緒を色濃く残している淡水老街に立ち寄り、安くて美味しい淡水名物、例えば魚団子、「阿給」、ゆで卵醤油煮の「鉄蛋」などを食べてみてください。
■ 基本情報
- ◆開花時期:3月から4月まで
◆営業時間:6:30~21:30 - ◆入場料金:無料
- ◆参考サイト:淡水天元宮花況報導(中国語のみ)
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