秋の夜長、少し肌寒くなってきたので元気がみなぎってくるパワフルな料理が食べたい。ここではそんなスタミナをつけるにもってこいの美味しい鍋料理を紹介する。
(和牛のプリプリホルモンとろろ鍋。¥1,780)
多くのメディアに取り上げられ、恵比寿の裏路地にひっそりたたずむ人気店「裏恵比寿 自然生村」。ここは自然薯山芋創作料理屋で、看板メニューの和牛のプリプリホルモン自然薯とろろ 鍋をぜひ味わってほしい。
ここのホルモン鍋は粘り強いとろろとホルモンの甘みが和風出汁に溶け合い、絶妙なハーモニーを生み出す。山口県産の皮まで擦れる自然薯は栄養価が高く、フワフワな食感が特徴。 寒くなるこれからの季節にぴったり、疲れたこころとカラダを癒すおすすめの逸品だ。
豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋“カムジャタン”は、別名“美肌鍋”と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにジャガイモがたっぷり入り、そのジャガイモが含むビタミンCは熱を加えても壊れない性質をもつ。
さらに脂肪を燃焼させる効果のある唐辛子のカプサイシン、疲労回復や食欲増強を促すニンニクもスープに大量に潜んでいるという、カラダにとっていいことづくしの鍋なのだ。
食べきれなかったら包んでくれるので、好きな野菜を足して自宅で栄養鍋をしなおすのもあり!
韓国で酔い覚ましのスープとしてポピュラーなのが、このヘジャンクク。ヘジャンは「解酲」と書き、まさに二日酔いを解くための成分がつまった料理なのである。
大まかには3種あり、もっとも栄養価が高いのが、牛の血(ソンジ)を固めたものが入ったソンジヘジャンクク。
『チョンソル』では、牛の背骨をよく煮込んだスープに韓国から仕入れている鮮血によるソンジ、そしてホルモンを入れたスープを24時間提供。タンパク質と鉄分がたっぷりとれ、弱ったカラダに活力を補充することができる。
スパイス使いが特徴のネパール料理。なかでも滋養強壮効果が期待できるのが、チベットから伝わった「ギャコック(¥5,400)」だ。
グツグツと煮え立つ白濁したスープは、鶏肉をベースにニンニクの一種であるジンブーを丸ごと&スライス状で惜し気もなく投入し、1日かけて煮込んだもの。
さらに、現地から取り寄せるスパイス(秘伝レシピのため非公開)と何億年も前のヒマラヤの岩塩が入っている。スパイシーでありながらクセのないまろやかな味わいなので、気づけば大量にジンブーを摂取していることに。
具材は、スペアリブ、手羽元、根菜類など実に多彩。「ギャコック」には100という意味があり、スパイスや食材を含め100種の素材が詰まっているのだ。食べ終えると、体温が2~3℃上がったのでは?と思うほど即効性が高い。
秋には松茸。冬ならイタリア・アルバ産の白トリュフ。通年、あるものでいえば、フカヒレに、燕の巣。これらはすべて、『江ぐち』の丸鍋にエクストラで追加できる食材。
「滋養強壮に優れたスッポンに、何を合わせれば、より相乗効果が期待できるか、いろいろ研究した結果です。フカヒレにはコラーゲンがあるし、燕の巣には免疫力を高めるとされるシアル酸がたくさん含まれています」
豪勢な食材の数々を受け止めることができるのは、「日本料理で最も美味しい出汁がスッポン」の信念を貫く、店主・江口透氏が作り出す丸鍋だからこそ。
極力、酒を入れず、生姜もほとんど使わず、水とスッポンだけでとったシンプルな出汁ゆえの包容力なのだ。スッポンの身も、最も旨い、肩から脚にかけての部分のみ。
「どうぞ熱々をお召し上がりください」。江口氏がそう促すのは冷めると煮凝り状態になってしまうため。それほどの濃度を誇る丸鍋に、燕の巣を合わせたなら、それは鬼に金棒となるに決まっている。
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『裏恵比寿 自然生村』のホルモン鍋
多くのメディアに取り上げられ、恵比寿の裏路地にひっそりたたずむ人気店「裏恵比寿 自然生村」。ここは自然薯山芋創作料理屋で、看板メニューの和牛のプリプリホルモン自然薯とろろ 鍋をぜひ味わってほしい。
ここのホルモン鍋は粘り強いとろろとホルモンの甘みが和風出汁に溶け合い、絶妙なハーモニーを生み出す。山口県産の皮まで擦れる自然薯は栄養価が高く、フワフワな食感が特徴。 寒くなるこれからの季節にぴったり、疲れたこころとカラダを癒すおすすめの逸品だ。
『ヒョンブ食堂』のカムジャタン
(カムジャタンは韓国味噌、唐辛子、焼酎などが入ったソースに豚骨スープを加え作る。¥3,300)豚の背骨とジャガイモを煮込んだ辛い鍋“カムジャタン”は、別名“美肌鍋”と言われるほど肌に効く栄養素が豊富。豚の背骨からコラーゲンが溶けたスープにジャガイモがたっぷり入り、そのジャガイモが含むビタミンCは熱を加えても壊れない性質をもつ。
さらに脂肪を燃焼させる効果のある唐辛子のカプサイシン、疲労回復や食欲増強を促すニンニクもスープに大量に潜んでいるという、カラダにとっていいことづくしの鍋なのだ。
食べきれなかったら包んでくれるので、好きな野菜を足して自宅で栄養鍋をしなおすのもあり!
『チョンソル』の鉄分とタンパク質がたっぷりヘジャンクク
(ソンジはほんのりレバーの味がする堅めの豆腐のよう。臭みはなくソンジ自体の味は強くない。鉄分が豊富でカロリーが低いのもポイント。¥1,500)韓国で酔い覚ましのスープとしてポピュラーなのが、このヘジャンクク。ヘジャンは「解酲」と書き、まさに二日酔いを解くための成分がつまった料理なのである。
大まかには3種あり、もっとも栄養価が高いのが、牛の血(ソンジ)を固めたものが入ったソンジヘジャンクク。
『チョンソル』では、牛の背骨をよく煮込んだスープに韓国から仕入れている鮮血によるソンジ、そしてホルモンを入れたスープを24時間提供。タンパク質と鉄分がたっぷりとれ、弱ったカラダに活力を補充することができる。
『レッサムフィリリ』のギャコック
(ギャコックは宮廷料理だが、現在は一般家庭でも食される。〆には春雨を。要予約)スパイス使いが特徴のネパール料理。なかでも滋養強壮効果が期待できるのが、チベットから伝わった「ギャコック(¥5,400)」だ。
グツグツと煮え立つ白濁したスープは、鶏肉をベースにニンニクの一種であるジンブーを丸ごと&スライス状で惜し気もなく投入し、1日かけて煮込んだもの。
さらに、現地から取り寄せるスパイス(秘伝レシピのため非公開)と何億年も前のヒマラヤの岩塩が入っている。スパイシーでありながらクセのないまろやかな味わいなので、気づけば大量にジンブーを摂取していることに。
具材は、スペアリブ、手羽元、根菜類など実に多彩。「ギャコック」には100という意味があり、スパイスや食材を含め100種の素材が詰まっているのだ。食べ終えると、体温が2~3℃上がったのでは?と思うほど即効性が高い。
妖艶な旨みを宿した『喰切り 江ぐち』の丸鍋
(丸鍋。コース¥24,840より。身がやわらかく、味もしっかりしたスッポンのオスのみを使用した丸鍋)秋には松茸。冬ならイタリア・アルバ産の白トリュフ。通年、あるものでいえば、フカヒレに、燕の巣。これらはすべて、『江ぐち』の丸鍋にエクストラで追加できる食材。
「滋養強壮に優れたスッポンに、何を合わせれば、より相乗効果が期待できるか、いろいろ研究した結果です。フカヒレにはコラーゲンがあるし、燕の巣には免疫力を高めるとされるシアル酸がたくさん含まれています」
豪勢な食材の数々を受け止めることができるのは、「日本料理で最も美味しい出汁がスッポン」の信念を貫く、店主・江口透氏が作り出す丸鍋だからこそ。
極力、酒を入れず、生姜もほとんど使わず、水とスッポンだけでとったシンプルな出汁ゆえの包容力なのだ。スッポンの身も、最も旨い、肩から脚にかけての部分のみ。
「どうぞ熱々をお召し上がりください」。江口氏がそう促すのは冷めると煮凝り状態になってしまうため。それほどの濃度を誇る丸鍋に、燕の巣を合わせたなら、それは鬼に金棒となるに決まっている。
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