冬の韓国旅行はどこに行けばいいんだろう?
寒くても韓国旅行に行きたい!ソウル以外の地方都市で新しい韓国に出会いたい!韓国の中でも旬で本場の味を楽しみたい!という、12月や1月中に韓国旅行を計画している方は、全羅南道がオススメです。
韓国の台所と呼ばれるほど、韓国で一番料理が美味しいと言われる全羅南道(チョルラナムド)。
四季折々の美しい自然とお祭りが豊富な全羅南道は、風景と同じくらい(?!)美味しい冬の旬な食べ物がいっぱいなんです。
直火焼き牡蠣料理、麗水(ヨス)グルクイ
麗水のムスルモク海岸の道に入ると「グルクイ通り」が出てきます。
グルとは韓国語で牡蠣のことでクイとは焼き物、という意味。直訳してそのまま“グルクイ=牡蠣焼き”です。
グルクイ通りは海岸に沿ってなんと8kmもの規模!海から獲ってきたばかりの新鮮な牡蠣を思い存分味わうことが可能なんです。
牡蠣は日本でも知られている通り、男性に良い栄養分が豊富に含まれているので、韓国でも多くの人が好んで食べるスタミナ食。本当に美味しい牡蠣を味わいたいなら是非、静かな漁村長興(オソンチャンフン)南浦(ナンポ)町に!
捕獲したばかりの新鮮な牡蠣を薪に上げて、もくもくと煙が出はじめたころにナイフで殻を割って食べる・・・まるでミルクのように光った牡蠣の味は、絶品そのもの。
また、海岸沿いという立地から朝日の美しさと一緒に、あつあつでプリプリの牡蠣を一緒に楽しむこともできるんです。。。
まさに目も口も、贅沢の極みと言えますよね??
アンチエイジングの代表食、康津(カンジン)の若返り鍋(フェチュンタン)
全羅南道の中でもさらに南のほうに位置する康津(カンジン)には、複数の分岐河川が流れていることから、周囲の海よりも塩分濃度が低く藻類や魚介類の生活しやすい環境が整っています。
こういった地形の特徴から昔から魚介類の料理が発展していますが、
その中でも一番は、康津(カンジン)の若返り鍋です。
塩を一切使わずに、代わりに12種類の漢方薬を1時間以上じっくり煮込み、あっさりとしたスープにタコやアワビ、鶏(もしくは鴨)を入れさらに煮込みます。
栄養はもちろん、食感がいいことで知られていて、まるで身体に必要な栄養を丸ごと食べている感じ!
そんなことから、栄養を沢山食べて“フェチュンハンダ”(韓国語で若返るという意味)と言われ、
由来そのまま料理の名前が“フェチュンタン”(若返り鍋)と、呼ばれています 。
冬の気力回復にバツグン、務安(ムアン)のセバルナクチ(タコの踊り食い)
務安(ムアン)干潟は湿地保護区1号であり、ラムサール湿地第1742号に指定されていることから特別な管理を受けており、完成度の高い清潔を誇ります。
このような干潟で獲れる“務安セバルナクチ”は柔らかな肉質と香りから、韓国内でも非常に有名です。
肉が柔らかいことを生かし、主に、生きたまま箸に巻きつけてからタレにつけて食べたり・・・
細かくブツ切りにしてごま油ベースのタレに和えて食べます。
韓国のことわざの中に「倒れた牛さえも起き上がらせることが出来る」という言葉があるほど栄養食で有名な務安のタコ。
ソウルでは味わえない新鮮で特別なこの味を是非味わって欲しいです。
あなたの知らない新しい韓国に出会えるかも?!♪