新居浜の太鼓祭りは壮麗でダイナミック！愛媛県で行きたい9～10月開催の秋祭り6選

暑い夏が過ぎると、清々しい秋が訪れます。涼しい秋には風情のある秋祭りが似合いますね。みかんや道後温泉が有名な四国にある愛媛県で9～10月に行われるお祭りを選りすぐって紹介します！ついでに、四国を廻っちゃう！？

1.ワンダーランド河野氏まつり

北条地域は、平安末期から戦国末期にかけて伊予一円に勢力を誇っていた豪族河野氏の発祥の地です。ワンダーランド河野氏まつりでは薙刀演舞・水軍太鼓演奏のほか、鹿の角きりも行われます。また、午前中は、鮮やかに色づいたもみじまつりが標高986ｍの高縄山であります。

2.賀茂神社秋祭り

明浜町高山地区の秋の地方祭で地区をあげて賑わいます。宵祭りの日には”潮垢離”と呼ばれる儀式が行われます。割木を高く積み上げてかがりを焚き、数十名の若者たちが裸になって次々と冷たい海に飛び込んでいく姿はまさに勇壮です。

3.小松だんじり統一寄せ

小松小学校に町内のだんじり13台と子供だんじり1台が集まり、統一かきくらべが盛大に行われます。重いだんじりを心を一つにして担ぎ、運ぶ姿はとてもたくましく、他自治体からも参加されることもあり、盛大に盛り上がります。

4.お供馬の走り込み

加茂神社で催される約600年もの伝統がある祭事です。正装した馬に鞍が置かれ、その上に友禅模様の布団が敷かれます。そして、その上に平袖の長襦袢をつけ、えび染めのたすきを十文字にかけた6歳～15歳の少年がまたがります。人馬一体となり、颯爽と走る姿は優雅で力みなぎる美しさがあります。

5.新居浜太鼓祭り

祭礼の神輿に彩を添える山車の一種である太鼓台。それがメインとなり観る人の心を魅了します。高さは約5.5m、重さ約3tで胴体は金糸による龍、虎、屋形等の継幕が施され華やかです。この太鼓台を1台150人のかき夫によって担ぎ、51台の太鼓台が市内を練り動きます。“男祭り”の異名をもつ四国三大祭りの一つです。

6.宇和津彦神社秋まつり

頭を振りながら練り歩く「牛鬼」が竹ぼらに合わせて先導し、豪華絢爛な御神輿が市内を練り歩きます。また、小太鼓に合わせて、少年たちが歌い踊る「八ツ鹿踊り」も演じられます。これは宇和島地方に古くから伝えられている踊りで330年余の伝統を持つ民俗芸能です。