世界最大級の古書店が並ぶ商店街！東京都千代田区にある「神田神保町古書店街」について

開かれた街の図書館ともいえる神保町、足を運んでみると電子の世界では味わえない発見があります。絶版になった古い本や専門書、個性あふれるお店が集う「神田神保町古書店街」の魅力をご紹介します！

１．神田神保町古書店街とは？

東京の中心部、千代田区神保町にある世界最大の「本の街」のことです。約180店舗といわれる古書店の多くは、靖国通りと白山通りが交わる神保町交差点を中心とした地域に集積しています。明治維新後、神田神保町あたりには多くの大学が相次いで創立されました。学生や研究者が多く集まるこの街に、法律書や専門書の書店が次々と出来、古い本の安価での取引が古本屋で開始されたことが始まりです。

２．神田神保町古書店街の魅力

神保町の書店街を歩けば、文芸、社会科学、自然科学、スポーツ、エンタテインメントなど、ほとんどすべてのジャンルの本に出合うことができます。周りにはノスタルジックで素敵な喫茶店が沢山あり、本を眺めながら散策し、 安くておいしい飲食店をはしごすることができます。

３．見どころ・お勧めポイント

カレー店密度、日本一の街

「本を読みながら食べやすいのがカレーだから」という理由から、カレー屋が多い街です。「スプーン１本、片手で食すことができるカレーは、本を読みながらでも食べられる」という説があるようです。老舗の専門店から、カレーをメニューの中心に据えた洋食屋やエスニック料理店、さらには学生やサラリーマン相手のカレーハウスなど、様々な店のスタイルがあります。

レトロな喫茶

お目当ての本を手に入れたので、少しでもいいからすぐに読んでみたい、本屋を何軒も回って歩き疲れたから、ちょっと休んでいきたい、そんな要求に応えてくれる老舗喫茶店が多く点在します。レトロな喫茶店では、時を刻まなければ生まれない濃厚な時間が楽しめます。 創業当時からインテリアが変わっていないところばかりで、漂う昭和の文化系な空気とともに ゆっくりと本の世界に没入することができます。

神田古本まつり

神田古本まつりは、神田古書店連盟による最大の年中行事です。神保町表通りの歩道に、書店と書棚に 囲まれた約500mにおよぶ「本の回廊」が出現し、本のチャリティー・オークションがおこなわれます。書物に関する様々なイベントがおこなわれ、東京名物として日本全国さらには海外からも多くの人々が神保町を訪れます。

４．口コミ

2日連続で「我 降臨セリ」やで。神保町の古書店街は中学の頃から大好き。 (@ 神田神保町古書店街 in 千代田区, 東京都) https://t.co/PIOnJsSU8X pic.twitter.com/GvG1aMcTvX
— しもさこだけいた (@kloupon) 2015, 3月 3

神田神保町はカレー屋が軒を連ねていて、店が4軒あったら3軒はカレー屋だ。 pic.twitter.com/yknbnVRqGq
— マルハチblog (@YMDTKSH) 2015, 2月 10

 神田神保町、靖国通り沿いで開催されている桜道フェスティバルにて、古本祭り開催中。古書から鉄道ビデオ、CD、駄玩具まで陳列してます。 pic.twitter.com/NwIHdyfy3e

— 甦れ60年代がらんどう (@pepesya) 2015, 3月 27

５．「神田神保町古書店街」についての詳細