島崎藤村の生家がある馬籠宿は島崎藤村ファンにはたまらない藤村ゆかりの地。藤村に関する資料が大量に保存されているだけでなく、当時の歴史や彼を取り巻いた環境を知ることが出来る街です。
1.馬籠宿とは?
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県の統合合併で今では岐阜県に位置する馬籠宿。大正4年に火災が起こりほとんどは消失しましたが、今では復元されており、町並みはとても綺麗です。日本橋から京都の三条大橋まで内陸を通って結んでいる中山道の43番目の宿場なんです。全長600メートルの坂にそって石畳がある素敵なこの街は、明治28年と大正4年の火災で石畳と敵の侵入を避くする枡形だけを残してすべて消失したのは残念です。でも街の方たちの努力で復元された街は今でも江戸時代の面影が残っています。昔の旅人にとって、つらい峠越えの疲れを癒やすオアシスだったのですね。山の斜面にあるこの街道宿場町は景色もさることながら、山並みに浮かぶ夕日がとっても綺麗なスポットなんです。
2.馬籠宿の見どころ
坂の多い馬籠宿、秋には木々が真っ赤に染まり、紅葉を見に来る観光客が多く訪れます。http://blogs.yahoo.co.jp/tenshinn18810801/12689267.html
馬籠脇本陣史料館があります。■ 基本情報
- ・名称: 馬籠脇本陣史料館
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0573-69-2558
- ・料金: 大人300円 小人100円 △30名様以上は2割引です
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水力発電のための水車www.kankou-gifu.jp
人力車が立てかけられた風情のあるお店など、藤村藤村が生きていた時代を思わせる町並み。www.kankou-gifu.jp
山の斜面に建った昔ながらの家々。緑が豊かな場所です。この馬籠宿は、日本橋方向から行くと、男滝・女滝や正岡子規、十辺舎一九の碑が見られる「馬籠峠」から始まり宿場町の上入り口でここから石畳が連なる「馬籠上」と「馬籠下」になっていて、立派な冠木門がある島崎藤村の出生地の藤村記念館があります。またこの通りにはミニ発電所の風情ある水車小屋も見られます。名物の木曽そばがいただけるお店等がたくさんのきを連ねていますよ。石畳の終点の下入り口から先は「馬籠荒町」で、諏訪神社や馬籠城跡もあり散策にはもってこいの場所ですね。
3.島崎藤村の生家
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E7%B1%A0%E5%AE%BF
島崎藤村の生家と言われる「藤村記念館」には島崎藤村の資料が保存されています。「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき・・・」と綴った「初恋」は有名ですよね~。みなさん学校で習ったこと思います。この詩が記されている『若菜集』や小説の『夜明け前』などを書いた作家の島崎藤村が、中山道『馬籠宿』のメインストリート出身とは知りませんでした。博物館にはその『若菜集』をはじめ、『東方の門』までの直筆原稿や遺品、藤村の秘蔵本コレクションなどなど約6000点を展示しています。またここの建物はホテルオークラの設計も手がけた方の設計で寺院回廊建築様式になっています。是非立ち寄って見て下さいね。
4.馬籠宿を訪れた人の声
ヤマ、山、やーまん。 煙がでてる御嶽のお山に、うっすら積もった胞衣のお山に抱かれて。 紅に映える、中山道の旅。 馬籠宿から、峠越えの妻籠宿へ。 pic.twitter.com/zHlvKs18fp
— ∞音∞ a.k.a. 風*月 (@fuhgetsu) 2014, 11月 16
5.場所
6.基本情報
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- ■ 基本情報
- ・名称: 馬籠観光協会
- ・住所: 岐阜県中津川市馬籠4300-1
- ・アクセス:
- 新宿駅⇒「中央本線 JR」⇒塩尻駅⇒「中央本線 JR」⇒JR中津川駅又は南木曽駅⇒「バス」⇒馬籠宿
東京駅⇒「東海道新幹線」⇒名古屋駅⇒「中央本線 JR」⇒中津川駅⇒「バス」⇒馬籠宿◇中津川駅⇔馬籠 ◇馬籠⇔妻籠・南木曽駅 - 新大阪駅⇒「東海道新幹線(1時間)」⇒名古屋駅⇒「中央本線 JR(約1時間)」⇒中津川駅⇒「バス(25分)」⇒馬籠宿難波駅⇒「近鉄名古屋線(2時間)」⇒名古屋駅⇒「中央本線 JR(約1時間)」⇒中津川駅⇒「バス(25分)」⇒馬籠宿
- ・営業時間: 8:30~17:00
- ・電話番号: 0573-69-2336
- ・公式サイトURL: http://www.kiso-magome.com/index.html