http://www.flickr.com/photos/56688984@N06/15290319789/
フランス、イタリア、チリなどと並んで、世界的シェアを誇るニュージーランドワイン。特にニュージーランド産ソーヴィニョンとピノ・ノワールは、近年一大ブームとなるほど高い評価がつけられています。大自然に抱かれるこの国のワイナリーをぜひ堪能してみてください!1.ニュージーランドワインとは?
http://enjoywine.jp/2014/09/2695
19世紀からはじまったニュージーランドでのワイン造りは、1960年代にソーヴィニョン・ブランが世界的評価を得ることで人気を博しました。フランスのボルドーに似た気候であることから、良質なワインが次々と生み出されています。以下に、主な産地を紹介します。2.オークランド(Auckland)
http://www.grayline.com/tours/auckland/auckland-city-highlights-island-wine-tour…
30もの醸造所を有するオークランドエリアは、気候の変化に富み、豊かな土壌が形成されています。西オークランドとワイヘキ島はエリア内でも特にワイン造りが盛んです。ソルジャンズ・エステート・メルロー(Soljans Estate Tribute Merlot)
西オークランドの老舗ワイナリーで造られるメルロー主体の赤ワイン。どっしりとしたリッチな味わいは、ニュージーランドの郷土料理とも相性抜群です。http://www.adayoncloud9.com/venues/weddings/soljans-estate-winery-cafe/
マッドブリック・ヴィンヤード・メルロー・カベルネ・ソーヴィニョン(Mudbrick Vineyard Merlot Cabernet Sauvignon)
http://mudbrick-vineyard-and-restaurant.blogspot.jp/2012/10/recent-accolades-for…
2.ワイカト/ベイ・オブ・プレンティ(Waikato/Bay of Plenty)
http://theflowtrells.wordpress.com/tag/waikato-river/
このエリアの特長は、湿度の高さ。土壌もよく肥えていて、風味豊かなワインが生み出されます。質のいい貴腐ワインが造られていることでも有名です。ミルズ・リーフ・リザーブ・シャルドネ(MILLSREEF Reserve Chardon)
アールデコ調の洒落た外観のワイナリーで造られる白ワインです。100%完熟したシャルドネを使い、フルーティかつクリーミーな舌触りが心地よく、奥行きのある味わいが表現されています。http://winenthingshk.com/shop/mills-reef-reserve-chardonnay-2011/
3.ギズボーン(Gisborne)
http://www.about-australia.com/accommodation/gisborne-peak-winery-eco-cottages/
ニュージーランドの最東端に位置するギズボーン。ブドウ栽培の歴史は1960年代からと浅いものの、良質なフルボディワインを生産することで「ニュージーランドシャルドネの首都」と呼ばれるように。モンタナ・オーモンド・エステート・シャルドネ(Montana Ormond Estate Chardonney)
モンタナ・オーモンド・エステートの白ワインは、ワインの本場フランスでも高い評価を得ており、ほとんどが輸出用にあてられてしまうそうです。ハーブのような爽やかさと深みを併せ持つ逸品です。http://www.unscrewed.co.nz/tale-of-two-chardonnay/
4.ネルソン(Nelson)
http://www.heritageinns.co.nz/wineries-and-wine-tourism/
ビールの原料となるホップの生産地としても有名なネルソンは、ワイン造りにも定評のある土地です。ニュージーランド最大の産地マールボロのすぐ隣に位置するものの、スタイルはまったく別物のワインを生産。シャルドネやソーヴィニョン・ブランを主に栽培しています。ノイドルフ・ムーテリー・シャルドネ(Neudorf Moutere Chardonney)
よいワインを造るために、ブドウ栽培の土壌にまでこだわり抜く姿勢があらわれているような白ワインです。繊細でキメの細かい口当たりが高評価を得ています。http://www.vilaviniteca.es/shop/en/neudorf-moutere-chardonnay-2008.html
5.ホークス・ベイ(Hawk’s Bay)
http://www.hawkesbaynz.com/index.php/accommodation/boutique-and-lodges
ニュージーランドで始めて商業用ワインを作り始めた歴史あるエリアで、19世紀半ばにはブドウの栽培が始まったホークス・ベイ。カベルネ・ソーヴィニョンなどを使ったボルドースタイルのワインが人気です。 エスク・ヴァレー・リザーブ・メルロー・マルベック・カベルネ・ソーヴィニョン(Esk Valley Reserve Cabernet Sauvignon)
メルローを主体とし、マルベック、カベルネ・ソーヴィニョンをブレンドしたボルドータイプの赤ワインです。心地いい渋みのフルボディ。ホークス・ベイエリアを代表するこのワイナリーでは、フルーティな白ワインも人気です。http://cuisinewine.co.nz/wine/esk-valley-winemakers-reserve-hawkes-bay-merlot-ma…
6.ワイラパパ(Wairapapa)
http://www.wellingtonnz.com/classic-new-zealand-wine-trail/wairarapa/
降水量が少なく、冷涼な気候がブルゴーニュとよく似ているため、ピノ・ノワール、ピノ・グリなどの生産が盛んです。香り豊かなワインは、近年注目を浴びつつあります。アタ・ランギ・ピノ・ノワール(Ata Rangi Pinot Noir)
「ニュージーランドのロマネ・コンティ」と称される、ピノ・ノワールの旨みがぎゅぎゅっと凝縮されたアタ・ランギの赤ワインです。重厚な味の深みを感じたいならこれ。http://barolista.blogspot.jp/2011_11_01_archive.html
7.マールボロ(Marlborough)
http://palatepress.com/2010/10/wine/the-organic-side-of-marlborough-wines/
ニュージーランドワインといったらマールボロ。マールボロといったらニュージーランドワイン。日照時間が長い、冷涼な気候、水はけのよい土壌。フランスとよく似た3つの要素が、最高のソーヴィニョン・ブランを育みます。ニュージーランドの約4割のブドウ畑が集中する一大産地。ローソンズ・ドライ・ヒルズ・ソーヴィニョン・ブラン(Lawson’s Dry Hills Marlborough Sauvignon Blanc)
もともとは他のワイナリーにブドウを売るため、1980年から栽培を始めたヴィンヤード。1992年から自社ワインの生産を始め、たちまち人気を博しました。フルーティな香りと酸味で、余韻が心地良い白ワインです。http://www.neuseeland-weinboutique.de/en/lawsons-dry-hills-marlborough-sauvignon…
ハンターズ・ワインメーカーズ・セレクション・ソーヴィニョン・ブラン(Hunter’s Winemaker’s Selection Sauvignon Blanc)
これまでに数々の賞を受賞した、折り紙つきのソーヴィニョン・ブラン。まるみのある辛口で、ブドウのあたたかさを感じられる白ワインです。「ニュージーランドのソーヴィニョン・ブラン」を味わいたいならこれ。http://www.thesolentcellar.co.uk/shop/white/hunters-sauvignon-blanc-magnum/
8.カンタベリー(Canterbury)
http://wanderinginwellington.wordpress.com
マールボロのさらに北に位置し、冷涼・乾燥した気候から、良質なピノ・ノワール、シャルドネが育つとして近年ワイナリーが増加しているエリアです。スパークリングワインも人気。ペガサス・ベイ・リースリング(Pegasus Bay Riesling)
ワイン評論家ロバート・パーカー氏が5つ星をつけた名門ワイナリー。熟したフルーツを思わせる香りと、微発泡でエレガントな口当たりが人気です。http://lake-yasu-in-nz.seesaa.net/article/25477732.html
ワイパラ・スプリングス・リースリング(Waipara Springs Riesling)
上品な甘みが特長的なワイパラ・スプリングスのリースリングワインです。シルクのようなキメの細かいフルーツの風味が口いっぱいに広がります。http://houlberg.it/?p=1626
9.セントラル・オタゴ(Central Otago)
http://conciergenz.co.nz/news/new-zealand-autumn
ニュージーランド最南端に位置するワインの産地です。商業用のワインとしての歴史は浅けれど、ピノ・ノワールとシャルドネの品質の高さに注目が集まっています。クイーンズタウンの中心部からもアクセスしやすいワイナリーもいくつかあります。ギブストン・ヴァレー・ピノ・ノワール(Gibbston Valley Pinot Noir)
セントラル・オタゴエリアで最古のワイナリーが造る赤ワイン。風味豊かな味わいは、ニュージーランド産フルーツともよく合います。http://cuisinewine.co.nz/wine/gibbston-valley-central-otago-pinot-noir-2011/
アミスフィールド・ピノ・ノワール(Amisfield Pinot Noir)
英国のウィリアム王子とキャサリン妃が訪れたことで有名になったワイナリー。甘酸っぱさと香ばしさが漂う複雑な味わいが魅力です。http://360queenstown-wanaka.com/info/amisfield-releases-new-book/
10.ご紹介したワイン産地の場所
http://blog.otagoya.com/?cid=18836
上記が、地形図上にまとめたワイン産地の一覧です。N.Z.自体、とても大きい島ではないので、ゆっくりとバカンスを楽しみながら、ぜひ数あるワイナリーを訪ねてみてくださいね♪