高梁市の基礎観光情報まとめ。松山城や魅力的なスポットもご紹介！

高梁市は小京都とも呼ばれており、日本で12か所しか残っていない天守の１つを有する備中松山城や、ベンガラ色の外観で統一された整然と続く吹屋ふるさと村など、長い歴史を感じさせる建造物が数多く建っている素敵な地域です。新幹線が停車するJR岡山駅や空港からも１時間以内で行くことができるので、これからの行楽シーズンにお出かけするのにおすすめしたいスポットです。今回は、そんなエリアの基本情報や魅力をまとめましたので、ぜひ読んで参考にしてくださいね。

１．「高梁市」とは？

「晴れの国おかやま」と言われ、温暖で雨の少ない岡山県です。高梁市は、そんな岡山県の中西部にある高市です。穏やかな気候に加え、歴史を感じる町並みや豊かな自然に溢れた魅力ある地域です。広島県とも隣接するなど都市からのアクセスも容易です。

２. 高梁市の魅力

美しい山々に囲まれた盆地の中央部に清流高梁川が流れる高梁市。そんな高梁市は備中の小京都と呼ばれています。かつて備中の中心地として栄えた藩政時代の面影を残す市内には、現存12天守のひとつで国重要文化財の「備中松山城」や国重要伝統的建造物保存地区の吹屋など多くの文化遺産があります。

３. 高梁市の歴史

江戸時代高梁市は備中松山藩と呼ばれていました。しかし、戊辰戦争で旧幕府軍についた為、明治維新後の廃藩置県の際に高梁藩と呼称を改められました。

４. 高梁市に行ったらできること

豊かな自然に触れることで、癒されることができます。また、貴重な文化財を見学し知識を得ることで、歴史について学ぶことができます。

５. お勧め観光スポット

備中松山城

国の重要文化財に指定されている備中松山城は、現存天守を持つ山城としては最も高いとことにあります。道中には険しい階段などもありますが、整然と積み重なった石垣やコンパクトながら存在感のある天守は一見の価値があります。

松山城は、世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor（トリップアドバイザー）」の、「行ってよかった！ 日本の城 2015」ランキングの第5位に選ばれています。

頼久寺庭園

頼久寺は足利尊氏が諸国に建立させた安国寺のひとつで、庭園は国指定名勝です。頼久寺ではヨガ体験をすることもでき、心身ともにリフレッシュすることができます。

吹屋ふるさと村

ベンガラ色で統一された街並みを見ることができる吹屋ふるさと村。旦那衆が相談の上で、町全体をひとつのコンセプトの下に建てたらしく、赤銅色が続く光景はとても惹かれます。こちらは岡山県のふるさと村、また文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区の認定されています。

６. お勧めのホテル

 油屋旅館

江戸時代から旅館として続いている宿です。河井継之助が止まった宿として司馬遼太郎の小説「峠」に登場します。また、映画「男はつらいよ」シリーズにも登場し、撮影中はスタッフの宿にもなりました。山田洋次監督や渥美清も泊まったそうですよ。

７. お勧め名産グルメ

こんにゃくたこ焼き

津山ホルモンうどんや蒜山焼きそばなど、B級グルメの宝庫岡山県。そんな津山や蒜山に続けと、高梁市でもB級グルメを開発しています。その中でも特にお勧めなのは、「こんにゃくたこ焼き」。タコの変わりに高梁市名産のこんにゃくを入れたたこ焼きは、ピリ辛のこんにゃくとポン酢のさっぱり味がマッチして美味しいです。

8. イベント

備中たかはし松山踊り

備中たかはし松山踊りは、県下三大踊りのひとつです。毎年8月１４、１５、１６日の三日間、備中高松駅前で開催されます。参加型の踊りで、誰でも踊りの輪の中にはいることができます。

9. 高梁市へのアクセス

鉄道

JR岡山駅から伯備線　倉敷駅経由で備中高梁駅へ。
特急やくもで約３５分。普通電車で約５５分。

高速道路

中国自動車道経由で岡山自動車道　有漢ICから国道３１３号で市街地まで約２５分
山陽自動車道経由で岡山自動車道　賀陽ICから国道４８４号で市街地まで約１５分

飛行機

岡山空港　県道７２号と国道４８４号経由、車で約４０分

10. 基本情報

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高梁市には、国の重要伝統的建造物群保存地区に制定された地域や、重要文化財に指定されたお城等があり、古き良き日本の建造物を見ることができます。また、男はつらいよの映画の中に登場して、主演俳優や監督、スタッフも宿泊した油屋旅館がありますので、ファンにはたまりませんよね。そんな魅力的なこのエリアには、自動車、電車、飛行機のどの交通手段を利用しても行きやすいので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。そして、訪れた際には、美味しい地元グルメをいただくことも忘れないでくださいね。