冬に食べる海鮮丼は、この時期しかたべられない旬で美味い魚がつまった宝石箱となる。
食べたら感涙すること間違いなしの丼を、編集部員がそれぞれリコメンド。もっとも気になる丼はどれだ?
「おまかせの握りではなく、あえてちらし鮨で。極上のネタを受け止めるシャリには細かく刻んだ沢庵がアクセントに」
美味い海鮮丼。ではなく、ネタがごはんの上にのっているということで、ちらし寿司をご紹介。広尾の隠れ家鮨店『すし家』さんの隠れメニューです。
店主一人で切り盛りするこのお店。基本的におまかせオンリーなのですが、無理をいってちらしを作ってもらったのがこちら。大トロ、ウニ、イクラ、etc.がどどんと乗ったゴージャス☆な仕上がりに。艶々としたネタは、店主の目利き。もちろん鮮度は抜群で、口の中でとろけます。
おまかせの〆にはちょっと量が多いと思いますが、意外や意外、シャリに混ぜられた沢庵がアクセントとなって、ペロリといただけます。
ちなみに通常ですと、握りと小丼のうにイクラ丼が供されるのですが、こちらも捨てがたい。ぜひ一度、お試しあれ!
「こちらが通常の〆に供されるうにいくらの小丼。ねっとりでとろりの食感は日本人で嫌いな人はいないはず」
ここは、とある食通のスタイリストに紹介してもらった和食店である。なんてことない、静かな住宅街にあるお店なのだが、連日、常連客でごった返す人気店だ。
店主の仁さんの気さくでアットホームな雰囲気と、新鮮な魚介類に惹かれよく通っている。
ここはランチも秀逸だ。色々な種類の刺身がてんこ盛りの海鮮丼を私は必ず食べる。具の内容はその日によって変わるから、ちょいちょい行ってても飽きない。築地から毎日仕入れているから、その鮮度は折り紙つき。
そしてちょっとした小鉢が2~3品あるから、満足感も高い。土曜日の昼なんか、行列が出来てしまったりしているので、一番乗りするべく、11時30分には行くようにしている。
とにかくコスパが高い良店としてリコメンドしたい。
「カウンター席のみの店内。店主の気さくなトークで場が和む」
神泉駅から徒歩1分ほどにある『開花屋』は、新鮮な魚を美味しく味わえる人気店だ。夕方過ぎからたくさんの客で賑わう『開花屋』で、じつは昼のランチ時にだけ、コスパ抜群のまぐろ丼が食べられる。
まぐろは赤身、トロ、中落ちらしき霜降り部位合わせて三種類。きゅうり、かまぼこ、しそ、揚げ玉、分厚い玉子焼きが入ってボリュームも満点。そして、はんぺんの入った茶碗蒸しとあおさの味噌汁がついて900円!というコストパフォーマンス!!
さらに、最後にだし汁(無料)を頼んで、まぐろ茶漬けとして楽しめるというかなり高い満足度。渋谷のランチで迷ったときは、ぜひこのまぐろ丼を味わっていただきたい!
「最後はこちらの出汁を入れて、出汁茶漬けとしていただく。もう、大満足!」
「また、五反田かよ」と方々から聞こえてきそうですが、「だって、五反田開拓にハマってるんだもん!」と、可愛い感じで言い返します。
今回は海鮮丼ということで、駅前にある『都々井』をご紹介。こちら、地元では立ち食い寿司の名店として知られており、夜になれば、サラリーマンでごった返す人気店です(夜は25時までやってるというのもスゴい)。
駅から徒歩10秒という立地で、20年以上営んでいるのですから、その人気のほども窺い知れます。握りは150円(2貫)からで一番高くても400円! 夜ごと、この寿司を楽しむのもいいのですが、ランチ限定の「ちらし」もなかなかのもの。並で650円、特上にしても900円と、びっくりするほどリーズナブル。しかも、ネタは常時7、8種類は入っており、どれも新鮮そのもの。この日は、トロ、サーモン、海老、たこ、いか、イワシなどなど。
魚介の横には、私の大好きなかんぴょうまであり、ニヤリ(宇都宮出身者はのり巻きといえばかんぴょうなのです)。注文して、3分で着丼。がっとかき込めば、賞味10分でランチ終了。まさに、サラリーマンのための時短ランチスポットなのです。
ランチ時の銀座で一番正しい¥1,500の使い方は、『鮨からく』で江戸前丼を食べること。私は他に思いあたりません。
名だたる高級ブランド店が立ち並ぶ通りの地下に、このお鮨屋さんはあります。土地柄、入るときはビビってしてしまうかもしれませんが、安心してください。 ランチは¥1,000の「づけ、鯛のごま和え丼」もある、庶民にも優しい高級店です。
私のイチオシ「江戸前丼」に乗るネタは3種類。 醤油に漬け込み、旨みが凝縮された艶やかなマグロのづけ、ほんのり甘い胡麻和えの鯛、そして、ふんわりと口でとろける穴子は、毎朝活きた状態から店で割く「煮上がり」ならではの贅沢な味。
初めて食べたときには、感動して一口ごとに目を見開き、「よっしゃあーー!¥1,500で最上級の味を手にいれたーー!!」と、心の中でガッツポーズ! それぞれのネタを一番合った味付けで楽しめる、両手に収まる最高の幸せです。
「シャンパンの品ぞろえも豊富。夜はもっと贅沢に鮨とシャンパン、“鮨シャン”がおすすめ!」
【東京カレンダーの関連記事】
食べたら感涙すること間違いなしの丼を、編集部員がそれぞれリコメンド。もっとも気になる丼はどれだ?
『すし家』の海鮮丼 編集長 大槻篤選
美味い海鮮丼。ではなく、ネタがごはんの上にのっているということで、ちらし寿司をご紹介。広尾の隠れ家鮨店『すし家』さんの隠れメニューです。
店主一人で切り盛りするこのお店。基本的におまかせオンリーなのですが、無理をいってちらしを作ってもらったのがこちら。大トロ、ウニ、イクラ、etc.がどどんと乗ったゴージャス☆な仕上がりに。艶々としたネタは、店主の目利き。もちろん鮮度は抜群で、口の中でとろけます。
おまかせの〆にはちょっと量が多いと思いますが、意外や意外、シャリに混ぜられた沢庵がアクセントとなって、ペロリといただけます。
ちなみに通常ですと、握りと小丼のうにイクラ丼が供されるのですが、こちらも捨てがたい。ぜひ一度、お試しあれ!
「こちらが通常の〆に供されるうにいくらの小丼。ねっとりでとろりの食感は日本人で嫌いな人はいないはず」
『小料理屋 仁』の海鮮丼 副編集長 日紫喜康一郎選
「ランチタイムは平日は¥950、土曜日は¥1,000!」ここは、とある食通のスタイリストに紹介してもらった和食店である。なんてことない、静かな住宅街にあるお店なのだが、連日、常連客でごった返す人気店だ。
店主の仁さんの気さくでアットホームな雰囲気と、新鮮な魚介類に惹かれよく通っている。
ここはランチも秀逸だ。色々な種類の刺身がてんこ盛りの海鮮丼を私は必ず食べる。具の内容はその日によって変わるから、ちょいちょい行ってても飽きない。築地から毎日仕入れているから、その鮮度は折り紙つき。
そしてちょっとした小鉢が2~3品あるから、満足感も高い。土曜日の昼なんか、行列が出来てしまったりしているので、一番乗りするべく、11時30分には行くようにしている。
とにかくコスパが高い良店としてリコメンドしたい。
「カウンター席のみの店内。店主の気さくなトークで場が和む」
『開花屋』のまぐろ丼 副編集長 昌保博之選
「『開花屋』は、僕が10年近く通い続ける魚料理が美味しい有名店。そこのまぐろ丼は昼のランチ時に食べられる特別メニューだ!」神泉駅から徒歩1分ほどにある『開花屋』は、新鮮な魚を美味しく味わえる人気店だ。夕方過ぎからたくさんの客で賑わう『開花屋』で、じつは昼のランチ時にだけ、コスパ抜群のまぐろ丼が食べられる。
まぐろは赤身、トロ、中落ちらしき霜降り部位合わせて三種類。きゅうり、かまぼこ、しそ、揚げ玉、分厚い玉子焼きが入ってボリュームも満点。そして、はんぺんの入った茶碗蒸しとあおさの味噌汁がついて900円!というコストパフォーマンス!!
さらに、最後にだし汁(無料)を頼んで、まぐろ茶漬けとして楽しめるというかなり高い満足度。渋谷のランチで迷ったときは、ぜひこのまぐろ丼を味わっていただきたい!
「最後はこちらの出汁を入れて、出汁茶漬けとしていただく。もう、大満足!」
『立喰ずし 都々井』のちらし 編集部員 船山壮太選
「ちらし¥650と特上ではごはんの量とネタが変わる。こちらはネタは特上で、ごはんの量は並スタイル」「また、五反田かよ」と方々から聞こえてきそうですが、「だって、五反田開拓にハマってるんだもん!」と、可愛い感じで言い返します。
今回は海鮮丼ということで、駅前にある『都々井』をご紹介。こちら、地元では立ち食い寿司の名店として知られており、夜になれば、サラリーマンでごった返す人気店です(夜は25時までやってるというのもスゴい)。
駅から徒歩10秒という立地で、20年以上営んでいるのですから、その人気のほども窺い知れます。握りは150円(2貫)からで一番高くても400円! 夜ごと、この寿司を楽しむのもいいのですが、ランチ限定の「ちらし」もなかなかのもの。並で650円、特上にしても900円と、びっくりするほどリーズナブル。しかも、ネタは常時7、8種類は入っており、どれも新鮮そのもの。この日は、トロ、サーモン、海老、たこ、いか、イワシなどなど。
魚介の横には、私の大好きなかんぴょうまであり、ニヤリ(宇都宮出身者はのり巻きといえばかんぴょうなのです)。注文して、3分で着丼。がっとかき込めば、賞味10分でランチ終了。まさに、サラリーマンのための時短ランチスポットなのです。
『鮨からく』の江戸前丼(づけ・中落ち・穴子丼) 編集部員 守屋美佳選
「江戸前丼(づけ・中落ち・穴子丼)¥1,500」ランチ時の銀座で一番正しい¥1,500の使い方は、『鮨からく』で江戸前丼を食べること。私は他に思いあたりません。
名だたる高級ブランド店が立ち並ぶ通りの地下に、このお鮨屋さんはあります。土地柄、入るときはビビってしてしまうかもしれませんが、安心してください。 ランチは¥1,000の「づけ、鯛のごま和え丼」もある、庶民にも優しい高級店です。
私のイチオシ「江戸前丼」に乗るネタは3種類。 醤油に漬け込み、旨みが凝縮された艶やかなマグロのづけ、ほんのり甘い胡麻和えの鯛、そして、ふんわりと口でとろける穴子は、毎朝活きた状態から店で割く「煮上がり」ならではの贅沢な味。
初めて食べたときには、感動して一口ごとに目を見開き、「よっしゃあーー!¥1,500で最上級の味を手にいれたーー!!」と、心の中でガッツポーズ! それぞれのネタを一番合った味付けで楽しめる、両手に収まる最高の幸せです。
「シャンパンの品ぞろえも豊富。夜はもっと贅沢に鮨とシャンパン、“鮨シャン”がおすすめ!」
【東京カレンダーの関連記事】
- 大人気ローストビーフ丼にビフテキ丼!スタミナ肉丼6選
- ウニ&あわびがてんこ盛りの2,000円越え贅沢丼
- 背徳のウニ、イクラ、エビ、カニ、夏の岩牡蠣まみれ名店4選