国分寺で人気の銭湯５選。日頃の疲れを癒しに行こう

東京都多摩地域にある国分寺。日本で初めてペンシルロケットの水平発射実験が行われてから今年で60周年ということで、ちょっと盛り上がっています。今回は国分寺で人気の銭湯をご紹介します。昔ながらの銭湯などおすすめの湯で疲れを癒してくださいね。

1.孫の湯

恋ケ窪駅から歩いて10分ほど、破風造りが目を引く銭湯です。近くには八百屋などがあり、親しみやすい町並みもまた魅力の一つです。気になる浴槽は、深風呂と浅風呂の二つで昔ながらのシンプルな造りとなっています。日替わり湯があるので、毎日行っても楽しめるのが嬉しいですね。

日が暮れ始めると、さらに賑わいを見せます。長年愛されている町の銭湯は、人々の声で溢れているようです。ちなみに映画のロケにも使用されたため、実際に訪れた際には「見たことある！」と思う方もいるかもしれませんね。風情ある昭和にタイムスリップした気分になれますよ！

周辺には蕎麦屋さんなどの飲食店、昔ながらのお肉屋さんやアットホームな自転車屋さんなど懐かしい景色が広がっています。町並みだけ見ても子供の頃を思い出すような温かみのある景色。そんな場所にある銭湯は究極の癒しスポットになるはずです。脱衣室では石鹸の販売や骨董級の貴重なマッサージチェアも用意されていて、気づけば長い時間滞在していたなんてことも。湯温は４５度となっていますが実際には程よい温かさを感じられます。

2.桃の湯

国分寺駅から歩いて8分ほど、コインランドリーの奥に佇む銭湯です。道路に面したところの看板があるので見落とさないように注意してくださいね。コインランドリーの中を通るとフロントがある面白い造りになっている昔ながらの街の銭湯です。

中に入ると高い天井で広々としています。いつも笑顔でいろいろ教えてくれる通称「お風呂のおばちゃん」も名物。会えるといいですね♪昔ながらの「おかまのドライヤー」も現役で使えます！マンガを読んでいる間に髪の毛が乾いちゃう便利もの。ぜひ使ってみてくださいね。

銭湯と言えば煙突ですよね。桃の湯では昔ながらの戸建てタイプ銭湯なのでもちろん天まで届くような立派な煙突を備えています。近年では滅多に目に出来ない光景になってしまいましたが、ここでは昔と変わらない銭湯の姿を楽しめます。浴室にはこれもまた銭湯ならではのケロリンの桶が。１つ１つに懐かしさを感じ、昔の思い出に浸りながら入浴時間をご堪能ください。しっかり汗をかきたい方はサウナ室もオススメですよ☆

3.松の湯

国分寺から歩いて8分ほど、住宅地にある昔ながらの銭湯です。地元民の憩いの場として長い間親しまれています。富士山などのタイル絵を眺めながら大きな浴槽でくつろいでください。主浴槽の他に半露天の低温岩風呂があり体の芯まであたたまります。

府中市との境に近い場所にある銭湯です。湯上がりは広めのロビーで、常連さんたちに混ざってのんびり過ごしてみましょう。マッサージチェアでリラックスもいいですし、ビールの自動販売機もあるので、お風呂上がりの一杯もいいですね♪

浅湯で作られたミクロ泡風呂や、肩まで温まれる深湯の座風呂、岩手遠野の角閃石を使った薬湯を堪能出来る半露天風呂があります。銭湯の中ではずば抜けて充実したバリエーションですよね！別途料金をお支払いするとサウナと水風呂も利用が可能になります。２３時と遅い時間まで営業されているため、遅い仕事帰りにも安心して立ち寄ることが出来ますね。用意されてあるコインランドリーで洗濯しながら入浴する流れの方をよくお見かけします。一人暮らしの方には是非オススメしたい銭湯です☆

4.ぬくい湯

国分寺駅から歩いて10分ほど、小金井市でただ一つの銭湯です。浴槽には青森ヒバ材が使用されています。現在の銭湯ではめずらしく外側だけではなく内側も底もすべてが木製なんです。丁寧に手入れされていてぬめりはなくヒバ独特の香りも楽しめますよ。

工務店の看板の奥に入り口があるので一見銭湯とは思えない外観が特徴的です。昔ながらの建物、カラン、桶など銭湯マニアなら一度は訪れたくなるような貴重な銭湯です。丁寧に手入れされているのが伝わってくる情緒あふれる街の銭湯、これからも大切にしていきたいですね。

外観が分かりづらい作りなので素通りしてしまいがちですが、地元の方には昔から愛されている歴史ある銭湯です。入口も中まで進まなければ見えにくいため営業しているのか不安になるかもしれませんが、暖簾が見えるとすぐに下駄箱があるのでご安心ください☆中へ進むに連れて懐かしさ溢れる銭湯の光景が広がっています。一度は行ってみる価値大！大きな換気扇が回っているため、小さな浴室でも湯気がこもらず快適にお過ごしいただけます。

5.鳩乃湯

国立駅から歩いて６分ほど、使用している地下水はミネラルたっぷりで美容にも最高です！浴槽は浅めのジェット風呂と深めで立ちスタイルで入る超音波風呂に分かれています。地下水は肌当たりが滑らかで体がよくあたたまります。

入り口の暖簾をくぐると目の前にある小さなロッカーは「傘入れ」なんです。現在ではほとんど目にすることのない傘を横に差し込むタイプの昔ながらスタイル。使いやすいように改装を加えながらも昔ながらの雰囲気が所々に残る銭湯です。

お父様の後を継がれた２代目店主！３０代という若さで国立で唯一の銭湯を立派に守り抜かれています。銭湯を利用する若者が減ってきた時代の中で、必死に考え行動に移す姿に心を打たれるファンも。鳩乃湯を知ってもらうきっかけとして、銭湯のライブペインティングが開催されました。その時の様子が密かに注目されており、だんだんの興味を惹かれて足を運ぶ方も増えてきているようです！人柄の良さもあり、一度知ったら応援せずにはいられない素敵な銭湯です！

 国分寺で人気の銭湯をご紹介しました。銭湯といえば、昭和の雰囲気がいいですよね。魅力的な銭湯ばかりです。ぜひ訪れてゆったりと湯に浸かってみてくださいね。