三条の湯とは?
雲取山の南側にある山小屋に湧く温泉です。標高が1103mあり、隠れ家の趣があり雲取山などへの登山者が宿泊する施設として多く利用しています。日帰りの入浴のみでも利用できます。お風呂場は男女別々で普段は時間で交代制になっていますが、利用者が多いときは、男女別にお風呂が用意されます。
山の中腹にあるので眺めが良く、初夏には新緑、秋には素晴らしい紅葉も楽しめます。
三条の湯の魅力
約200年ほど昔、狩猟で傷を負わせた鹿を追跡したところ鹿が湧き出ている水に傷を治すように浸かっていたのを見た河村源次郎が、その水を沸かして入浴すると冷え性や皮膚病に効果があったため誰でも入れるように小屋を建てたのが始まりと言われています。静寂な渓谷にある大自然に囲まれた温泉の周りには樹齢数百年の大木も見られる原生林もあり歴史を感じられます。
三条の湯の見どころ
雲取山登山入口にある温泉
東京都の最高峰である雲取山へは、奥多摩駅から徒歩で行けるルートが整備されているので、行楽シーズンにはハイキングや登山の人たちに人気があります。登山の前に山小屋で休憩して登山に臨んだり、登山の帰りに疲れをいやしたり、三条の湯は登山者に人気の温泉です。温泉の効能
エコ
お湯は山小屋の上流にある岩の割れ目から毎分5L出ています。約10度の水を豊富な沢の水での水力発電や薪などを使って湧かしています。また食事の材料は自家栽培の無農薬野菜や山小屋の近くで取れた山菜やキノコなどを利用したり、バイオトイレ、生ごみを堆肥にするなどクリーンな環境を目指しているようです。三条の湯を訪れた人の声
雲取山。 後山林道を走ればチャリで1100mの山小屋三条の湯近くまでまで行けます。ただし例によってラフな砂利道。序盤で自動車は通行止め。あっちこっち工事中。 土曜に登ったので眺望は雲でほとんど無し。 カエルと鹿とサルに会いました。 pic.twitter.com/o5cGVIkYYl
— ハイキングライダー@靴ずれ痛い (@hiking_rider) 2015, 6月 28
2時間ちょっとで三条の湯に到着。今回はここの温泉はスルーしたが、今度はここに泊まりたい(その場合、日の出を見るのは難しそう)。水を分けてもらい、少し休んで再出発。 pic.twitter.com/rA0NNUuUVg
— Takuya Kurashige (@klsg) 2015, 5月 6
昨日からテン泊で丹波から天平で三条の湯へ行って来た。小屋のご主人、スタッフ供、とても良い人でまた行きたくなった。 pic.twitter.com/q75ygrQZRd
— ForestValley (@OkutamaRiver) 2015, 4月 1
三条の湯の詳細
■ 基本情報
- ・名称:三条の湯
- ・住所:山梨県丹波山村奥後山
- ・アクセス:JR奥多摩駅からバス40分、下車後徒歩3時間
- ・営業時間:12~16時(土・日曜、祝日は10時~)、季節変動あり
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0428-88-0616
- ・料金:入浴のみ 小学生以上500円 宿泊 1泊2食付き 7500円
- ・公式サイトURL:http://www.taba-kan.co.jp