http://www.nagatetsu.co.jp/enjoy/Nagara02Sweets.html
岐阜県は観光地でありながら、これまでちょっと地味な印象がありました。しかし2016年4月に新観光列車「ながら」が運行を開始し、いよいよ岐阜県の本気が発動されましたよ。車窓から絶景が見え、おいしいもの付きプランもあり、リア充間違いなしの電車です♪長良川鉄道に観光列車「ながら」が登場!
「ながら」は、岐阜県美濃加茂市と郡上市とを結ぶ長良川鉄道の観光列車です。デザインしたのはJR九州の観光寝台列車「ななつ星in九州」を担当した工業デザイナーの水戸岡鋭治さん。 木のぬくもりを感じさせる車内は、車窓の景色とともに完璧なくつろぎ空間です。
こだわりがあちこちに。座席は全席違うシート柄
車両ベースは既存のものですが、食堂車と観光車に改装された後は以前とまったく変わりました。上の写真は食道車両の内装で、どこか和風チックな木目調。県内産のヒノキをたくさん使っているので、色目がシックです。椅子やソファの生地がそれぞれ違うなんて、さすが細部にこだわっています。
プランは「ランチ」「スイーツ」「ビュー」
長良川鉄道さんの「ながら」は料理も素晴らしい!
— 白鳥士郎 (@nankagun) 2016年5月8日
岐阜県産のハツシモや蜂屋柿、奥美濃古地鶏、飛騨牛のしゃぶしゃぶ…のうりんでも取り上げた農産物を、美しい景色を見ながらいただけます(^^)
それなりのお値段はしますが、オススメです! pic.twitter.com/qHKk2UXtq0
メインはランチプラン。食材に岐阜県産の明方ハムや美濃加茂市の蜂屋豚などを使って、岐阜のおいしさをアピールします。他にスイーツプランがあり、アフタヌーンティーをイメージしたワンプレートを提供。ゆったりと車内でいただきましょう。
他には、乗車券に500円をプラスして専用車両に乗れるビュープランもあります。
こんな景色が眺められる!
「ながら」の魅力は、並行して流れる長良川を眺められることです。「ながら」に乗車した古田肇 岐阜県知事も「清流の眺めを堪能できた。」とご満悦。郡上市内に入ってからは、見事なブルーの流れが見られます。
「湯の洞温泉口駅」~「郡上八幡駅」の間は特に美しく、このあたりは「ながら」のスピードもゆっくりになるので、絶好の撮影ポイントです。車内には4人のアテンダントがいて、撮影スポットを教えてくれるので撮り逃しもありません。
7月の乗車予約までほぼ満席
岐阜県内初の本格的観光列車ということもあり、「ながら」はチケット発売後すぐに満席。チケット発売は乗車日の2か月前、月初1日10:00~14日前16:00までです。ランチプランが一番人気で、スイーツプラン、ビュープランと続きます。
ビュープランは38席と比較的多く、意外と残っていることもあるのでねらい狙い目ですね。ランチプラン、スイーツプランは25席です。
乗るだけで楽しめそう!
おはようございます。連休なんでどこ言っても人人…連休こそ大人しくしてるものです…ま、お金もないんですけどぉ…(T_T) #長良川鉄道 #観光列車ながら pic.twitter.com/wWvhlsLM9Q
— ビブ (@bibsaku) 2016年4月29日
「ながら」の車内には、いろいろなモチーフがデザインされています。漢字の「長良」を使ったロゴマークや、「鮎」マークなど車内のあちこちにもカワイイポイントがあります。実際に乗ることがあったら、どこにあるのかよく探してくださいね。
■ 基本情報
- ・名称: 「ながら」 長良川鉄道
- ・料金: ながら1号ランチプラン 美濃太田-郡上八幡 大人 ¥12000 子供 ¥10650 ※プラン用の2日間フリー乗車券つき
- ・所要時間:約1時間40分
- ・運行予定: 金・土・休日・夏休みを中心に年間150日程度運行予定。詳細は公式サイトにて発表
- ・電話番号:0575-46-8021(ながら予約センター)
- ・公式サイトURL: http://www.nagatetsu.co.jp/enjoy/SpecialTrainNagara.html
「ながら」のロイヤルレッドは、写真で撮るとビシッと景色が決まります。もともと岐阜県の自然のグリーンや、長良川のブルー、岐阜の雪景色の白に映えるカラーを車体に選んでいるからです。乗ってよし、見てよしの観光列車です。