http://www.sjnk-museum.org/program/3958.html
「魔法使いになりたい」。子供のころ、そう夢を抱いた人も多いのではないでしょうか?そんな人たちに朗報!魔法を使える美術展が期間限定でやってくるんです。魔法が展示されているという「魔法の美術館」。どんな展示なんでしょう?「魔法の美術館 光と影のイリュージョン」開催!
http://oocamera.exblog.jp/19444785/ ※画像は明石市立文化博物館
2016年7月12日から8月28日の期間、東京・新宿にある「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」で行なわれる予定の企画展では、魔法が展示されるんです!コンピュータや光、映像などを使った作品がメインで、いずれも来館者の動きに合わせ変化するなどの工夫が凝らされた作品ばかり。参加できる新しい展覧会が登場!
http://blogs.yahoo.co.jp/nkjmhsys/32462418.html
この美術展では、ただ作品を鑑賞するのではなく、触って、感じて、来館者が「アート」そのものになることができるんです。これだけでも他にはない企画ですね!!その作品はまるでファンタジーの世界。自分が魔法使いになったような気分になれちゃいます。これら展示作品は、来館者が「参加」して、作品になることで完成される「新しい芸術」なんです!
動きに合わせて変化する作品の数々
「動きに合わせる?」「参加する作品?」説明を読んでも、イマイチピンと来ない…という方のために、展示作品の概要を一部ご紹介します。Pixelman
作品に映し出されるのは自分の姿。近づいたり、遠ざかったりすると自分の姿が変化します。岡田憲一さんと冷水久仁江さんのコラボ作品。
Dancing Mirror
作品の前で体を動かすと、音楽に合わせて自分の動作が再現され、まるで踊っているみたい。家族や友達と何人かで動けば、気分はダンサーです。東京工科大学デザイン学部デザイン学科の准教授、松村誠一郎さんの作品。
Sakura
【魔法の美術館 作品紹介(4)】緒方壽人《SAKURA》
— 長崎県美術館 (@nagasaki_museum) 2014年7月22日
スクリーンの前で手を振ると、指先から桜の花びらが舞い散ります。古くから日本人に親しまれている桜。散り際の美しさは見る人の心に特別な感情を呼び起こします。 pic.twitter.com/JBKSUsxoip
作品の前で手を大きく動かしたり、振ったりすると、手の動きに合わせ桜の花びらが散るという和風の美しい作品。デザインエンジニアの緒方壽人さんの作品。
Splash Display
http://84mar-la.blogspot.jp/2014/07/blog-post_24.html
白いビーズの上を光が動き、そこに玉を命中させると、ビーズが突然色鮮やかに噴水のように湧き上がります。自分の動きとビーズがシンクロするので不思議。的場やすしさん、山野真吾さん、徳井太郎さんのコラボ作品。Lifelog_シャンデリア
この豪華なシャンデリアは、ガチョウの羽で出来ていて、風でふわりふわりと回転します。壁に映し出される影がとても神秘的。鳥や羽根をテーマに活躍する小松宏誠さんの作品。
ensemble silhouette
描かれている五線譜に星を置くと様々な音やメロディが生まれる仕組みで、いろんな場所に置いて、たまたま居合わせた人と合奏を楽しむ作品。宮本昌典さんと小岩原直志さんのコラボ作品。
がそのもり
来館者は白い絵本を手に持ちます。そこに絵が投影され、本を手に持ったまま、ストーリーを追うアニメーション作品。重田佑介さんの作品。
光の波紋
http://shirunosuke.blogspot.jp/2013/10/blog-post_4.html
手をかざすと、そこから光が波紋のように広がっていく美しい作品。光は生き物のように動き、自分が作品の一部になったことを実感できます。多摩美術大学情報デザイン学科准教授の森脇裕之さんの作品。Immersive Shadow
https://www.youtube.com/watch?v=9s1eeuCqJBs
カラフルな模様が壁一面に映し出されていて、来館者は自由に自分の影でその模様に触ったり、弾き飛ばしたりできます。藤本直明さんの作品。参加することによって作品が完成されるのです
http://rikotaro.com/ ※画像は福井県立美術館
一部作品の紹介を経て「参加型」という意味合いが少しわかっていただけたかと思いますが、この「魔法の美術館」は、作品に触れて自分が作品の一部となることで完成されるアートなんです。だから展示会では収蔵品コーナーを除いて写真撮影もOK!!とにかく楽しいから、ぜひ進んで作品に「参加」してみて!その時の自分だけのオリジナルアートを楽しみながら鑑賞できるんです。
魔法が使える美術館へGO!
http://blogs.yahoo.co.jp/nkjmhsys/ ※画像は熊本市現代美術館
本当に魔法使いになれるわけじゃないけれど、作品を通してワクワクしながら魔法使い気分を体験してみませんか?東京にもついに「魔法の美術館」がやってきますよ!!■ 基本情報
- ・名称: 魔法の美術館 光と影のイリュージョン
- ・住所: 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜美術館本社ビル42階
- ・アクセス:新宿駅西口から徒歩約5分
- ・会期:2016年7月12日(火)~8月28日(日)
- ・営業時間: 10:00~18:00
- ・定休日: 月曜日 ※7月18日を除く
- ・電話番号: 03-5777-8600
- ・公式サイトURL: http://www.mahou-museum.com/
芸術に実際に触れることができるのは親しみやすく、理解しやすいので、夏休みの子供連れにも最適なお出かけスポットではないでしょうか?子供だけじゃなく、大人も楽しめちゃいますよ!夏休みはみんなで魔法使いになろう!