日本人として原爆が落とされた市のひとつ、長崎は一度は訪ねておきたい土地です。
そのほか、古くから貿易がおこなわれていた都市だけに、異国情緒たっぷりな歴史的に素晴らしいものがたくさんありますね。また、坂本龍馬ファンには外せない場所かと思います。そんな長崎の魅力をたっぷりをしることができる観光スポット20選です。
長崎市は山々に囲まれた地形だったため広島より被害が少なかったそうですが、原子爆弾「ファットマン」の威力は広島に落とされた「リトルボーイ」の1.5倍あったと言われています。広島で被曝し、親戚を頼って長崎へ避難してまた被曝したという二重被曝もあったそう。
平和公園にある資料館です。原爆投下時刻で止まったままの時計や当時の街の様子を写した写真などが展示されており、「怖すぎる」との声もありますが日本人であれば一度は見ておくべきスポットでしょう。
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世界文化遺産に登録されたことで急激に注目を集め始めた無人島です。一時は東京以上の人口密度を誇っていたそうですよ。建物などは取り壊されることなく手付かずで残されているため経年劣化の資料としても貴重なのだそう。
こちらの教会はカトリックで、建物・信徒数ともに日本最大規模を誇るのだそう。被曝後、その痛々しい教会の姿を目にした水原秋桜子が「麦秋の 中なるが悲し 聖廃墟」と詠んだのだそう。こちらも必見です。
開港後にイギリス・スコットランドから長崎へやってきたトーマス・ブレーク・グラバーの旧邸宅です。こちらも軍艦島とともに「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されています。
長崎を代表する観光スポットのひとつです。鎖国時代にもオランダ・中国とは貿易関係にあり、この長崎も対中貿易港となっていました。当時は1万人もの中国人が唐人屋敷に居住していましたが、開国後は海岸沿いに移住し現在の中華街が出来たと言われれいます。
こちらもまた長崎を代表する観光スポットのひとつ。かなり広大で、敷地面積はなんと東京ディズニーリゾートの1.5倍にもなるのだそう。最先端のARシステムを使用したや人気アニメ・ゲームとのコラボなど実に様々なアトラクションを楽しめます。
老若男女問わず1日中楽しむことが出来る複合型施設です。ショップではここでしか手に入らないオリジナルグッズや新鮮な海の幸や絶品のスイーツを堪能することができる飲食店も数多く点在していますよ。
函館の函館山や神戸の摩耶山とならぶ「日本三大夜景」に数えられていることでもお馴染みのスポットです。なんと2012年には「世界新三大夜景」ともなったのだそう。キラキラと輝く街並みが非常に幻想的なんです。
雲仙に30ほど点在する地熱地帯の総称です。もくもくと立ち込める白い蒸気はまさに地獄のような風景です。また、キリシタンが殉教した場所でもあり、地獄を巡る遊歩道沿いに「キリシタン殉教碑」が建てられています。
運賃はなんと日本一安くどこまで乗っても均一料金大人120円、子ども60円です。観光スポットを電車で巡ることを計画している方には一日乗車券なるものも販売しています。モバイル一日乗車券は大人500円、子ども250円、スマートフォンなどを利用した形のチケットになります。
論語で知られる孔子ですが、長崎にどうして孔子廟ができたのかというと、1647年に時の長崎奉行が学問を学び場所がほしく、儒学を講じる長崎聖堂が建設されました。その後、明治になり長崎聖堂が廃止となったので、長崎の華僑が中国の清政府と協力して建てたのが長崎孔子廟ということらしいのです。
フェイスブックもあります
孔子のお祭りの時期や、長崎ランタンフェスティバルの時期は盛大に人がきます。2016年の長崎ランタンフェスティバルは2月8日から2月22日までです。
寺院墓地内に、唐僧墓地があります。寛永5年(1628) 長崎に渡来して福済寺を開基した唐僧覺悔(かくかい)の墓碑で、弟子の了然(りょうねん)と覺意(かくい)一緒に祀ってあります。
長崎観音として知られている亀の形をした霊廟にのっている観音様は、万国霊廟長崎観音(ばんこくれいびょうながさきかんのん)というのが正式名所で、1979年立てられました。内部には日本最大級の地球の自転を示す「フーコーの振り子」があります。
行基とは奈良時代の日本の僧です。
石崎 融思とは、
江戸時代後期の長崎派の絵師。唐絵目利として漢画・洋風画を折衷させた写実的洋風画を確立 川原 慶賀(かわはら けいが、天明6年(1786年[1]) – 万延元年(1860年)以降)は江戸時代後期の長崎の画家である。出島出入絵師として風俗画、肖像画に加え生物の詳細な写生図を描いた。諱(字とも)は種美、通称は登与助(とよすけ)。慶賀は号である。別号に聴月楼主人。後に田口姓を名乗る。息子の川原盧谷も父に学び、洋風画を描いた。
幕末に亀山焼の再興を図った一族が大正9年まで所有していたと登記簿に記されています。また、幕末の長崎地図に描かれた亀山一帯の建物は当建物らしいものを含めわずかであり、亀山社中が寄寓した建物であった可能性は高いと推測されます。
こちらのお寺は、興福寺・福済寺とともに「長崎三福寺」といわれています。国宝となっているのは、第一峰門です。三国志ファンがうれしい関羽像があります。
媽祖(まそ)は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神。尊号としては、則天武后と同じ天后が付せられ、もっとも地位の高い神ともされる。
こちらでは長崎の郷土料理、卓袱料理をたべることができます。卓袱料理は、中国料理や西洋料理が和風になったもので、長崎が発祥の地とされています。中華、洋食、和が混じっているところから、和華蘭料理(わからん)ともいわれます。
1879年、ド・ロ神父が外海地区一帯の主任として赴任し、1882年に出津教会を建てた。次いで大野地区に教会を建設することになり、ド・ロ神父の資金援助と指導の下、26戸の信者が力を合わせ、1893年に現在の大野教会が完成した。一部屋だけの小規模な教会で、外観は普通の民家を思わせる。教会に多い鍾塔やリブ・ヴォールト天井などはないが、レンガによる半円アーチの開口部や小屋組みに木骨トラスが用いられるなど西洋式の技術が見られる。最大の特徴は、現地の石を用いた外壁である。この地方では、地元で「温石(おんじゃく)」と呼ばれる結晶片岩をアマカワ(※2)でつないで塀や石垣をつくってきたが、さらに砂を混ぜて雨に強くする工法を神父が考案し「ド・ロ壁」が誕生。出津地区では、出津救助院や民家の壁などに使われ、地区の特徴的な風景を形成している。大野教会では、温石ではなく地元の玄武岩を使い、風合いの異なるド・ロ壁となっている。2002年から本格的な保存修理がなされ、ド・ロ神父の建築技法が典型的に表れている教会として、2008年に国の重要文化財に指定された。
日本の歴史を知るには長崎を訪れるのが一番かもしれませんね。古くから中国との貿易をし独自の文化をうみだした港町をぜひ訪れてみてくださいね。
素材提供:トリップアドバイザー
そのほか、古くから貿易がおこなわれていた都市だけに、異国情緒たっぷりな歴史的に素晴らしいものがたくさんありますね。また、坂本龍馬ファンには外せない場所かと思います。そんな長崎の魅力をたっぷりをしることができる観光スポット20選です。
1.平和公園
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原爆投下の経験からあの悲惨な戦争を2度と繰り返さないために平和を願って作られました。公園のモニュメントでもある「平和祈念像」は北村西望氏によって作られた像で、空の方向に掲げた手は「原爆の脅威」を表し、水平に伸ばした手は「平和」を象徴し、閉じた目は「戦没者の冥福」を祈ってます。長崎市は山々に囲まれた地形だったため広島より被害が少なかったそうですが、原子爆弾「ファットマン」の威力は広島に落とされた「リトルボーイ」の1.5倍あったと言われています。広島で被曝し、親戚を頼って長崎へ避難してまた被曝したという二重被曝もあったそう。
■ 基本情報
- ・名称: 長崎市平和公園
- ・住所: 長崎県長崎市松山町
- ・アクセス: 長崎市電「松山町」下車徒歩約1分
- ・電話番号: 095-829-1171 (長崎市みどりの課)
- ・公式サイトURL: http://www.city.nagasaki.lg.jp/heiwa/3030000/
2.長崎原爆資料館
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1945年(昭和20年)8月9日11時2分、長崎は広島に次いで世界で2番めに原子爆弾が投下されました。その当時の原爆に関する資料、被爆に関する資料の展示を行っています。また、原爆投下直後の様子を再現し当時の様子を肌で感じることができます。平和公園にある資料館です。原爆投下時刻で止まったままの時計や当時の街の様子を写した写真などが展示されており、「怖すぎる」との声もありますが日本人であれば一度は見ておくべきスポットでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: 長崎原爆資料館
- ・住所: 長崎県長崎市平野町7-8
- ・アクセス: 長崎市電「浜口町」下車徒歩約5分
- ・営業時間: 8:30~17:30(5月~8月は18:30まで)
- ・定休日: 12月29日~31日
- ・電話番号: 095-844-1231
- ・料金: 大人200円、小中高校生100円
- ・公式サイトURL: http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/index.html
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3.端島(軍艦島)
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海の中に灰色の島がポッカリと姿をあらわす端島は、かつては海底炭鉱の島として栄えていました。しかし、炭鉱は時代とともに閉鎖され、その後廃墟となり、海から眺めるその姿はまるで軍艦ににていることから軍艦島と呼ばれるようになりました。島内には鉄筋コンクリート製の建物が残っています。世界文化遺産に登録されたことで急激に注目を集め始めた無人島です。一時は東京以上の人口密度を誇っていたそうですよ。建物などは取り壊されることなく手付かずで残されているため経年劣化の資料としても貴重なのだそう。
■ 基本情報
- ・名称: 端島(軍艦島)
- ・住所: 長崎県長崎市高島町端島
- ・電話番号: 095-829-1152 (長崎市観光政策課)
- ※端島へは、現在ツアーでのみの入島となっています。申し込みツアーにより島巡りの詳細は 変わってきます。
4.浦上天主堂
キリシタンが多く存在する長崎に、キリシタンらが禁教令廃止後、約30年をかけて建てた東洋一の大聖堂です。1945年8月9日に原子力爆弾の投下により被爆してしまい、その後再建されて現在に至っています。原爆資料館には展示されていない被曝したキリスト教関連の遺産を数多く展示しています。こちらの教会はカトリックで、建物・信徒数ともに日本最大規模を誇るのだそう。被曝後、その痛々しい教会の姿を目にした水原秋桜子が「麦秋の 中なるが悲し 聖廃墟」と詠んだのだそう。こちらも必見です。
■ 基本情報
- ・名称: 浦上天主堂
- ・住所: 長崎県長崎市本尾町1-79
- ・アクセス: 長崎市電「松山町」下車徒歩約5分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 095-844-1777
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www1.odn.ne.jp/uracathe/
5.グラバー園
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市内に点在していた6棟の洋館を移築または復元し、グラバー園として公開していています。木造の洋風建築物が異国情緒豊かで、古来から外交が盛んだったことを伺わせます。更に、グラバー園からは、長崎港が一望でき、夜になると夜景がとても美しいです。開港後にイギリス・スコットランドから長崎へやってきたトーマス・ブレーク・グラバーの旧邸宅です。こちらも軍艦島とともに「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されています。
■ 基本情報
- ・名称: グラバー園
- ・住所: 長崎県長崎市南山手町8-1
- ・アクセス: 長崎市電「大浦天主堂下」下車徒歩約8分
- ・営業時間: 8:00~18:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 095-822-8223
- ・料金: 大人610円、高校生300円、小中学生180円
- ・公式サイトURL: http://www.glover-garden.jp/
6.長崎新地中華街
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長崎新地中華街は横浜中華街、神戸の南京町と並ぶ3大中華街の一つです。中国料理店の他、中国雑貨店がたくさん軒を連ねており。朱色の飾り付けがより華やかです。中華街ではちゃんぽんの他、トルコライスや角煮まんじゅうは是非ご賞味いただきたいです。長崎を代表する観光スポットのひとつです。鎖国時代にもオランダ・中国とは貿易関係にあり、この長崎も対中貿易港となっていました。当時は1万人もの中国人が唐人屋敷に居住していましたが、開国後は海岸沿いに移住し現在の中華街が出来たと言われれいます。
■ 基本情報
- ・名称: 長崎新地中華街
- ・住所: 長崎県長崎市新地町
- ・アクセス: 長崎市電「築町」下車徒歩約1分
- ・公式サイトURL: http://www.nagasaki-chinatown.com/
7.ハウステンボス
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17世紀のオランダの街並みが再現されたテーマパークです。西洋風の街並みが日本にいることを忘れさせてくれます。園内にはアミューズメント施設の他、ショッピング施設、レストランなども充実し、更に、四季折々の木々や花々が美しく咲いている風景も美しいです。こちらもまた長崎を代表する観光スポットのひとつ。かなり広大で、敷地面積はなんと東京ディズニーリゾートの1.5倍にもなるのだそう。最先端のARシステムを使用したや人気アニメ・ゲームとのコラボなど実に様々なアトラクションを楽しめます。
■ 基本情報
- ・名称: ハウステンボス
- ・住所: 長崎県佐世保市ハウステンボス町
- ・アクセス: JRハウステンボス駅から徒歩すぐ
- ・営業時間:(夏期)9:00~22:00、(冬期)10:00~21:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0956-58-0080
- ・料金: 1DAYパスポート 6,100円
- 2DAYパスポート 11,300円
- ハウステンボス散策チケット 3,600円
- ムーンライト4パスポート 4,600円
- オフィシャルホテル 1.5DAYパスポート 7,600円
- オフィシャルホテル 2DAYパスポート 9,200円
- オフィシャルホテル 再入場パスポート 3,100円
- ・公式サイトURL: http://www.huistenbosch.co.jp/
8. 九十九島パールシーリゾート
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九十九島の玄関口であるパールシーリゾートパークは、遊覧船「パールクィーン」で九十九島巡り、ヨットで九十九島の島々を散策することができます。また、九十九島水族館「海きらら」では、可愛らしい人懐っこいイルカに出会うことができます。老若男女問わず1日中楽しむことが出来る複合型施設です。ショップではここでしか手に入らないオリジナルグッズや新鮮な海の幸や絶品のスイーツを堪能することができる飲食店も数多く点在していますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 九十九島パールシーリゾート
- ・住所: 長崎県佐世保市鹿子前町1008
- ・アクセス: JR佐世保駅からタクシー10分
- ・営業時間: 3月~10月9:00~18:00(最終入館17:30)
- 1月~2月9:00~17:00(最終入館16:30)
- ・電話番号: 0956-28-4187
- ・料金: 海きらら入館料 1,440円(高校生以上)海きらら入館料 720円(4歳~中学生)
- ・オススメの時期:夏期
- ・公式サイトURL:http://www.pearlsea.jp/
9.稲佐山
稲佐山は標高333メートルの山で、山頂は公園として整備されており、そこからは長崎市内を360度一望することができます。そこから見る長崎の港や市街地は絶景で、夜になると1000万ドルの夜景が楽しめます。函館の函館山や神戸の摩耶山とならぶ「日本三大夜景」に数えられていることでもお馴染みのスポットです。なんと2012年には「世界新三大夜景」ともなったのだそう。キラキラと輝く街並みが非常に幻想的なんです。
■ 基本情報
- ・名称: 稲佐山
- ・住所: 長崎県長崎市稲佐町外
- ・アクセス: 長崎ロープウェイ稲佐岳駅下車
- ・営業時間: 9~22時(ロープウェイ)
- ・電話番号: 095-829-1171 (長崎市みどりの課)
- ・料金: 往復1200円・片道700円(ロープウェイ)
10.雲仙地獄
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雲仙温泉街に白い土で覆われた箇所があり、そこからは、硫気孔より温泉の蒸気がたくさん噴出しており、その成分には硫黄泉が含まれており、辺りは硫黄の香りが一面に広がっています。雲仙に30ほど点在する地熱地帯の総称です。もくもくと立ち込める白い蒸気はまさに地獄のような風景です。また、キリシタンが殉教した場所でもあり、地獄を巡る遊歩道沿いに「キリシタン殉教碑」が建てられています。
■ 基本情報
- ・名称: 雲仙地獄
- ・住所: 長崎県雲仙市小浜町雲仙
- ・アクセス: JR諫早駅から島鉄バス「雲仙」行き80分
11.長崎電気軌道
ながにゃんなるキャラクターもいます
長崎開通100周年を記念して切手が販売されてり、カレンダーもうられている長崎の電車。市民の脚となる電車で観光にもいってみませんか。きっと今まで知らなかった長崎をみることができますよ。運賃はなんと日本一安くどこまで乗っても均一料金大人120円、子ども60円です。観光スポットを電車で巡ることを計画している方には一日乗車券なるものも販売しています。モバイル一日乗車券は大人500円、子ども250円、スマートフォンなどを利用した形のチケットになります。
基本情報
- ・名称:長崎電気軌道株式会社
- ・電話番号:095-845-4111
- ・料金:120円
- ・公式サイトURL:https://www.facebook.com/nagasakidenkikidou
12.孔子廟・中国歴代博物館
日本で唯一の本格的な中国様式の孔子廟
フェイスブックもあります
孔子のお祭りの時期や、長崎ランタンフェスティバルの時期は盛大に人がきます。2016年の長崎ランタンフェスティバルは2月8日から2月22日までです。
基本情報
- ・名称:孔子廟・中国歴代博物館
- ・住所:長崎県長崎市大浦町10-36
- ・アクセス:長崎駅前より路面電車をご利用の場合1番系統「正覚寺行」に乗り、「築町」で5番系統「石橋行」
- ・営業時間:午前8:30~午後5:30
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:095-824-4022
- ・料金:大人600円高校生400円中・小学生300円
- ・公式サイトhttp://nagasaki-koushibyou.com/
13.福済寺
福済寺の唐僧墓地
崇福寺、興福寺とともに「長崎三福寺」としてしられているこちらのお寺は、長崎駅から徒歩10分のところにあります。残念なことに長崎におちた原爆で、本堂(大雄宝殿)などの建造物は、燃えてしまいました。寺院墓地内に、唐僧墓地があります。寛永5年(1628) 長崎に渡来して福済寺を開基した唐僧覺悔(かくかい)の墓碑で、弟子の了然(りょうねん)と覺意(かくい)一緒に祀ってあります。
長崎観音として知られている亀の形をした霊廟にのっている観音様は、万国霊廟長崎観音(ばんこくれいびょうながさきかんのん)というのが正式名所で、1979年立てられました。内部には日本最大級の地球の自転を示す「フーコーの振り子」があります。
■ 基本情報
- ・名称: 福済寺
- ・住所: 長崎県長崎市筑後町2-56
- ・アクセス:JR長崎駅から徒歩約10分
- ・参考サイトURL: http://www.at-nagasaki.jp/spot/120/
14.みさきの観音禅寺
十一面千手千眼観音立像(国指定重要文化財)
毎月18日に御開帳をしてくれるというこちらの観音様は、脇岬海水浴場で知られる殿隠山のふもとにあります。行基菩薩が建立したお寺で、御本尊は平安時代に造立された千手観音です。本堂は長崎の絵師、石崎融思や川原慶賀の作品で県指定の有形文化財となっています。行基とは奈良時代の日本の僧です。
石崎 融思とは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/石崎融思
https://ja.wikipedia.org/wiki/川原慶賀
■ 基本情報
- ・名称:みさきの観音禅寺(ミサキノカンノンゼンジ)
- ・住所: 長崎県長崎市
- ・アクセス: 脇岬海水浴場前バス停から徒歩5分長崎駅前から約50分
- ・営業時間: 御開帳 9:00~16:30
- ・電話番号: 095-893-1139 (野母崎行政センター)
- ・公式サイトURL: http://www.at-nagasaki.jp/spot/61063/
15.亀山社中記念館
竜馬ファン必見
竜馬ファンなら誰もがいきたくなる亀山社中。当時に近い形で再現しています。亀山社中とは、日本最初の商社とされています。 http://www.city.nagasaki.lg.jp/kameyama/museum/building.html
基本情報
- ・名称:亀山社中記念館
- ・住所:長崎市伊良林2丁目7番24号
- ・アクセス:車15分ほど
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:095−823−3400
- ・料金:大人300円高校生200円 小学生中学生150円
- ・公式サイトURL:http://www.city.nagasaki.lg.jp/kameyama/index.html
16.崇福寺(そうふくじ)
崇福寺の媽姐堂
寛永6年(1629)、福州地方の唐人たちの希望で、唐僧超然が招かれ建立されたお寺です。みどころは、海の神様とされている、媽祖堂があります。唐船たちの安全を願ってまつりました。港があり古くから中国と交流があった長崎らしいですね。こちらのお寺は、興福寺・福済寺とともに「長崎三福寺」といわれています。国宝となっているのは、第一峰門です。三国志ファンがうれしい関羽像があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/媽祖
基本情報
- ・名称:崇福寺(ソウフクジ)
- ・住所:長崎県長崎市鍛冶屋町7-5
- ・アクセス:路面電車「正覚寺下」下車徒歩3分
- ・営業時間:8:00~17:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:095-823-2645
- ・料金:大人300円、高校生200円、小・中学生無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.nagasaki.lg.jp/shimin/190001/192001/p000674.html
17.花月
郷土料理ついでに竜馬がのこしたといわれる刀キズもみにいこう
遊女屋引田やの庭園内に造られ茶屋が、現在は史跡料亭花月として営業しています。屋内には、坂本龍馬がつけたとされる刀キズが残っています。こちらでは長崎の郷土料理、卓袱料理をたべることができます。卓袱料理は、中国料理や西洋料理が和風になったもので、長崎が発祥の地とされています。中華、洋食、和が混じっているところから、和華蘭料理(わからん)ともいわれます。
基本情報
- ・名称:花月
- ・住所:長崎県長崎市丸山町2-1
- ・アクセス:JR長崎駅から長崎電鉄「1号系統正覚寺下行き」で13分
- ・営業時間:12:00~15:00(ラストオーダー 14:00)
- 18:00~22:00(ラストオーダー 20:00)
- ・定休日:不定休(主に火曜日)
- ・電話番号:095-822-0191
- ・公式サイトURL:http://www.ryoutei-kagetsu.co.jp/
18.龍馬のブーツ像
長崎一望
1995年に亀山社中創設130周年を記念して建てられた像です。場所は龍馬通りからもちかく、高台にあるので、長崎市内を一望できるとてもよい場所にあります。龍馬に思いをはせながら、長崎の歴史散策のついでによられてはいかがですか?基本情報
- ・名称:龍馬のブーツ像
- ・住所:長崎市伊良林2-7-24
- ・アクセス:龍馬通り
- ・電話番号:095-822-8888
- ・参考サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/164/
19.大野教会堂
カトリック教徒と、ド・ロ神父による教会
原則、内部は非公開の境界ですが、見学希望の時は連絡をしないといけません。フランス人のド・ロ神父が考案した建築技法が独特の風合いをつくっている外壁がみどころのひとつです。この大野という地域にいた潜伏キリシタンは、平戸藩主から逃れてきて移り住んだ人たちだったそうです。 http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=9
基本情報
- ・名称:大野教会堂
- ・住所:長崎県長崎市下大野町2619
- ・アクセス:国道202号線大野停留所から徒歩10分
- ・電話番号:095-823-7650
- ・公式サイトURL:http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=9
20.唐人屋敷
唐人屋敷跡
中国と古くから貿易をしていた長崎でしたが、政府が鎖国を命じ、出島と同じように唐人を一か所に住まわせるように作った地域が唐人屋敷跡です。今は四堂のみが修復改築されてみることができます。唐地区への出入りは遊女と僧だけが許されていたそうです。基本情報
- ・名称:唐人屋敷
- ・住所:長崎県長崎市館内町
- ・アクセス:JR長崎駅より路面電車(1番系 長崎駅~築町)約8分
- 徒歩(築町電停~唐人屋敷跡)7分
- ・電話番号:095-829-1193 (長崎市文化財課)
- ・参考サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/112/
日本の歴史を知るには長崎を訪れるのが一番かもしれませんね。古くから中国との貿易をし独自の文化をうみだした港町をぜひ訪れてみてくださいね。
素材提供:トリップアドバイザー