まるでジャングルのような公園！沖縄県那覇市にある「末吉公園」とは

末吉公園とは？

末吉公園は海が注目される沖縄では珍しい緑深い広い公園です。
琉球八社の1つの末吉宮がこの公園の敷地内にあります。
この末吉宮は戦前は国宝指定を受けていましたが、戦争で一度焼失して、再建されています。
末吉公園には日本一の早咲きの桜として知られているヒカンサクラの標準木があります。

末吉公園の魅力

鬱蒼としたジャングルのような一画もあり、夏にはホタルが飛び交う場所としても有名です。
全体的にアップダウンが多く、ちょっとしたハイキングコースのような感じになっています。
敷地内には小さな滝や川や橋もあり、変化に富んだ自然と接する事が出来ます。
末吉宮は参道の石畳を通って登った先にあり、ここからの風景が素晴らしいとの事です。
末吉公園には他に宜野湾御殿墓などもあり、琉球王族の墓として史跡指定されています。
鬱蒼としていてお宮やお墓があるせいか、心霊スポットとしても有名です。

見どころ・お勧めポイント

末吉宮

琉球八社の一つで戦前まだ旧社殿があった頃には国宝指定されていましたが、戦争で焼失し、戦後昭和47年に復元されました。
末吉公園から上り下りの山道を越えて参道を登って行くと見えて来る崖の上の社殿です。
社殿自体には入ってはいけないようです。
社殿までの参道途中崖下にはいくつかの拝所があります。

宜野湾御殿墓

18世紀初頭に作られた琉球の王族の墓として作られた亀甲墓です。
正面を石堀によって隠されていて、出入りはその両端の狭い部分からするようになっています。
この宜野湾御殿墓は王子墓として古い形式で作られた貴重なお墓です。

ホタル

末吉公園はホタルを見れる場所としても有名です。
多くの種類のホタルが入れ替わり立ち代わりで長期間に渡って見られるので、初夏の風物詩となっているようです。
ホタルを見るには園内の安謝川周辺で19時前後が良いと言われています。
あまり暗い時間は危ないので注意が必要です。

早咲きの桜ヒカンサクラ

日本一早咲きとして知られるヒカンサクラが見れます。
末吉公園のヒカンサクラは標準木となっていて、１月から２月の頃が見頃です。
ジャングルのような森林と山道のような園内の順路を巡るお花見は、ハイキングをしながらのお花見のような不思議な気分にさせてくれます。

口コミ

口コミの多くが園内の道の大変さを語っていました。
公園というより自然の山といった感じのようです。

「末吉公園」についての詳細