http://pom-506.blog.so-net.ne.jp/2008-04-15
富山といえば、昔から薬売りが有名です。前もって薬を預けておき、利用してもらったら後から代金を貰うと言うスタイルを江戸時代から行っていました。まったく新しい販売モデルは当時から画期的と言われ、現在も長く続いています。富山のくすりとは
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富山では江戸時代より藩の保護を受け、薬売りがその勢力を伸ばしていました。人との信頼を商売の基本とし、家庭に薬を置いて一年に1回から2回のペースで薬屋が訪れます。その時に、使用した分の薬の値段を清算してまた新しい薬を補充していく…という「置き薬」の販売スタイルを確立させました。
http://real-tetsuko.at.webry.info/200903/article_2.html
この伝統的な販売スタイルは現在も受け継がれており、富山のみならず他県でも置き薬を利用している方が居ることかと思います。かつては写真の様に籠を担いで、街道を行き来する薬売りの姿もよく見られたそうですよ!富山のくすりを知ろう!
http://utsuwaya1.com/wp/archives/2032
富山の薬の歴史について触れる事ができる施設や、現在も薬を販売しているお店などが富山には沢山あります。こういった施設やお店には、貴重な資料や商品が残っていることもあり、とっても楽しいですよ!富山市民俗民芸村
富山市民俗民芸村は富山が誇る民俗や文化が一つにあつまった施設です。合掌造りの建物や、考古学資料に触れることの出来る施設などがあります。その中でも、売薬資料館は目玉の一つ。薬売りの歴史について詳しく纏めてあり、懸場帳という顧客データ帳の様なものも展示してあります。■ 基本情報
- ・名称: 富山市民俗民芸村
- ・住所: 〒930-0881 富山市安養坊1118-1
- ・アクセス:バス 富山駅前14番のりばから呉くれ羽は老人センター行き「富山市民俗民芸村」下車すぐ または、新桜谷町行き「安養坊」下車徒歩5分
- 車 富山IC、富山西ICから約20分
- ・営業時間: 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
- ・定休日: 年末年始 (12月28日~1月4日)
- ・電話番号: 076-433-8270
- ・料金: 大人全館共通入場 520円 小人 260円 大人1館のみ 100円 小人 50円
- ・公式サイトURL: http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/minzokumingei/index.htm
廣貫堂資料館
■ 基本情報
- ・名称: 廣貫堂資料館
- ・住所: 〒930-0055 富山県富山市梅沢町2-9-1
- ・アクセス: 北陸道富山ICよりR41経由、富山駅方面へ15分
- ・営業時間: 9時~17時
- ・定休日:年末年始
- ・電話番号:(076)424-2271~7
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.koukandou.co.jp/shiryoukan/index.html
金岡邸
http://gohachinihachi0309.blog.so-net.ne.jp/2013-03-21
長い歴史を持つ富山の薬。そんな薬売りの一角を担ってきたのが金岡家です。明治天皇も来園したという庭や、檜造りの屋敷は歴史的価値もかなりのもの。内部には当時の薬たんすなども残され、富山の薬商人の空気を味わうことができます。■ 基本情報
- ・名称:金岡邸
- ・住所: 富山市新庄町1-5-24
- ・アクセス: ■公共交通機関の場合:富山駅から富山地方鉄本線に乗車10分、東新庄駅下車より徒歩5分
- ■車の場合富山ICから約20分
- ・営業時間: 9:00~16:00
- ・定休日: 火曜・年始年末
- ・電話番号: 076-433-1684
- ・料金: 一般(大学生含む)200円、生徒児童無料
- ・公式サイトURL: http://www.kenminkaikan.com/kanaoka/kanaokaindex.htm
池田屋安兵衛商店
池田屋安兵衛商店といえば、富山では有名な薬問屋です。胃腸薬である反魂丹などは、現在でも愛用している方が多い一品。また、こちらのお店では医食同源として、健康を意識した食事を楽しめるレストランも実施しています。観光の疲れを癒してみるのは如何ですか?■ 基本情報
- ・名称: 池田屋安兵衛商店
- ・住所: 〒930-0046 富山県富山市堤町通り1-3-5
- ・アクセス:■北陸自動車道/富山ICから車で10分 ■JR富山駅から車で5分
- ■富山空港から車で15分 ■富山駅前市電で南富山駅行き西町で下車 徒歩2分
- ・営業時間: 9時~18時
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 076-425-1871
- ・公式サイトURL: http://www.hangontan.co.jp/index.html
くすりをお土産に!?レトロなパッケージがかわいい!
富山のくすりの中には、レトロなパッケージを今なお残しているものも多くあります。そんな薬は、お土産やプレゼントにもぴったり!ぜひ、一つ購入して帰ってみませんか?
アスナオール
頭痛薬のアスナオール。呼び方も呼びやすく覚えやすいですし、明日治るというネーミングセンスもとっても素敵です。レトロなパッケージも色鮮やかで美しいですよね。
ハイトン
風邪薬といえば、最近はどれも似たような四角い箱に入っているイメージがありますがこちらはなんと!ダルマのケースです!とっても可愛いパッケージで、目を引くデザインですよね。
ケロリン
とっても可愛い名前ですよね。古い銭湯に行くと、この名前の黄色い桶を見ることができます。このケロリンは、鎮痛薬として販売されています。頭痛・生理痛や歯痛などにも効き目があるそうですよ!
パッケージもレトロな空気が伝わってくるデザインです。
トンプクだん一ホームラン王
http://mercisaigon.blogspot.jp/2012_08_01_archive.html
名前もさることながら、実に効果が期待できるパッケージが素敵です。解熱剤として現在も販売されていますので、気になる方は購入してみては良いのでは無いでしょうか。この鬼の顔が忘れられないデザインです。赤玉はら薬
http://marionet.at.webry.info/201211/article_8.html
個性的な薬たちが沢山勢ぞろいしている富山のくすり。旅のお土産に、話のタネに幾つか購入して帰っても良いかもしれませんね!
写真提供:富山県観光連盟