タオル片手に温泉街を歩こう♪渋温泉で外湯巡りを楽しむ

1300年もの歴史を持つ名湯 渋温泉で、観光客に人気の「外湯巡り」の魅力をたっぷりとご紹介します。

１．渋温泉の外湯とは？

渋温泉は35の旅館と9つの外湯をもつ温泉街で、温泉王国と言われている長野県の中でも豊富な湯量と泉質が魅力です。1300年も前に発見され、武田信玄や佐久間象山、葛飾北斎など歴史上の有名人も数多く訪れた歴史ある名湯です。

有名な外湯巡り

そんな歴史ある渋温泉でも全国的に有名なのが「外湯巡り」。地元の人と宿泊客が無料で利用でき、泉質の異なる9つの外湯を楽しめます。すべて巡ると「苦（九）を流す」、「満願成就」と言われており、縁起も良いのも人気の理由です。

２．渋温泉の外湯に入るには？

外湯巡りには、いずれかの宿に泊まっているお客さんと、日帰りで訪れるお客さんとで決まり事などに違いがあるので、ご紹介しますね

渋温泉の宿泊客

各旅館にて、外湯めぐり専用の鍵の貸し出しと、「祈願手ぬぐい」が購入できます。各施設で手ぬぐいにスタンプを押してもらい、9つ全て揃えて渋温泉を見下ろす「渋高薬師」へ参詣して印受すると満願成就するといわれています。

日帰り入浴

外湯巡りは基本的に宿泊客と地元の人のみの利用となりますが、九番湯大湯のみ一般に開放しています。渋温泉旅館組合事務所などで入浴券（500円）を購入して利用できます。

３．渋温泉の九湯を巡ろう！

外湯巡りにはやはりいくつかのポイントがあるので、そうしたポイントを押さえて上手にお風呂に入りましょう！

一番湯　初湯

少し白濁した一番湯は胃腸によく効くことから、「胃腸の湯」とも呼ばれています。匂いはほとんどなく、ほんの少し塩気があるそうです。

二番湯　笹の湯

もともと笹やぶから湧き出ていたことから、この名前が付けられました。湿疹や病気の回復後に効能があると言われています。

三番湯 綿の湯

こちらのお湯は一番湯と同じものだそうです。切り傷、おでき、子宝に効能があるそうです。

四番湯 竹の湯

四番湯は無色透明で湯の花がまばらに漂っています。三畳ほどの湯船のサイズです。痛風に効能あり。

五番湯 松の湯

タイル張りの五番湯は脊椎病に効能があるそうです。9つの外湯の中でも広めのスペースです。

六番湯　目洗いの湯

眼病など目に効く温泉といわれています。また肌がきれいになるといわれ、「美人の湯」とも呼ばれています。

七番湯　七繰の湯

外傷性の障害、病気の快復期に効能があるといわれています。さっぱりとした浴感だそうです。

八番湯　神明滝の湯

白濁したお湯の八番湯は裏山の神明山から湧き出しています。婦人病効き、子宝湯として人気です。

九番湯　渋大湯

外湯の中でも最も大きいのがこちらの九番湯。サウナも備えています。お湯は薄茶色に濁っており鉄分が強く、子宝、リュウマチ、神経痛に効くそうです。

４．信州 渋温泉の詳細情報

まるで千と千尋…の油屋のようですよね。夜はとっても幻想的ですね。

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