Fraser Mummery
タスマニアへ観光に行きませんか?地球上で最も神秘的な場所として有名な、オーストラリアの州の一つ。本土の南に位置し、北海道と同じくらいの大きさの島です。手つかずの自然と広大なタスマン海に囲まれており、非常に希少な種類の動物たちが住まう地でもあります。年間を通じて温暖な気候ですが、四季がはっきりしているので、季節ごとに景色もめくるめく変わっていきます。また文化遺産に指定された歴史スポットも点在し、ツアーも組まれています。美食家をもうならすほどグルメも絶品で、特にワインは最高なのだとか!今回は、こちらの見どころポイントをお届けします。
タスマニアとは?
開発が進んで異ない海岸を持っており、ハート形の形をしています。
世界中で最も山岳地帯の多い島の一つです。
タスマニアの地勢は、遥か昔、南極大陸とつながっていただろうことを示しています。
世界遺産であるスポットも多いので、美しい自然に触れたいという方は一度は訪れるべき場所だと言えます!
島の約36%が国立公園や自然保護区となっており、豊かな自然溢れる島です。タスマニアンデビルなどの固有種の野生動物も数多く生息しています。また南極から2000キロ、西はインド洋、東はタスマン海と大陸からかけ離れているので、世界一水と空気がきれいな場所としても知られています。
1641年アベル・タスマンにより発見されてから英国の植民地となり、囚人が送られる流刑の地となりました。また移民者によりタスマニアン・アボリジニが絶滅の危機に追いやられたり、タスマニアンタイガーを絶滅させるなど、悲しい歴史もあります。
タスマニアの観光スポット
ペンギン観測センター
ツアーなどに参加しなくても、無料で世界で1番小さいペンギンを見ることができます。観察できる時間は夕暮れから日が暮れたあと1時間くらいです。
北部の港町、デボンポートから少し西に行ったバーニーにあります。ここで見られるペンギンは体長40センチほどの小さなフェアリーペンギンです。
夕暮れになるとエサを貯えたペンギンたちが海から戻り、巣へと帰って行きます。その様子を見ることができ、一生懸命に歩く、愛らしいその姿に癒されっぱなしです。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_little_penguin_colonies
■ 基本情報
- ・名称: ペンギン観測センター
- ・住所: Pasonage Point, West Beach, Burnie, 7320 Tasmania
- ・営業時間: 11月~4月
- ・定休日: 5月~10月
- ・公式サイトURL: http://www.discoverburnie.net/what-to-see/penguins.html
クレイドルマウンテン
ぜひ一度登ってみることをオススメします。
タスマニア北西部の広大な山岳地帯で、次に紹介するセントクレア湖と共にタスマニア原生地域として世界遺産に登録されています。中心のクレイドル山は1545メートルで、タスマニア最高峰のオッサ山(1614メートル)と共に美しい山々が連なっています。
今は絶滅してしまった巨大な動物、高さ2メートルにもなるカンガルーや、サイほどの有袋類が闊歩していたと言われる先史時代。この時代の風景が今もなお残されています。
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/tabininn/blog/135261.html
セントクレア湖
オーストラリアで1番深い湖として有名な湖です。水深約190mもあります。1万年以上前の氷河期にできたと見られています。
先のクレイドルマウンテンと同じ国立公園内になりますが、アクセスは別方向からになります。またクレイドルマウンテンからはオーバーランドトラックを通って65キロのトレッキングを楽しみながら訪れることもできます。
静かな湖面はとても美しく、周囲の景色を映し出しています。先住民のアボリジニには「リーアウリーナ」静かに眠る水と呼ばれています。
http://tom-mel-aus.blog.so-net.ne.jp/2009-06-21
ポートアーサー
文化遺産にも登録されている観光スポットです。町の中心地にあります。史跡の敷地内にある死の島にはこの地で亡くなった囚人数千人が埋葬されているとのこと。
ホバートから南東へ約100キロのタスマン半島にある流刑城跡です。1800年代に建てられた監獄や官舎、教会などが残っていて、オーストラリア内に点在する囚人遺跡群の11カ所の中の1つで、最大規模のものです。
タスマン半島の地形を生かし。脱出不可能な刑務所として使われていましたが、1877年囚人の数も減少し廃止となりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/goueda/7318793.html
プラティパス ハウス
入場料を20ドル支払えば、間近でカモノハシを見ることができます♪カモノハシ以外にも、ハリモグラも見ることができますよ!
写真はハリモグラです。
プラティパス=カモノハシはオーストラリア固有の動物で、卵を産む哺乳類として知られています。最近では滅多に見られないカモノハシですが、ここではじっくり見ることができ、餌付けも見ることができます。
またお隣にはタツノオトシゴばかりを集めたシーホースワールドがありますので、ついでに立ち寄るといいですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/freedomtantk/16242886.html
■ 基本情報
- ・名称: プラティパス ハウス
- ・住所: Inspection Head Wharf 200 Flinders Street Beauty Point TAS 7270
- ・アクセス: ロンセストンから車で約45分
- ・営業時間: 毎日9:30~15:30
- ・定休日: クリスマス
- ・公式サイトURL: http://www.platypushouse.com.au/
ワールドヘリテージ・クルーズ
現地の人もオススメする、世界遺産を2箇所回ることができるクルージングです。約5時間半の観光になります!クルーザーの中で食べるディナービュッフェでは、スモークサーモンやチーズなどを食べることができますよ。
タスマニア島の西部、マックォーリ湾を巡るクルーズです。ストローンを出発し、ヘルスゲート、リバティーポイントを経由します。その後、オーストラリアでも最悪と言われた流刑地のセーラ島を訪れます。
そして、ゴードン川を奥まで遡り、原生林が生い茂る中、ブッシュウォーキングを楽しみます。
http://www.figandwalnut.com/2013/06/gordon-river-cruise-strahan-tasmania.html#.V…
■ 基本情報
- ・名称: ワールドヘリテージ・クルーズ
- ・住所: The Esplanade, Strahan, Tasmania, 7468
タスマニアの観光地をご紹介しました。知名度こそ低いものの、オーストラリアのパワースポットとして、旅行上級者たちから密かに人気を集めているんですよ。シドニーといった都市に目がいきがちですが、都会的な建物が一切無い、豊かで広大な自然をゆっくり味わうのも、この国の楽しみ方の一つだと思います。世界遺産の空気を肌で感じ、たっぷりマイナスイオンを浴びたら、日ごろの疲れなんて吹き飛んじゃいますよ!ハイキングを満喫した後は、おいしいコース料理でぜいたくなディナーを奥深いワインと共にじっくり堪能できます。ぜひ一度訪れてみてくださいね。