裏耶馬渓の景観に息を呑む！一度は行きたい秘境の地裏耶馬渓の魅力

全国的に大変有名な紅葉の名所である大分県・耶馬溪町。山間を流れる山国川の本流・支流が創り出した渓谷は景勝地としても有名ですが、その中でも秘境中の秘境と呼ばれコアなファンが足しげく通う場所というのが「裏耶馬溪」です。
紅葉の季節だけといわず、一度は行ってみたい秘境・裏耶馬溪の魅力を詳しくご紹介していきましょう。

裏耶馬溪とは?

邪馬台国の比定地としても一度は名前が挙がる程の秘境である「耶馬溪」。全国的にも有名なこの美しい渓谷は、大分県中津市耶馬溪町にあります。この耶馬溪町を流れる山国川一帯は、新生代第四紀の火山活動による凝灰岩や凝灰角礫岩、そして火山から流れ出た熔岩からなる台地であり、川の流れによって両岸の岩々が浸食され、奇岩の連なる絶景が生まれた…とされています。江戸時代に羅漢寺の禅海和尚が手彫りで掘ったとされる「青の洞門」は有名で、そういった観光名所も耶馬溪を有名な観光地にした由縁です。
耶馬溪は現在主に、本耶馬溪・深耶馬渓・裏耶馬溪・奥耶馬溪・椎屋耶馬溪・津民耶馬溪という６ヶ所で構成されており、以前はその他の地域も合わせて「耶馬十渓」と称されていました。
その中でも裏耶馬溪は、浸食を受けた岩壁が屏風のように立ち並ぶ絶景を眺める事が出来るとして、多くの観光客に人気のスポットなのです。

裏耶馬溪の魅力は？

裏耶馬溪の魅力は、やはりその景観です。日本画に描かれるような風景広がる岩壁と、そこに暮らす人々の生活が垣間見える田園風景が見事に調和しており、特に「立羽田の景」はその調和を最大限感じる事の出来る場所として人気が高い景勝地です。
また、某時代劇で一躍注目を集める黒田官兵衛の家臣・後藤又兵衛の墓がこの裏耶馬溪の地にあり、そうした歴史情緒を感じつつ散策を楽しむ事も出来ます。10月下旬から11月上旬の紅葉の季節には、稲刈り後の田んぼに多くのかかしが飾られる「やまくにかかしワールド」というイベントもあるので、飽きることなく散策を楽しめるのではないでしょうか。

裏耶馬溪の見どころ

素晴らしい景観裏耶馬溪に行ったら、やはり何よりもその景観を楽しんで頂きたいですね。裏耶馬溪の代表的な景勝地である「立羽田の景」では奇岩の裾野に広がる田園風景との調和を楽しむ事が出来ます。その他「伊福の景」などダイナミックな岩峰群が広がっている素晴らしい景観が、裏耶馬溪最大の見どころです。

紅葉狩り

10月下旬から11月上旬にかけて、耶馬溪一帯は紅葉の名所となります。全国的にも大変有名な紅葉の名所である耶馬溪の紅葉は、どこで見ても素晴らしいですが、裏耶馬溪独特の奇岩が創り出す風景と紅葉のコラボレーションは見ものです。是非ご覧頂きたい風景ですね。

かかしワールド

これも、秋の一大イベントである「やまくに・かかしワールド」。様々な格好で装飾された数々のかかしが、稲刈り後ののどかな田園風景を彩ります。耶馬溪とお隣の山国町でも行われており、ドライブがてら広範囲で面白いかかしたちに出会える事間違いなしですよ。

参加者の声