今年の12月に留萌本線のうち、先端部分の留萌駅~増毛駅間の廃止が予定されています。「増毛」はその終着駅の街ですので、ぜひ列車でのんびり訪れてみてください。そんな増毛の街に行ったらぜひ見るべき歴史的建造物をご紹介したいと思います。
現在の本殿は総けやき造りで明治32年(1899年)から2年間かけて建てたものです。立派な彫刻も見物です。
最後に。
私が訪れたのは7月の平日でしたが、増毛駅周辺はそこそこの観光客がいました。地元の方にお伺いすると「いつも週末の日中はお寿司屋さん目当ての人がたくさん来ていている」とのこと。この増毛の街が「留萌本線の終着の地」であるのも今年いっぱいです。
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68407035.html
増毛駅ホームにて発車を待つ7時35分深川行き普通列車を撮影。1.旧商家丸一本間家
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
これを建てたのは本間家の初代、本間泰造。明治8年には26歳で独立し、増毛で荒物雑貨の店を始めました。ニシン景気で沸いた増毛町では仕入れた商品が飛ぶように売れ、泰造は事業を次々に拡大していきました。事業拡大とともに建屋も増築したが、現在も残る本間家は店舗・呉服蔵・居宅・付属屋・醸造蔵などで構成され、20年以上の歳月をかけ明治35年に完成したものです。【オススメポイント】
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
平成15年には国の重要文化財に指定されました。平成10年から増毛町による修繕・復元が行なわれ、明治35年当時の状態が再現されています。2.国稀千石蔵
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
旧商家丸一本間家のすぐ近くにあります。ニシン船が展示されている建物がこの『国稀千石蔵』です。【オススメポイント】
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
地元の船大工さんによって昭和25年頃に建造されたニシン漁に使われた船が展示されています。増毛地方で作り出された『ダルマハギ』という構造を持つ船で、展示されているのは枠船というもの。沖の定置網設置場所に停泊し、ニシンが漁獲されると船底に吊り下げた枠網に入れて前浜まで進んだそうです。■ 基本情報
- ・名称:国稀酒造 千石蔵
- ・住所:増毛町稲葉海岸町53番地
- ・アクセス:JR増毛駅から徒歩約5分 ・公式サイトURL: https://www.kunimare.co.jp/user_data/brewery.php
3.増毛厳島神社
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
増毛厳島神社は現地看板によると、宝永年間(1704~08)に「弁天社」として創立したのが始まりと伝えられていて、文化13年(1816年)に安芸の厳島神社より分霊をいただき「厳島神社」と称するようになりました。【オススメポイント】
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68409224.html
現在の本殿は総けやき造りで明治32年(1899年)から2年間かけて建てたものです。立派な彫刻も見物です。
■ 基本情報
- ・名称:増毛厳島神社
- ・住所:増毛町稲葉町3丁目38
- ・アクセス:JR増毛駅から徒歩約4分
4.旧増毛小学校
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68407035.html
旧増毛小学校は昭和11(1936)年の建築で、道内最大最古の大型木造校舎です。(開校年月日は明治11年9月16日)。増毛小学校は平成24年4月1日付で旧北海道増毛高等学校校舎(増毛町南暑寒町2丁目38番地)に移転しましたが、この校舎が数年前まで現役だった事が驚きです。【オススメポイント】雪の重みに耐えられる様に施された補強が特徴的な体育館。
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/68407035.html
昭和11年建築の道内最大最古の大型木造校舎を一周ぐるっと回る事ができます。■ 基本情報
- ・名称:旧増毛小学校
- ・住所:増毛町見晴町
最後に。
私が訪れたのは7月の平日でしたが、増毛駅周辺はそこそこの観光客がいました。地元の方にお伺いすると「いつも週末の日中はお寿司屋さん目当ての人がたくさん来ていている」とのこと。この増毛の街が「留萌本線の終着の地」であるのも今年いっぱいです。