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西武鉄道では、沿線各地域の活性化と新しい旅行スタイルの提供を目的として、2016年4月17日(日)から「西武 旅するレストラン 52席の至福」の運行を開始します。「西武 旅するレストラン 52席の至福」とはどんな列車なのでしょうか。詳しい情報をご紹介します♪「西武 旅するレストラン 52席の至福」のチェックポイント
1.全席で食事が楽しめる!
「西武 旅するレストラン 52席の至福」では、列車内52の全ての座席で食事を楽しむことができるつくりとなっています。乗車駅から下車駅まで、窓からの移りゆく景色を眺めながら美味しい食事を味わうことができる観光列車です。列車の中から景色を眺めつつ美味しい食事をいただくことのできるひと時は、日ごろの忙しさを忘れ、非日常間を味わうことのできる時間となるでしょう。
通常は食事が出来るレストランの車両があることがほとんど。しかしこのプランの魅力はどの席でも食事が可能です♪新たなスタイルに旅マニアは心をくすぐられますよね!自分の空間で景色と一緒に贅沢な豪華料理をご堪能ください。
2.外装にもこだわりが!
四両編成の車両は各号車ごとにイメージが異なり、1号車は「春」で芝桜・長瀞の桜、2号車は「夏」で秩父の山の緑、3号車は「秋」で秩父連山の紅葉、4号車はあしがくぼの氷柱をイメージしたデザインとなっています。
車両は4つ。それぞれが全て違うデザインというのも珍しいスタイルです。全ての車両を撮影したいものですね♪カラーは統一して流れる川をイメージした水色。このカラーは全ての車両でもなかなか見られないものなので電車好きの方にも注目されています。
3.内装も素敵です
車内のインテリアにもこだわりがあり、旅を彩ってくれます。渓谷などの自然をモチーフとしてイメージされた車内は落ち着きのある開放的な雰囲気です。また、沿線の伝統工芸品や地産木材も一部で使用されます。デッキの仕切りや天井にもこだわりのある材料が使用されるので、車内に入られた際には是非チェックしてみてくださいね。
電車内とは思えないほど解放的な作り。天井も高く感じるような設計でとても広い!4つの車両全ての内装が違っているので見逃しにご注意くださいね♪シンプルながらも高級感があり、セレブの旅を楽しんでいるような気分でお過ごしいただけます。
4.車内チャイムにもこだわりが!
「西武 旅するレストラン 52席の至福」は、電車出発後や電車到着前に放送される「車内チャイム」にもこだわりがあります。車内チャイムの作曲に、数多くの発車メロディーや車内チャイムを手がける音楽プロデューサー、向谷実氏が起用されました。目で見る景色や美味しいお料理だけでなく、耳から聞こえる音楽にも注目したいところですね。思い出に残る旅を彩ってくれることでしょう。
ネット上でチャイムやメロディーを聴くことが出来ます。予約が取れずなかなか聞けない方はチェックしてみてくださいね♪チャイムだけでなくアナウンスにも注目です。この旅専用の特別アナウンスとなっているので貴重ですよ!
5.秩父の自然や歴史を楽しもう
「西武 旅するレストラン 52席の至福」で列車の旅を楽しんだ後は、秩父の自然や歴史を楽しみましょう。秩父は西武線沿線の代表的な観光地です。自然を満喫できる名所や歴史に触れることのできる施設がたくさんあります。特産品を味わうのも良いですね。それぞれの季節によって景色や雰囲気も変わるので、その季節ならではの旅を楽しむことができる観光地と言えるでしょう。
終着駅に到着した後は車内整備やブランチ、ディナーの用意のため、予約を取っていても一度は降車しなければなりません。次の乗車までに時間もゆっくりあります。その間に外に出て実際に自然と触れ合ってみてはいかがでしょうか?
「西武 旅するレストラン 52席の至福」について
http://trafficnews.jp/post/46989/2/
「西武 旅するレストラン 52席の至福」は、西武線沿線各地域の活性化と新しい旅行スタイルの提供を目的として、2016年4月17日(日)から運行をはじめる観光列車です。2016年2月1日(月)より専用WEBサイト内にて予約受付が開始されます。運行区間は、池袋駅~西武秩父駅間、 西武新宿駅~西武秩父駅間、西武新宿駅~本川越駅間などで、土日休日を中心に年間100日程度の運行が予定されています。
「52席の至福」というネーミングは、定員52名である観光電車の中で過ごす時間の「くつろぎ」や「特別感・限定感」を表現してつけられました。まさに乗ってうれしい、食べてうれしい観光列車と言えるでしょう。
休憩スポット
快適な空間ですが、知らない方も一緒だったりで知らずうちに疲労を感じてしまっているはず。降車したあとはちょっと気分転換に出かけてみませんか?豪華な空間と食事の時間とは打って変わった、ゆったりカフェタイムを楽しみましょう♪ラパン ノワール くろうさぎ
列車の旅でちょっと疲れたなと思ったら、こんな素敵なカフェで休憩はいかがですか?「ラパン ノワール くろうさぎ」は西武秩父線「西武秩父」駅より徒歩5分の場所にあるパンの名店で、カフェが併設されています。国産小麦と天然酵母を使い、安全な材料にこだわってつくられたパンはとっても美味しいですよ。定番のパンや洋菓子に加えて、季節のフルーツを使った期間限定の商品もあります。
オーガニックにこだわったドリンクは健康志向な方に大人気。アレルギーに対応したメニューもありますよ。公式ホームページには、こちらのパンを使って自宅で出来るスイーツレシピが掲載されています。お持ち帰りしたパンで是非作ってみてくださいね♪
■ 基本情報
- ・名称: ラパン ノワール くろうさぎ
- ・住所: 埼玉県秩父市野坂町1-18-12
- ・アクセス:西武秩父線「西武秩父」駅より徒歩5分
- ・営業時間: 10:00~18:30(ランチタイムは11:30~14:30)
- ・定休日: 毎週火・金曜日(8月上旬と年末年始)
- ・電話番号: 0494-25-7373
- ・公式サイトURL: http://www.lapin-noir.co.jp/
合わせて読みたい参考ページ
西武 旅するレストラン 52席の至福 – 西武グループ西武鉄道の「西武 旅するレストラン 52席の至福」に関するページです。
乗り物ニュース 「西武 旅するレストラン 52席の至福」来春運行開始 全席で食事可
乗り物に関するニュースが載せられているホームページです。
新しい車両、新しい試みということもあってこの旅プランは各メディアにも注目されています。いろんな口コミもあったり、ここでは紹介しきれない情報も掲載されていますよ。予約するにあたって合わせてこちらのホームページも参考にされてみてくださいね!
問い合わせ先
西武鉄道「西武 旅するレストラン 52席の至福」についての問い合わせ先です。■ 基本情報
- ・名称:西武鉄道お客さまセンター
- ・営業時間:平日9時~19時 土休日9時~17時
- ・定休日:12月30日〜1月3日は休み
- ・電話番号:(04)2996-2888
- ・公式サイトURL:http://www.seibu-group.co.jp/railways/seibu52-shifuku/
ロゴマークの意味は?
「西武 旅するレストラン 52席の至福」のロゴマークは、1枚のトランプのようなデザインが特徴。青いしずく(スペード)は水を表し、オレンジのダイヤは紅葉を、クローバーは、緑の四つ葉で「至福」の意味を込め、ハートのピンクは、列車内で過ごすすてきな時間と空間を表現しているのだそう。このロゴマークだけでも特別感がありますよね。デザイナーやコピーライターに、建築家の隈研吾氏やアートディレクターの古平正義氏、コピーライターの谷山雅計氏、列車内の音楽は向谷実氏など、第一線で活躍する人たちが参加しているだけあって、乗車する前から楽しくなる要素がいっぱいの「西武 旅するレストラン 52席の至福」なのです。
内装へのこだわりに注目しよう
長瀞の桜や秩父の山の緑、紅葉など沿線の自然を外観にデザインした「西武 旅するレストラン 52席の至福」。すてきなのは外観だけではなく内装もなのです!ダイニングスペースはまるでホテルのような印象♪明るくて温かみのある柿渋和紙を使用した2号車の天井や西川材を使用した4号車の天井など、沿線の伝統工芸や地元産の木材を極力取り入れるようにデザインされています。
列車内とデッキの仕切り部分に、秩父の名品である秩父銘仙を使用しているのはこの列車だけ♪素材だけではなく、デザインにも渓谷や秩父の自然をモチーフとして取り入れてシンプルにまとめられているので、いるだけで落ち着いた気持ちになれ、天井を眺めているだけでも楽しめるほどの味わいがあるのです。
一流料理人の味が登場するコース料理
「西武 旅するレストラン 52席の至福」のメインはなんといってもそのお料理!料理を味わうための列車というだけあて期待が高まります。乗車して味わえるのは、「つきぢ田村」の三代目田村隆氏や東京・西麻布に「ラ・ボンバンス」の岡元信シェフ、東京・新橋のフランス料理店「レストラン ラ フィネス」の杉本敬三氏、「海鮮名菜 香宮」の篠原裕幸氏など、日本料理の料理人とフレンチのシェフが作るコース料理。
これは予約時に日本料理やフレンチのコースを選ぶわけではなく、ブランチとディナーそれぞれのコースに、3つのテイストの違う料理が盛り付けて出されるのです♪これはぜいたく~と叫びたくなりますね。通常それぞれのお店に行ったとしても、 日本料理とフレンチと中華を一緒に味わうことはできません。それなのに、コースを申し込めばすべてを一度に味わえるという、おいしいもの好きにはたまらない企画なのです。
食材のアレルギーなどはHPから事前に知ることができますが、取り除くことはできないそうなので苦手なものがあった場合は、お連れの方にシェアするなどして切り抜けてみてください。
ブランチコースとディナーコース
「西武 旅するレストラン 52席の至福」のブランチコースは乗車時間約3時間で、旅行代金は税込み10,000円。ランチに1万円はお高いという印象があるかもしれませんが、料理の内容やロケーションを考えるとむしろお安いぐらいかも!この価格には、乗車チケット(西武線1日フリーきっぷ)とコース料理に諸税込みの価格なので、切りもよくて利用しやすいと思います。ちなみにディナーコースは15,000円ですが、ディナーコースは帰りにお土産がいただけるんです!なにがいただけるのかは乗ってみてのお楽しみ♪こういうちょっとしたお楽しみがあるって大人でもうれしくなりますよね?
名だたる名シェフたちがコラボして作りあげる、地元埼玉県の食材と牛肉をテーマにしたコースは、季節ごとにメニュー構成が変わります。彩りが美しくて繊細な味わいのお料理をぜいたくな列車の中でいただく時間は、良き思い出にもなりそうなので、記念日やお祝いの日の乗車にもおすすめです♪
予約や乗車:注意しておきたいこと
特別感や限定感を大事にした「西武 旅するレストラン 52席の至福」。自分も乗ってみたい!と思ったときに注意したいポイントがいくつかあります。まず予約は、「西武 旅するレストラン 52席の至福」のHPから10日前までに申し込みを!ブランチコースかディナーコースを選び、その後日程の予約をするだけ。支払いもその場でカード利用で済ませられるのでとても便利♪ひとりでも乗車できたらいいなあと思ってしまうほど魅力的な列車なのですが、予約可能人数は2人から。これは1回の予約がテーブルごとの予約になり相席の設定がないため。これを機会に、友人や家族を誘って乗車してみるのもいいかもしれません。
魅力的な造りの列車なので、食事はいらないけれど列車に乗ってみたい!という気持ちも沸いてきますが、「西武 旅するレストラン 52席の至福」は列車を利用したレストランというコンセプトのため乗車のみの利用は不可。あくまで食事を楽しむための列車なのです。
それぞれの料理コースには、ドリンク代が含まれていませんが、車内にはビールや白ワイン、赤ワインやソフトドリンクが用意されています(ドリンクの持ち込みは不可)。現金またはPASMO電子マネーでの支払いになるので、あらかじめチャージしておくとスマートかもしれません♪
魅力がいっぱい詰まった「西武 旅するレストラン 52席の至福」。いかがでしょうか。池袋や西武新宿から乗車できる便利さもいいですよね。季節ごとに変化する車窓の風景と共に、内容が変わるお料理も魅力的。時期を変えて乗車して季節を目いっぱい味わってみたいですね。ぜひ至福の時間を楽しんでください♪