神戸・須磨離宮公園で滑り台やアスレチックにチャレンジ！須磨離宮公園のアスレチックコースを詳しく紹介します！！

関西圏のオアシス、神戸から車で20分、四季折々の花々が楽しめる広大な公園「須磨離宮公園」。
園内にあるフィールドアスレチック「子供の森冒険コース」についてご案内します。

須磨離宮公園とは

神戸地区の風光明媚な景観地「月見山」にあった個人の邸宅だった土地を、明治時代に宮内省が買取り、庭園公園として整備しました。大正初期に竣功した建築物のほとんどは戦災で焼け落ちてしまいましたが、戦後、庭園は以前の姿までほぼ復活させることに成功しました。今では数百種類以上の花々が四季を通して次々と咲いていく光景が壮大な公園として、関西圏の人たちの憩いの場になっています。

須磨離宮公園「子供の森冒険コース」とは

豊かな緑あふれる小高い森の中で、子どもたちが森林の自然に浸りながら遊べるフィールドアスレチックコースが「子供の森冒険コース」です。小学生以上の子どもを対象としており、体力作りをしながら遊んでいけます。次々とアイデアに溢れる遊具が表れ飽きません。難易度の高いものも低いものもあり、小さい子や体力のない子も自分に合うものを選んで進んでいけます。

子どもたちに人気の超ロングセラー冒険小説、スティーブンソン作の「宝島」がテーマとなっているアスレチックです。子どもたちが思わずワクワクしそうな冒険心溢れる名前のついた木製遊具は全部で28基。ひとつひとつ順番にトライしながら、マイナスイオンが降り注ぐ森の中を丁度一周するとゴールです。

アスレチックコースの盛りあがりどころ

よじ登り系

一番多いのがこのタイプです。網やハシゴや段々に連なる木の傾斜を、手掛かり足がかりを上手に見つけながら登ります。

最初の遊具「1,さあ船出だ」の所にある赤いアミの傾斜はかなり角度がキツイので、小さい子には難しそうですが、遊具は丈夫にできていますから、お父さんに背負ってもらって親子で乗り越えるのもいいかもしれません。

バランス歩き系

揺れる足元をうまく踏みしめ、手でロープ等を掴んで、バランスを取りながら渡っていく遊具は、体力のない子や背の低い子も器用に楽しめるものです。

コース終盤の「20,海賊につれられて」は連続するブランコが長く連なっている所を渡っていきます。そこそこ難易度が高いのでちょっと時間がかかりますが、人気があっていつもたくさん子どもが並んでいます。

力技系

「よいしょ、よいしょ」と、重たいものを引っ張り上げるタイプのものもいくつかあります。一番重たい所は20kg以上の物を持ち上げるのですが、一人で無理なら、親子や友だち同士で協力しながら、意気を合わせて「よいしょ、よいしょ」する、連隊技の達成感を味わえます。

ターザン系

ロープの先にぶら下がって、ゆるい傾斜を滑り降りてきたり、揺らした先に飛び移ったりする「ターザン遊び」も子どもたちは大好きです。

中盤「14,小屋へ急ごう」の移動距離が結構長く、ぶら下がったままシャーッと滑り降りていくスピード感が爽快です。何度もやりたがる子がとても多い遊具です。

滑り台系

スピード感といえば、滑り台系のものも人気です。中盤にある展望台の横にある滑り台「18,一気に小屋へ」は長さもありますが、傾斜もあるので、かなりの早さで滑り降りられる、スリリングさがしびれる遊具です。

迷路

終盤にある「25,宝の箱を発見」は、木の壁にかこまれた迷路です。通り抜けルートはいくつもある簡単な迷路ですが、程よい狭さの圧迫感がちょっと楽しくなります。ここまでいろいろ登ったり走ったりしてきた子どもたちですが、ヘタレることなくみんな元気に走り抜けていきます。

複合系

バランス系とよじ登り系を組み合わせた、ちょっと長めの遊具もいくつかあります。
中盤にある「13,道なき道を進め」は、綱渡りとボルダリングともうひとつバランス系の渡りが組み合わさっている、なかなか難易度の高い遊具です。垂直に立つ壁で、足がかり手がかりに取りついて落ちないように横に移動していくボルダリング部分は、全ての遊具の中で最も体力と技術を要する難易度マックス遊具と言えそうです。その分、できた時の達成感もひとしおです。

横を伴走しながら撮影している親が、上手に手がかりなどをアドバイスしてあげることで渡り切っている子がたくさんいるので、親子のチーム力が試される所かもしれません。

須磨離宮公園「子供の森冒険コース」を訪れた人の声