Dick Thomas Johnson
日本のトイレ及び公共のトイレは大変優れているということを皆さん知っていますか?日本に住んでいるとあまり気になりませんが、海外旅行に行くとそのありがたみがすごくわかります。そこで今回は、世界のトイレ事情を紹介します。1.アメリカのトイレ
http://blog.hansode.org/archives/52484261.html
写真をみるとわかるようになぜかトイレの壁の下側が空いています・・・日本式の壁が下まである個室タイプに慣れている私たちには慣れるまで少し時間がかかるかもしれません・・・
なぜ、このように壁の下側がスッポリ空いているかと言えば、防犯のためです。日本でもトイレの個室という密室で起こった様々な凶悪事件がたくさんあります。アメリカでもそういうことが起こる可能性もあるため、犯罪防止のためあえて下側を空けているようです。
また、下側が空いているだけでなく個室の面積がやたら広いのもアメリカのトイレの特徴。すべてのトイレがそうではありませんが、アメリカの大抵のトイレはそうです。これははっきりした理由はありませんが、アメリカサイズだからとかどんな人でも使えるようにという理由があるそうです。
2.ブラジルのトイレ
http://gotom.jp/~gotom/linux/Debconf4/
ブラジルのトイレでは、トイレットペーパーが水に流せないタイプのトイレがまだまだたくさんあります。なぜかといえば、紙が水に溶けないトイレットペーパーを使っているからです。そのため、便器横に備え付けられたゴミ箱に使用済みのトイレットペーパーを捨てます。綺麗好きな、そういう習慣がない日本人にとってはなかなかこれも違和感もしくは嫌悪感を感じる方が多いかもしれません。。。ブラジルのみならず、世界各国に旅行に行く時にいえることですが、ちゃんとしたトイレで用を足したい時はその都市にある一流ホテルや大きなショッピングモールなどに行くといいでしょう。大抵、日本並に綺麗なトイレがそこにはあります。
3.インドのトイレ
http://fesoku.net/archives/6727936.html
インドのトイレはインド旅行に行ったことがある人もない人でもわかるほど、日本のトイレに慣れ親しんだ私たちにとってはちょっと・・・と思うトイレであることを皆さん知っているかと思います。「トイレさえなんとかなればインド旅行行きたいのだけど・・・」という方が意外と多いほど恐れられているインドのトイレ。ただ、間違えてはいけないことはトイレも文化なので、「郷に入っては郷に従え」ではありませんが、しっかり受け入れるべきです。
写真をみるとわかるように、トイレットペーパーがありません。さてどうやって用を足した後の作業を行うかといえば、右手で水の入ったカップから左手で洗うということです。
え・・・手で汚れを落とすのと考えるだけで行きたくなくなる方も多いかと思いますが、一部の都市や建物ではトイレットペーパーがあるトイレもあるので、少々我慢しないといけないですが十分旅行を楽しめるはずです。
4.中国のトイレ
http://soukai213.com/china-toilet/
もしかしたらインドよりかも人によってはキツいかもしれないのが、中国のトイレ。もちろん中国すべてのトイレが写真のように、「敷居がない」トイレではありませんが、これはキツい人にとってはキツいでしょう。「トイレが唯一落ち着く場所」と迷言を残す人が多い日本人。そんな日本人にとってはこれはキツいでしょう。
そんな「敷居がない(壁がない)」トイレなので、中国のトイレを「ニーハオトイレ」と呼ぶ人も。壁がないので隣で用を足す人と挨拶しながら用を足すことができるということ「ニーハオ」ということでしょうが・・・
すべての中国のトイレがそういうわけではないので、しっかりホテルの綺麗なトイレで用を足してから中国旅行を楽しめば、トイレに関しては問題ないでしょう。
5.イスラム圏のトイレ
http://meis2.aacore.jp/photo_essays_201108.html
イスラム圏のトイレはこれまた違った事情があります。それは日本のウォシュレットならぬイスラム圏式ウォシュレットが存在するのです。それが写真左側に見えるシャワーみたいなものがそれにあたります。気をつけなければならないのが、日本みたいに簡単に水圧と位置を調整できないので、失敗すると服が水浸しということも・・・最近では、日本のウォシュレットがイスラム圏でも人気を呼び、徐々に日本式ウォシュレットが導入されているようです。比較的、日本人も安心してトイレできる旅行先の一つかもしれませんね。
世界のトイレ事情をみると、日本のトイレのありがたみが身に染みますね。海外旅行では意外と困ることランキングでトップに入るので、行き先のトイレがどんなタイプかを事前に調べておくといいでしょう!逆に怖いもの見たさに世界各国のトイレにトライしてみるのも面白いかもしれません。(判断は自己責任でお願いします。)