源氏物語の宇治十帖にとってなくてはならない舞台・宇治川。源氏物語の物語の終焉の地にあるのが「宇治市源氏物語ミュージアム」です。時代を超えて人々から愛されてきた物語のロマンチックな世界に足を踏み入れてみましょう。
紫式部が書いた「源氏物語」五十四帖のうち、最後の十帖の舞台となった宇治で平成10年に開館したのが「宇治市源氏物語ミュージアム」です。世界で唯一の源氏物語に関する施設として毎年多くの観光客が訪れています。平成20年9月にリニューアルオープンしました。
「橘姫」で始まり「夢浮橋」で終わる「宇治十帖」を題材にしたオリジナル映画「橘姫 女人たちの心の丈」が見れるのもここ「宇治市源氏物語ミュージアム」だけです!恋愛を通じて姫君たちが心の丈を伸ばしたさまが宇治の実写やCGを交えて描かれており見ごたえ充分です。人形劇によって演出される「浮舟」も公開されていますのでぜひ2本ともご覧になってください。
電車を利用すれば京都駅からそれほど時間がかからずに来れますよ。京都観光の際に少し足をのばしてぜひ立ち寄ってみてくださいね!
宇治市源氏物語ミュージアムとは?
宇治市源氏物語ミュージアムの魅力
施設内には平安時代のレプリカの調度品や復元模型があり、源氏物語のなかで描かれている当時の貴族たちのきらびやかな世界観を楽しむことができます。源氏物語の魅力やあらすじについて紹介している美しい映像やオリジナル映画も上映されていますよ。見どころ・お勧めポイント
実物大セットに大興奮!
「平安の間」では源氏物語の前半・平安京と光源氏をテーマとした展示がなされています。寝殿造の建物の中に当時の装束や調度品が展示され当時へタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。「架け橋」を抜けて「宇治の間」へ入ると、そこは紗幕や実物大のセットを用い空間全体を演出した「宇治十帖」の物語シアターが広がっています。物語のファンであってもなくても臨場感あふれる展示に魅了されるに違いありません。ここでしか見れない!?オリジナル映画に感動
見学のあとは無料スペースで余韻を楽しみましょう
館内には無料で利用できる図書室があり、源氏物語に関するいろいろな書籍を閲覧することができます。「復元音で聞く源氏物語」や「六条院再現」などの資料DVDも興味深いですね。喫茶室には各種飲み物のほか、源氏物語の登場人物名をつけた和スイーツも販売されているので、源氏物語の世界の余韻にひたりながらゆっくりくつろいでください。●口コミ情報●
宇治市源氏物語ミュージアム。 pic.twitter.com/pXu8W5ZYNb
— リキティー (@rikity_51) 2015, 3月 11
【京都府宇治市】 宇治市源氏物語ミュージアムに久しぶりに行ってきました。写真はミュージアム内の花散里でいただいた「浮舟」ワッフルとコーヒー。(*^^*) pic.twitter.com/6jgHiWWEHm
— なぎ (@kakitutei) 2014, 11月 30
源氏物語ミュージアムたのしすぎた(。>д<)やっぱり山は涼しいヾ(・◇・)ノ pic.twitter.com/JiL7pj7cal
— はすみん@9/6メサイア観劇予定 (@yogi0826) 2015, 7月 20
■ 基本情報
- ・名称: 宇治市源氏物語ミュージアム
- ・住所: 京都府宇治市宇治東内45-26
- ・アクセス: 京阪宇治線「宇治駅」下車徒歩約8分/JR奈良線「宇治駅」下車徒歩約15分
- ・営業時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- ・定休日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始
- ・電話番号: 0774-39-9300
- ・料金: 大人500円/小人250円
- ・公式サイトURL: http://www.uji-genji.jp/
電車を利用すれば京都駅からそれほど時間がかからずに来れますよ。京都観光の際に少し足をのばしてぜひ立ち寄ってみてくださいね!