陸別という町を聞いたことがありますか?日本列島は細長く、南の沖縄は常夏の島として、北の北海道は寒冷地として知られています。北海道の中でもとりわけ年間を通じて気温が低く、「日本一寒い町」として知られているのがこの町です。以下では、この小さな町の魅力についてお伝えします。
陸別町は釧路よりやや北西にある北海道の町です。
陸別町は冬にはマイナス30℃を下回る事が当たり前という寒い地域で、日本一寒い町というキャッチフレーズを掲げています。
しかしその一方で夏場は30℃近くなる事もあり、寒暖差の激しい地域と言えるでしょう。
しかしその厳しい環境を逆に売りにして、広報活動を展開しているというポジティブさを持っています。
昭和62年には星空の街、平成9年には星空に優しい街10選に選ばれるなど、その星空には定評があります。
更に冬場には稀にオーロラを見ることが出来る街としても有名で、これらは寒さとセットとなっているとも言えるでしょう。
またこの街ならではのこれらの環境を最大限に活用しようとする在り方も陸別町の大きな魅力と言って良いでしょう。
一般公開型の天文台としては日本最大級の115cm反射望遠鏡を備えていて、その他に小型望遠鏡や大型双眼鏡、四連太陽望遠鏡等などがあります。
1階展示場ではパネルや映像による展示を楽しめます。
陸別町のお土産を購入出来る物産館です。
物産館の前には大きな牛が横たわった形のベンチがあります。
「しばれくんつららちゃんまんじゅう」や「鹿肉カレー」「鹿肉ジャーキー&鹿肉サラミ」、「エゾシカ缶詰」「ヒグマ缶詰」などが販売されています。
実際に運行していた列車の試乗や運転体験が出来ます。
運転体験は予約優先と完全予約の物がありますので、予約をした方が間違いが無いでしょう。
車で約1時間10分で行く事が出来ます。
その他は釧路空港から2時間、帯広空港から2時間半となっています。
都市部から車で向かう場合は帯広市から高速道路を使って1時間45分程の距離となっています。
バスを利用する場合はふるさと銀河線代替バスがあります。
帯広駅バスターミナルから旧陸別駅前まで約3時間程で料金は2260円となっています。
その歴史は長く1982年に初めてのオフロードレースが陸別町で開催されて以来、町全体でこの分野で一体となって取組み、2004年には日本初のWRC(世界ラリー選手権)の開催地となりました。
年間を通じて、オフロードレースやラリーがここで行われていますが、最大のイベントはラリー北海道。毎年9月に行われ、2016年には15回目を迎えます。車好きの方もそうでない方も、迫力あるレースを間近で見てみては?きっとその虜になりますよ。
このイベントの目玉は「人間耐寒テスト」でしょう。といっても、寒さの中裸になって冷水に飛び込むようなことをするわけではありません。陸別町の寒さがあればこそ作れる「バルーンマンション」(かまくらのような氷からできた宿泊施設)に1泊泊まり、寒さを体感しようという試みです。
このお祭りの時期、-20度まで下がるのは当たり前。でも、それだけ空気が澄んで、外には幻想的な光景が広がります。まさに陸別町でしかできないユニークなイベントと言えるでしょう。
トーナメント方式で行われ、相手のメンコを落とすか、裏返したら勝ちという、非常にシンプルなルールです。ただ、人数には制限があり、先着96名までと決められていますので、参加したいという方は申し込みスケジュールに注目しておく必要がありますね。
ちなみに2016年の第28回大会は4月17日に行われます。20歳以上の男女なら誰でも参加することができ、参加料は1700円です。小さい頃メンコに「燃えた」というあなた、是非申し込んでみてはいかがでしょうか?
この施設の魅力は美味しい食事!一枚板の長机で他の宿泊客と一緒にわいわいいただく食事は素朴ながら、地元の食材を使ったほっとするメニューです。メニューはその日によって変わりますので、何がでてくるかお楽しみです。
ここにはコインランドリーもありますので、長期滞在も可能です。また、お部屋にバス・トイレがついていますので、快適な滞在を楽しむことができます。ただ、冷蔵庫はないので、食材を買って保存しておくことはできません。もっとも、陸別の寒さですから、数日は常温でも大丈夫だと思いますが・・・
施設の中には残念ながら温泉はありません(お風呂はもちろんあります)が、サウナはありますので、冷えた体をしっかりと温めることができます。また、バーベキューが出来るスポットもあるため、友人たちと、また家族で楽しむのも良いかもしれません。
中は地元のカラマツ材を使用した正真正銘のログハウスで、木の香りがしてリラックスできるはずです。ベッドルームも広くゆっくりとくつろぐことができるでしょう。夜、コテージの中で自然の静けさに耳をすましていると、自分が日常から遠く離れたところにいるんだな、という実感が湧いてきます。
陸別の魅力、伝わってきましたか?様々な観光施設やイベントが目白押しですが、この町の最大の魅力は自然という観光資源をフル活用し、たくましく生きる「人びと」といえるのかもしれません。とても人口3,000人に満たない町とは思えません。きっとエネルギーをもらえるはずですよ。
1.陸別町とは?
陸別町は冬にはマイナス30℃を下回る事が当たり前という寒い地域で、日本一寒い町というキャッチフレーズを掲げています。
しかしその一方で夏場は30℃近くなる事もあり、寒暖差の激しい地域と言えるでしょう。
しかしその厳しい環境を逆に売りにして、広報活動を展開しているというポジティブさを持っています。
2.陸別町の魅力
陸別町は星空が美しい事で有名で、大きな天文台も備えられています。昭和62年には星空の街、平成9年には星空に優しい街10選に選ばれるなど、その星空には定評があります。
更に冬場には稀にオーロラを見ることが出来る街としても有名で、これらは寒さとセットとなっているとも言えるでしょう。
またこの街ならではのこれらの環境を最大限に活用しようとする在り方も陸別町の大きな魅力と言って良いでしょう。
3.見どころ・お勧めポイント
銀河の森天文台(りくべつ宇宙地球科学館)
星空が美しいこの街の特性を活かして作られたのが、この銀河の森天文台です。一般公開型の天文台としては日本最大級の115cm反射望遠鏡を備えていて、その他に小型望遠鏡や大型双眼鏡、四連太陽望遠鏡等などがあります。
1階展示場ではパネルや映像による展示を楽しめます。
■ 基本情報
- ・名称: 銀河の森天文台(りくべつ宇宙地球科学館)
- ・住所: 〒089-4301 北海道足寄郡陸別町宇遠別
- ・アクセス:帯広市から車で約2時間/女満別空港から車で約1時間10分
- ・営業時間: 4月から9月14時から22時半、10月から3月13時から21時半
- ・定休日: 月火、5月第3週月曜から第4週金曜(望遠鏡メンテナンスのため)、12月30日から1月5日※ただし5月3日から5日、8月14日から16日は月曜火曜でも特別開館します
- ・電話番号: 0156-27-8100
- ・料金: 昼:大人300円、小中学生200円、夜:大人500円、小中学生300円
- ・オススメの時期: 冬
- ・公式サイトURL: https://www.rikubetsu.jp/tenmon/
陸別町観光物産館
物産館の前には大きな牛が横たわった形のベンチがあります。
「しばれくんつららちゃんまんじゅう」や「鹿肉カレー」「鹿肉ジャーキー&鹿肉サラミ」、「エゾシカ缶詰」「ヒグマ缶詰」などが販売されています。
■ 基本情報
- ・名称: 陸別観光物産館
- ・住所: 〒089-4315 北海道足寄郡陸別町大通 道の駅内
- ・アクセス: 帯広市から車で1時間半、女満別空港から1時間23分
- ・営業時間: 4月から10月8時から18時、11月から3月9時から17時
- ・定休日: 12月30日から1月3日
- ・電話番号: 0156-27-2012
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/69/each.htm
ふるさと銀河線りくべつ鉄道
平成18年にふるさと銀河線が廃線になり、観光鉄道として列車やトロッコの乗車体験や運転体験が出来るふるさと銀河線りくべつ鉄道に生まれ変わった施設です。実際に運行していた列車の試乗や運転体験が出来ます。
運転体験は予約優先と完全予約の物がありますので、予約をした方が間違いが無いでしょう。
■ 基本情報
- ・名称: ふるさと銀河線りくべつ鉄道
- ・住所: 〒089-4300 北海道足寄郡陸別原野基線69-1 道の駅 オーロラタウン93内(旧陸別駅)
- ・アクセス: 帯広市から車で1時間45分/女満別空港から車で約1時間10分
- ・営業時間: 9時から16時半(入場は16時まで)
- ・定休日: 10月下旬から4月下旬
- ・電話番号: 0156-27-2244
- ・料金: 乗車体験大人300円、小学生200円、幼児無料/運転体験S2,000円、L20,000円
- ・所要時間: 乗車体験10分/運転体験S20分/運転体験L80分
- ・オススメの時期: 春から秋
- ・公式サイトURL: http://rikubetsu-railway.jimdo.com/
4.口コミ
日本一寒いことで知られる、北海道 陸別町のご当地ゆるキャラ、『しばれ君とつららちゃん』ですw しばれ君、赤い忍者装束に黒い額当て、印を結んでるように見えますねw pic.twitter.com/vH95ElxZPc
— せい (@sei_magako) 2015, 7月 12
可愛いゆるキャラですね。 5.「陸別町」へのアクセス
陸別町へ空港から向かう場合には一番近いのは女満別空港です。車で約1時間10分で行く事が出来ます。
その他は釧路空港から2時間、帯広空港から2時間半となっています。
都市部から車で向かう場合は帯広市から高速道路を使って1時間45分程の距離となっています。
バスを利用する場合はふるさと銀河線代替バスがあります。
帯広駅バスターミナルから旧陸別駅前まで約3時間程で料金は2260円となっています。
6.陸別町のイベント
ラリー北海道
陸別町は知る人ぞ知る、ラリーの聖地として有名です。日本でラリーが行われていると言われてもピンと来ない方も多いかもしれませんが、陸別の自然があればこそ実現したイベントと言えるでしょう。その歴史は長く1982年に初めてのオフロードレースが陸別町で開催されて以来、町全体でこの分野で一体となって取組み、2004年には日本初のWRC(世界ラリー選手権)の開催地となりました。
年間を通じて、オフロードレースやラリーがここで行われていますが、最大のイベントはラリー北海道。毎年9月に行われ、2016年には15回目を迎えます。車好きの方もそうでない方も、迫力あるレースを間近で見てみては?きっとその虜になりますよ。
しばれフェスティバル
しばれフェスティバルは、その名のとおり、日本一寒い町が最も冷え込む時期2月に行われるイベントで、2016年には35回目を迎えた歴史あるイベントです。年を追うごとに知名度が増し、地元の人たちだけでなく、北海道外からも多くの旅行客が訪れるようになりました。このイベントの目玉は「人間耐寒テスト」でしょう。といっても、寒さの中裸になって冷水に飛び込むようなことをするわけではありません。陸別町の寒さがあればこそ作れる「バルーンマンション」(かまくらのような氷からできた宿泊施設)に1泊泊まり、寒さを体感しようという試みです。
このお祭りの時期、-20度まで下がるのは当たり前。でも、それだけ空気が澄んで、外には幻想的な光景が広がります。まさに陸別町でしかできないユニークなイベントと言えるでしょう。
日産カップオールジャパンパッチ選手権大会in陸別
名前だけ聞くと一体なんのイベントなの?と聞きたくなりますが、実はこれ、パッチ(メンコ)の選手権なんです。平成元年からスタートした、こちらもなかなか歴史のあるイベントです。トーナメント方式で行われ、相手のメンコを落とすか、裏返したら勝ちという、非常にシンプルなルールです。ただ、人数には制限があり、先着96名までと決められていますので、参加したいという方は申し込みスケジュールに注目しておく必要がありますね。
ちなみに2016年の第28回大会は4月17日に行われます。20歳以上の男女なら誰でも参加することができ、参加料は1700円です。小さい頃メンコに「燃えた」というあなた、是非申し込んでみてはいかがでしょうか?
7.陸別のおすすめホテル
宿泊研修施設 オーロラハウス
道の駅「オーロラタウン93りくべつ」の2階にある宿泊施設です。「研修施設」という名称ですが、関係者でなければ利用できないということはありません。ビジネスホテルのような感覚で出張などの際に利用する方もおられるようです。無線LANもありますので、ネットも可能です。この施設の魅力は美味しい食事!一枚板の長机で他の宿泊客と一緒にわいわいいただく食事は素朴ながら、地元の食材を使ったほっとするメニューです。メニューはその日によって変わりますので、何がでてくるかお楽しみです。
ここにはコインランドリーもありますので、長期滞在も可能です。また、お部屋にバス・トイレがついていますので、快適な滞在を楽しむことができます。ただ、冷蔵庫はないので、食材を買って保存しておくことはできません。もっとも、陸別の寒さですから、数日は常温でも大丈夫だと思いますが・・・
■ 基本情報
- ・名称: オーロラハウス
- ・住所:北海道足寄郡陸別町字陸別原野基線69番地1
- ・アクセス: 道の駅「オーロラタウン93りくべつ」の2階
- ・営業時間: チェックイン14:00~、チェックアウト ~10:00
- ・電話番号: 0156-27-3993
- ・料金:一泊二食 シングル6,700円、ツイン6,500円(小人5,000円)
- ・オススメの時期: 2月
- ・公式サイトURL: https://www.rikubetsu.jp/kanko/shukuhaku/aurora_house/shisetu/
銀河の森コテージ村
陸別というと天文ファンにとっては有名で、美しい星空が見える町として知られています。この「銀河の森コテージ村」からは天文台まで歩いて10分というアクセスの良さ。陸別で星を見たいと思っている方にとってはベストな宿泊先といえるでしょう。施設の中には残念ながら温泉はありません(お風呂はもちろんあります)が、サウナはありますので、冷えた体をしっかりと温めることができます。また、バーベキューが出来るスポットもあるため、友人たちと、また家族で楽しむのも良いかもしれません。
中は地元のカラマツ材を使用した正真正銘のログハウスで、木の香りがしてリラックスできるはずです。ベッドルームも広くゆっくりとくつろぐことができるでしょう。夜、コテージの中で自然の静けさに耳をすましていると、自分が日常から遠く離れたところにいるんだな、という実感が湧いてきます。
■ 基本情報
- ・名称: 銀河の森コテージ村
- ・住所: 北海道足寄郡陸別町宇遠別
- ・アクセス: 自家用車で帯広から2時間、女満別空港から車で1時間
- ・営業時間:チェックイン13:00~ チェックアウト ~10:00
- ・電話番号:0156-27-4040
- ・料金: 6人用コテージ 合計16,666円~ 10人用コテージ 合計27,777円~
- ・オススメの時期: 冬
- ・公式サイトURL: https://www.rikubetsu.jp/kanko/shukuhaku/cottage/
陸別の魅力、伝わってきましたか?様々な観光施設やイベントが目白押しですが、この町の最大の魅力は自然という観光資源をフル活用し、たくましく生きる「人びと」といえるのかもしれません。とても人口3,000人に満たない町とは思えません。きっとエネルギーをもらえるはずですよ。