日本三名橋の１つ！山口にある「錦帯橋」について

本州の最西端、山口県には萩の城下町や松下村塾、山口市の瑠璃光寺五重塔など歴史的建造物が多くありますがなかでも日本三名橋の１つ錦帯橋は先人の知恵を感じられる名勝です。山口県岩国市にある錦帯橋の魅力を紹介しますので訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

1.錦帯橋とは？

錦帯橋は木造の五連アーチ橋で岩国城と城下町をつなぐために岩国市の錦川に架けられた橋です。岩国藩3代領主吉川広嘉が洪水による橋の流失を避けるために杭州の西湖にある6連のアーチ橋を参考にし児玉九郎右衛門の設計で完成しました。

1673年（延宝元年）に完成後、翌年洪水で流失しましたが改良し再建されてから250年以上、洪水に耐え、流出することなく現在も当時の姿を保っています。歴代の大工に技術が継承され定期的な架け替え工事がアーチ橋は約20年、桁橋は約40年、橋板や高欄は約15年ごとに江戸時代から続き歴史をかんじさせる美しい姿を残していますよ。

2.錦帯橋の魅力は？

錦帯橋は山あいの静かな清流 錦川に架かり、緑と川と古くから保存された五連アーチの景観は情緒があり癒される場所です。8月初旬から1月下旬には夜にライトアップが行われ水面に浮かぶ錦帯橋は幻想的ですよ。

桜の名所としても知られ日本さくら名所100選に選ばれています。夏には鵜飼いが行われ鵜飼い遊覧船で鑑賞することもでき、秋には紅葉と四季を通じて楽しむことができるおすすめスポットですよ。錦帯橋を渡った先の吉香公園には旧家も保存され時代に思いをはせることができるでしょう。
夜の錦帯橋はまた違った佇まいでおすすめですよ。

3.見どころ・お勧めポイントは？

白蛇横山観覧施設

シロヘビは古くから岩国に生息しており大人しい性質で住みつけば吉兆とされ商売繁盛、開運の守り神様と愛される存在です。国の天然記念物にも指定され「岩国のシロヘビ」は保護、保存され白蛇観覧施設では繁殖や保護を官民一体で行っています。

吉香公園内の白蛇横山観覧所では生きたシロヘビが観覧でき白く清楚な姿は何か良いことがありそうな予感を感じさせてくれますよ。近隣には岩国白蛇神社があり、金運・商売繁盛・健康長寿の神様として参拝者が多く訪れています。
岩国白蛇神社の設計は東京スカイツリーのデザイン監修もおこなった岩国市名誉市民の澄川喜一先生です。錦帯橋から少し足を延ばして訪れてみてはいかがですか？

吉香公園（きっこうこうえん）

錦帯橋を城山側に渡ってすぐのところにある吉香公園は錦帯橋とともにさくらの名所100選に選ばれており桜だけでなく菖蒲やボタンなど四季折々の花が楽しめる公園です。中央にある大噴水は吉香公園の名物スポットで憩いの場所となっていますよ。

公園内には重要文化財の旧目加田家住宅など武家屋敷が残っており見学することが可能です。錦帯橋を造った岩国藩3代領主吉川広嘉公の銅像も建てられており知将を身近に感じることができますよ。

江戸中期の中流武家屋敷、旧目加田家は保存状態もよく当時をよくうかがえます。

ソフトクリーム

錦帯橋を渡った吉香公園近くにあるソフトクリーム屋さん「むさし」はその種類なんと100種類！なかにはお茶漬けソフトやかずのこソフトなどの変わり種もあり一度は挑戦してみたいラインナップもありますよ。
メディアで紹介されたことのある錦帯橋名物のソフトクリーム屋さんはお土産話のネタにはもってこいです。

向かいの「佐々木屋小次郎商店」では正統派ソフトクリームが食べることができ種類は約30種類、むさしとこじろうどちらを選びますか？

佐々木屋小次郎商店は9月～4月限定の手作りの岩国れんこんチップスも人気ですよ。

4.訪問者の口コミ情報は？

日中と夜どちらの錦帯橋も趣がありますよ。

5.基本情報と地図

地図はこちら

 
素材提供：トリップアドバイザー