m-louis .®
東日本大震災のモニュメント「Sun Child(サン・チャイルド)」を知っていますか?大阪府の阪急電鉄南茨木駅前のロータリーにある巨大なモニュメントです。現代美術家の茨木市出身のヤノベケンジ氏が作ったものです。復興への希望と勇気を与えるモニュメントとして制作されました。1.モニュメント「Sun Child(サン・チャイルド)」とは?
「いつか来る、来なければならない未来のイメージを多くの人と共有するためのモニュメント」「『人類が立ち向かう問題に正面から向き合うぞ』と、世界に伝えるために立っているのだ」とヤノベケンジ氏は語っています。
2. この像が示すもの・・・
震災後一年のインタビューでヤノベケンジ氏は「こんなことが起こってしまったら、皮肉も批評も警鐘も無意味。必要なのは、次の世界を作るための、困難を生き抜くための勇気じゃないでしょうか」と語っています。巨大な子どもの像を造ることで、未来へ立ち向かう姿を力強くアピールしたかったのではないでしょうか。現在、この像は阪急南茨木駅前に恒久保存されることが決まり、巨大なだけに多くの人の目に留まっています。
3.モニュメント像設置への道
始まりは、大阪府茨木市の彫刻設置事業!
大阪府茨木市の彫刻設置事業では、毎年、より多くの人が集い、文化に親しめる憩いの場をつくることを目指して、野外彫刻を設置してきました。彫刻を設置することによって、市民の創作活動への意欲を活性化し、一層の文化振興を目指したものです。その中の平成23年度設置作品として、3月11日の震災から立ち上がるモニュメントが造られたのです。
茨木駅前に永久保存が決定したこと・・・
設置にあたって、この希望のモニュメントが立つことを茨木の住民の人々は、街のギャラリーに「ミニ・サンチャイルド」30体を大集合させるなど様々なイベントを街で行ったそうです。 サン・チャイルド原画や誕生ストーリーなども展示したそうです。
大阪府茨木市のこの地でモニュメントが建ってから・・・
駅前にあり、巨大なだけにこのモニュメントは何だろうという注目が集まっています。「サンチャイルド」という名前は、考えるに太陽の子、希望の子と言う意味だと思います。太陽を抱え、希望を持って前を、上を見上げている、それも巨大な子どもという、子どもこそ力になっていくものという願いを込めているのだと思います。
4.口コミ
http://atamatote.blog119.fc2.com/blog-entry-666.html
http://atamatote.blog119.fc2.com/blog-entry-666.html
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: モニュメント「サンチャイルド」
- ・住所: 大阪府茨木市阪急南茨木駅前ロータリー
- ・公式サイトURL: http://settsu.goguynet.jp/2014/10/07/sunchild/
この像が大阪にあることで、被災地への思いが薄れることは少し減るのかもしれません。そして、子どもたちへの未来に託す思いはどこにあって同じで、それを願っているというという象徴なのかもしれません。