日本一のレモンの産地、広島のレモンを使ったお土産のレモン度は？

広島は日本一のレモン県。甘酸っぱい瀬戸内広島レモンのお土産をご紹介します。

こんにちは。おみやげーと居候メンバー、アゲハ蝶の使者です。
今、レモンといえば、AKB48・NMB48市川美織さんの「フレッシュレモンになりたいの～」……ではなくて、瀬戸内広島レモンです。

広島県は全国一のレモン生産県で51%(平成22年農林水産省データ)のシェアを誇っています。輸入レモンに対抗すべく、安全・安心に気を配り、それを求める消費者ニーズがマッチ。右肩あがりで生産量を増やしています。

お土産として、すっかり広島名物となった瀬戸内広島レモン。今回は、その甘酸っぱいお土産を紹介します。

藤い屋『淡雪花(あわせつか)』

藤い屋さんは、もみじ饅頭の老舗ですが、そのイメージを変える一品です。

もう、名前だけでフワッとした柔らかさと上品さが伝わってきます。また、レモンといえば、黄色を全面に押し出した暖かいイメージになりますが、あえて真っ白な冬の雪をモチーフ。パッケージも高級感満載で、お土産としてはかなり広範囲の目的で使えそうです。

以前、この「おみやげーと」でも取材させていただきました、世界にも通用する究極のお土産品評会にもノミネートされていました。

さて肝心のお味ですが、まるで朝日に照らされた新雪のような食感で、最初に表面がシャリっときて、フワッとマシュマロがとけるのを感じた後、レモンの香りと酸っぱさがいきなりやってきます。この急激な変化が口の中で味の融合に変わっていき、レモンが持つ味わいを存分に堪能できます。

平安堂梅坪『安芸れもん』

広島を代表する和菓子メーカー平安堂梅坪さんが作るレモン味はどんな味なのか、興味津々です。

かわいい個装の色使いがレモンの新鮮さをイメージさせます。これはレモン風味満載かと思いきや、白餡のしっとり生地にメインのミルク味、その中にほんのり香るレモンフレーバーと控えめな酸味。白餡のさわやかミルク饅頭といったところでしょうか。広島湯来町産ミルクジャムと瀬戸内レモンを使用しているそうで、広島の海と山のスペシャルコラボです。もう1つ食べちゃおうかな～。

瀬戸田檸檬菓子工房 パティスリーオクモト『瀬戸田レモンケーキ 島ごころ』

しっとりとしたきめ細かなスポンジに、ところどころ顔をのぞかせる細かなレモンジャム。

ほどよい甘さの中に、レモンの味と香りが海風に乗ってやってくるようです。レモンジャムも苦味が全くなく、レモン本来の味が存分に楽しめます。

個装の帯のレモンの絵は、シェフ自ら描かれたそうです。そんな心のこもった「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」の生産工程は、瀬戸田檸檬菓子工房 パティスリーオクモトさんのホームページでみることが出来ます。

よしの味噌株式会社『広島れもん鍋のもと』

広島新名物れもん鍋???

今回初体験を実現させてくれたのは、よしの味噌の「れもん鍋のもと」。しお麹をベースにレモン果汁を加えたもので、想像しただけでも唾液がわいてきます。

どうせなら広島づくしということで、広島牡蠣と豚肉をメインに野菜ふんだんに盛り込んで頂いてみました。

出汁のきいたしお麹の甘味とレモン果汁の酸っぱさがとてもいい感じで、スープもグイグイ飲めちゃいます。ビタミンCもたっぷりで、女性なら肌美人……になるかも。レモンの輪切りを入れてもいいそうです。

れもん鍋、あなたも是非お試しあれ。

濱岡酒造株式会社『因島のはっさくゼリー』

最後の1品は、はっさくゼリーです。

あれ？レモンしばりじゃなかったの？とあちこちから突っ込みが入りそうですが、なぜか私はレモンだと勘違いして買ってしまいました。きっとパッケージのキャラクター“はっさくボーイ”が買ってくれ～と念を送っていたのだと思います。

でも買って大正解！ゼリーに優しく包み込まれた八朔の果肉の歯ごたえが、まるで今収穫したかのようなしっかりとした感触。それに加え柑橘系特有のみずみずしさまであふれています。ゼリーとの相性も抜群です。ありがとう“はっさくボーイ”！！


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提供：おみやげーと