北陸地方の一大都市・金沢。古都金沢には由緒ある神社仏閣が数多くあります。今回はその中でも神前結婚式を挙げられる神社や、さまざまな祈願に対応できる神社を集めてみました。旅先の神社で結婚式を見たい方は、ぜひご覧くださいね。
金澤神社は金沢一の観光スポット兼六園の一角にあります。この神社はかつて加賀藩藩校の鎮守社で、ご祭神は加賀百万石前田家の先祖にあたる菅原道真公です。そのことから金澤神社は合格祈願や学業成就に霊験あらたかと言われ、毎年受験シーズンになると、大勢の受験生の姿を見ることができます。
この金澤神社では神前結婚式を挙げることができます。厳かな雰囲気が漂う国指定の有形保存文化財に指定されている御社殿での挙式は、生涯忘れることができない思い出になりそうですね。初宮詣でや七五三詣でももちろんできます。
相殿にお祀りされている白蛇竜神は、金運や災難除けの神として人気です。白蛇さんをかたどったお守りも授与されているのでぜひどうぞ♪ お水取りやお砂取りもできるのが嬉しいですね。
この尾山神社は平成10年(1998年)には正室お松の方も合祀されたことからか、神前結婚式も盛んに執り行われているようです。春には梅や桜が咲き、秋の紅葉シーズンや冬の雪景色など、一年を通して風情溢れる尾山神社での挙式は想い出深いものになりますね。
尾山神社の神門は明治8年(1875年)に完成した3階建の擬洋風建築です。最上階の3階部分には色ガラスが嵌め込まれ、かつては灯台の役目をしていたとのこと。現在でも夕暮れ時など、ちょうど光が差し込んだ時には、鮮やかな色ガラスを楽しむことができます。
名勝・兼六園のそばにある石川護国神社は、石川県下における護国の英霊をお祀りしています。愛する人たちを護るために亡くなった尊い命。それら英霊との関係から『家族愛で結ばれる社』とも呼ばれています。
戦闘機や戦車などが描かれた絵馬が、護国神社の歴史を物語ってくれますね。
毎年7月14日から16日までのお盆3日間に開催される「万灯みたままつり」では、境内に幾千もの行灯(あんどん)が灯りとても幻想的です。この日に石川護国神社特製の「愛叶う思い入れの願掛け」をすると、恋が叶う可能性が高くなるかも!? もちろん結婚式も挙げられます。
兼六園はもちろん、金沢21世紀美術館や石川近代文学館、石川県立歴史博物館などへも近く、周囲に豊かな自然が息づく石川護国神社。春には桜の、また秋には紅葉のトンネルも楽しむことができる、参拝ルート(広坂通りから能楽堂へ通じている坂道)も大人気ですよ。
金沢駅から徒歩約6分のところに金沢五社の1つ・安江八幡宮はあります。境内には安江八幡宮のほか、石川県で唯一の水天宮も合わせてお祀りしています。水と子どもを守護する水天宮では、安産・子授け・子育てにご利益があるとされ、お守りが3種類入っている金沢水天宮の安産お守りは特に人気が高いです。
この安江八幡宮の境内では、起き上がりの姿も見られます。実はここ安江八幡宮は起き上がり発祥の地。厄除けや病気平癒のほか、転んでも起き上がる性質から社業繁栄や商売繁盛にご利益があると言われています。金沢で人気のご当地マスコットキャラクター「ひゃくまんさん」は、起き上がりがモデルなんですよ。
金沢駅から近いので、旅行の際などで帰りの列車時刻までに余裕がある時など気軽に参拝できそうですね。神前結婚式場としても有名なので、吉日に参拝すると花嫁行列が見られるかも。
大野湊神社は金沢駅から北西方向へ約6キロ、海辺からも近い場所にあります。歴史は古く奈良時代に創祀された延喜式の神社です。現在地には鎌倉時代に遷座され、その後、織豊時代に後の加賀藩祖前田利家公が任国された際に、社領を寄進し社殿を再興しました。以来、加賀藩主前田家の崇敬が篤かった神社です。
お祀りされている3柱の主祭神のうち1柱は記紀に登場する猿田彦大神で、『導きの神』とも呼ばれています。このことから悩み事や迷い事が生じた時に、正しい道を示してくれるとのこと。そのほかにも家内安全・交通安全・旅行安全や神棚清祓などにご利益があるそうです。
毎年5月15日には江戸時代初期から続く歴史ある神事能も行われます。厳かで幽玄な雰囲気の中、神事能の鑑賞も素敵ですね。大野湊神社の周辺には大野湊緑地公園や、江戸時代末期に北前船で財を築いた銭屋五兵衛の記念館などがあります。金沢市内から足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
宇多須神社は金沢の観光スポットの1つ・東山ひがし茶屋街からほど近い場所にあります。加賀前田藩の2代藩主利長公が、父である藩祖利家公の没後に卯辰八幡宮としてお祀りしました。明治時代になり尾山神社が建立されるまでは、前田利家公は宇多須神社にお祀りされていたんですね。
この宇多須神社での挙式は『金沢城下町和婚式』と呼ばれ、密かに人気となっています。その人気の秘密は、ひがし茶屋街での花嫁道中! まず宇多須神社で支度をし神前式の後に、ひがし茶屋街を花嫁道中で歩きます。石畳が敷かれ風情を感じるひがし茶屋街での花嫁道中は、心に残るものとなるでしょう。
ひがし茶屋街は街並み散策はもちろん、金箔工芸品を扱う店舗や甘味処などが多くある金沢の観光スポット。散策の合間に参拝できそうですね。
歴史と文化あふれる古都金沢での神前結婚式は、一生ものの想い出となるでしょう。また風水では神社で花嫁さんの姿を見ると恋愛運があがるとのこと。北陸新幹線に乗れば、都心からでも3時間かからずに到着できるようになった金沢市。思い立ったら日帰りで訪ねてみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー
1 . 金澤神社
この金澤神社では神前結婚式を挙げることができます。厳かな雰囲気が漂う国指定の有形保存文化財に指定されている御社殿での挙式は、生涯忘れることができない思い出になりそうですね。初宮詣でや七五三詣でももちろんできます。
相殿にお祀りされている白蛇竜神は、金運や災難除けの神として人気です。白蛇さんをかたどったお守りも授与されているのでぜひどうぞ♪ お水取りやお砂取りもできるのが嬉しいですね。
■ 基本情報
- ・名称:金澤神社
- ・住所:石川県金沢市兼六町1-3
- ・アクセス:【バス】◆JR金沢駅西口4番から「成巽閣前」バス停下車後、すぐ0分
- ◆JR金沢駅東口6番から「出羽町金沢医療センター」バス停下車後、徒歩約3分
- ◆兼六園シャトルバス…金沢駅東6番から「成巽閣前」バス停下車(所要時間12分)
- ◆城下まち金沢周遊…金沢駅東口3番始発8時36分から終発18時まで
- ・参拝時間:境内自由
- ・電話番号:076-261-0502
- ・拝観料: 無料
- ・公式サイトURL:http://kanazawa-jj.or.jp/
2 . 尾山神社
金沢城公園からほど近い場所にある尾山神社は、加賀藩の藩祖前田利家公をお祀りしています。商売繁盛や社運隆盛、工事安全などにご利益があるようです。境内には前田利家公の像や金の鯰尾兜の像、お松の方像が設置されています。金の鯰尾兜の像はキラキラしていてキレイですよ。この尾山神社は平成10年(1998年)には正室お松の方も合祀されたことからか、神前結婚式も盛んに執り行われているようです。春には梅や桜が咲き、秋の紅葉シーズンや冬の雪景色など、一年を通して風情溢れる尾山神社での挙式は想い出深いものになりますね。
尾山神社の神門は明治8年(1875年)に完成した3階建の擬洋風建築です。最上階の3階部分には色ガラスが嵌め込まれ、かつては灯台の役目をしていたとのこと。現在でも夕暮れ時など、ちょうど光が差し込んだ時には、鮮やかな色ガラスを楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称:尾山神社
- ・住所:石川県金沢市尾山町11-1
- ・アクセス:【バス】北鉄バス南町下車後、徒歩約3分
- 【自動車】北陸自動車道 金沢東I.Cより約20分、金沢西I.Cより約30分
- ・参拝時間:境内自由
- ・お祓い時間:9:30 〜 15:30
- ・電話番号:076-231-7210
- ・拝観料:無料 (お祓い料金は別途)
- ・公式サイトURL:http://www.oyama-jinja.or.jp/
3 . 石川護国神社
名勝・兼六園のそばにある石川護国神社は、石川県下における護国の英霊をお祀りしています。愛する人たちを護るために亡くなった尊い命。それら英霊との関係から『家族愛で結ばれる社』とも呼ばれています。
戦闘機や戦車などが描かれた絵馬が、護国神社の歴史を物語ってくれますね。
毎年7月14日から16日までのお盆3日間に開催される「万灯みたままつり」では、境内に幾千もの行灯(あんどん)が灯りとても幻想的です。この日に石川護国神社特製の「愛叶う思い入れの願掛け」をすると、恋が叶う可能性が高くなるかも!? もちろん結婚式も挙げられます。
兼六園はもちろん、金沢21世紀美術館や石川近代文学館、石川県立歴史博物館などへも近く、周囲に豊かな自然が息づく石川護国神社。春には桜の、また秋には紅葉のトンネルも楽しむことができる、参拝ルート(広坂通りから能楽堂へ通じている坂道)も大人気ですよ。
■ 基本情報
- ・名称:石川護国神社
- ・住所:石川県金沢市石引4丁目18番1号
- ・アクセス:【バス】JR金沢駅から北鉄バスで小立野方面行き乗車約20分、「出羽町」または「成巽閣前」バス停下車後、徒歩約4分
- ・参拝時間:境内自由
- ・電話番号:076-221-2110
- ・拝観料:無料
- ・公式サイトURL:http://ishikawagokoku.or.jp/
4 . 安江八幡宮・金沢水天宮
金沢駅から徒歩約6分のところに金沢五社の1つ・安江八幡宮はあります。境内には安江八幡宮のほか、石川県で唯一の水天宮も合わせてお祀りしています。水と子どもを守護する水天宮では、安産・子授け・子育てにご利益があるとされ、お守りが3種類入っている金沢水天宮の安産お守りは特に人気が高いです。
この安江八幡宮の境内では、起き上がりの姿も見られます。実はここ安江八幡宮は起き上がり発祥の地。厄除けや病気平癒のほか、転んでも起き上がる性質から社業繁栄や商売繁盛にご利益があると言われています。金沢で人気のご当地マスコットキャラクター「ひゃくまんさん」は、起き上がりがモデルなんですよ。
金沢駅から近いので、旅行の際などで帰りの列車時刻までに余裕がある時など気軽に参拝できそうですね。神前結婚式場としても有名なので、吉日に参拝すると花嫁行列が見られるかも。
■ 基本情報
- ・名称:安江八幡宮
- ・住所:石川県金沢市此花町11-27
- ・アクセス:【徒歩】JR金沢駅から約500メートル徒歩約6分
- ・営業拝時間:9:00 ~ 16:00
- ・電話番号:076-233-3688
- ・拝観料:無料
- ・駐車場 : あり
- ・公式サイトURL:http://www.yasue-hachimangu.or.jp/
5 . 大野湊神社
大野湊神社は金沢駅から北西方向へ約6キロ、海辺からも近い場所にあります。歴史は古く奈良時代に創祀された延喜式の神社です。現在地には鎌倉時代に遷座され、その後、織豊時代に後の加賀藩祖前田利家公が任国された際に、社領を寄進し社殿を再興しました。以来、加賀藩主前田家の崇敬が篤かった神社です。
お祀りされている3柱の主祭神のうち1柱は記紀に登場する猿田彦大神で、『導きの神』とも呼ばれています。このことから悩み事や迷い事が生じた時に、正しい道を示してくれるとのこと。そのほかにも家内安全・交通安全・旅行安全や神棚清祓などにご利益があるそうです。
毎年5月15日には江戸時代初期から続く歴史ある神事能も行われます。厳かで幽玄な雰囲気の中、神事能の鑑賞も素敵ですね。大野湊神社の周辺には大野湊緑地公園や、江戸時代末期に北前船で財を築いた銭屋五兵衛の記念館などがあります。金沢市内から足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称:大野湊神社
- ・住所:石川県金沢市寺中町ハ163
- ・アクセス:【バス】JR金沢駅から北陸鉄道バス 「60金石」「61大野」「63大野」方面バス乗車、「西警察署前」バス停下車後、徒歩約5分
- 【自動車】北陸自動車道 金沢西I.Cより約10分、白山I.Cより約10分
- ・参拝時間:境内自由
- ・祈祷受付時間:9:00 ~ 17:00(祭典等により時間が変更する場合あり)
- ・電話番号:076-267-0522
- ・拝観料:無料
- ・公式サイトURL:http://oonominato.or.jp/
6 . 宇多須神社
宇多須神社は金沢の観光スポットの1つ・東山ひがし茶屋街からほど近い場所にあります。加賀前田藩の2代藩主利長公が、父である藩祖利家公の没後に卯辰八幡宮としてお祀りしました。明治時代になり尾山神社が建立されるまでは、前田利家公は宇多須神社にお祀りされていたんですね。
この宇多須神社での挙式は『金沢城下町和婚式』と呼ばれ、密かに人気となっています。その人気の秘密は、ひがし茶屋街での花嫁道中! まず宇多須神社で支度をし神前式の後に、ひがし茶屋街を花嫁道中で歩きます。石畳が敷かれ風情を感じるひがし茶屋街での花嫁道中は、心に残るものとなるでしょう。
ひがし茶屋街は街並み散策はもちろん、金箔工芸品を扱う店舗や甘味処などが多くある金沢の観光スポット。散策の合間に参拝できそうですね。
■ 基本情報
- ・名称:宇多須神社
- ・住所:金沢市東山1丁目30-8
- ・アクセス: 【バス】JR金沢駅から北鉄バスに乗換え後「東山」バス停下車、徒歩
- ・拝観時間:境内自由
- ・電話番号:076-252-8826
- ・拝観料:無料
- ・駐車場 : あり
- ・参考サイトURL:http://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/search/detail.php?e7a59ee7a4be4944=324
歴史と文化あふれる古都金沢での神前結婚式は、一生ものの想い出となるでしょう。また風水では神社で花嫁さんの姿を見ると恋愛運があがるとのこと。北陸新幹線に乗れば、都心からでも3時間かからずに到着できるようになった金沢市。思い立ったら日帰りで訪ねてみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー