小野小町のお墓！京都にある「小野小町塚」について

世界三大美女の一人として、またせつない女心を詠んだ歌人として知られる小野小町。終焉の地は京都市内の他、秋田県、山口県など全国諸説ありますが、こちらの京都府井手町説の信憑性は高い！と言われているんです。

１．「小野小町塚」とは？

生まれた年も、死亡した場所も謎に包まれている小野小町。「冷泉家記」に「小町６９歳井手寺において死す」と、また「百人一首抄」に「小野小町のおはりける所は山城の井手の里なりとなん」とあるので、信憑性は高いものと思われます！

井堤寺に住まい、玉川堤を散策しながら穏やかな余生を過ごした場所。そこに自然石を積み重ねた小野小町塚はあります。

２. 周辺のおすすめ観光スポット

地蔵院（井手町）

井手町上井手地蔵院のしだれ桜。南山城平野を一望できる高台に咲く天然記念物のしだれ桜で、下から見上げる満開の桜は圧巻！ひょっとして京都随一かもしれません。

有名な八坂神社のしだれ桜よりもこの地蔵院から運んだものなのです。小野小町塚を通って地蔵院まで足をのばしてみてください。桜の時期がおすすめです♪

蛙塚

蛙塚は玉川保育園の裏側に小さな石碑として残っています。古来より井手は山吹とともに「蛙」の名所としても知られていました。小野小町など「三十六歌仙」の多くが「カワズ」を詠んでいます。

鴨長明の「無名抄」には、「井手の蛙は大きさが普通の蛙と同じくらいであるが、色は黒くさほど飛び歩かずいつも水の中にいて、夜がふけるとその泣き声は清らかで、人の心をしみじみとさせる」と記されています。耳をすましてみましょう♪

万灯呂山展望台

大峰山（標高304m）に整備した展望台。京都府景観資産に登録されています。万灯呂」の名は、雨乞神事の際に大峰へたいまつ行列が行われたことに由来するそうです。

京都タワーや五山の送り火なとを始め、奈良方面も見渡すことができ、夜景スポットとしても人気です。他の夜景スポットにはなかなかないですが、芝生に座ったまま夜景がみれちゃいます♪

３．周辺のおすすめグルメスポット

小六庵

国道307号沿いにあるお店。うどんも洋食も美味しい！と人気です。お昼時には駐車場は何時でもいっぱいになってしまいます。

エビフライ定食にも小うどんがついてきます！セットの小うどんは手打ち麺というところも嬉しいですね。セットメニューがおすすめです。

レストラン庵樹

城陽市と井手町境界の青谷川沿いにある、フランス国旗を掲げた一軒家レストラン。名門ホテルで一流を極めたシェフが用意するのは、会話が弾む美味しさと驚きのあるコース料理！

壁一面の窓の向こうには、四季の移ろいを感じさせる絶景が。自然に囲まれた場所でフレンチランチ♪ランチは2～3週間に一度変わります。旬の食材で手間と時間をかけたこだわりの味をいただきましょう。

ベーカリー & ジェラート moco

2014年5月にオープンのベーカリーとジェラート。JR奈良線長池駅から徒歩で3分程度のところにあります。

さまざまな種類の小麦からベストなブレンドを追求したパンが30～40種ほど並びます。ジェラートも、地元のお茶屋さんの挽きたて抹茶や青谷のブランド梅・城州白など素材を厳選。行列ができる人気店です♪

４．詳細

絶世の美女で、仁明天皇の時代に宮廷に仕えていたこと以外はよく分かっていない謎に包まれた小野小町。終焉の地、気になりますね〜。